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2015年8月10日(月) 週明け月曜日、苦手なお城へ報告と研修会に

●週明け、相変わらず暑いです。とりあえず晴れたら自転車通勤。暑いです。それでも先週よりはましかなl。
●午前中はジムっす。午後からはお城へ登城のため、格好もそれなりに。あそこへは完全防備で行かないとヤバいので。酸素が薄いんだよなぁ。それでネクタイを絞めていたら、部のみんなに突っ込まれました、何で暑いのにそんな恰好で行くんだ?と。それは、武装してかないと倒れてしまうからです。
●先週のゴタゴタ関連で上部組織に報告事項を済ませて、その後はGI研修会。地理的表示、という事についてです。しかし、研修会を受けていていつも思うのは、皆分からない事を聞かなくていいんだなぁ、と。自分は分からないと聞かずにはいられない。逆に何で聞かずに済ませられるのだろう、と思う。多分、皆、頭がイイので分かっているんだなぁ。毎年理解能力低下しているし、ヤバいなぁ、本当に。とはいえ、質問を重ねて進行に迷惑を掛ける。誠に申し訳ございません<(_ _)>。
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□何がどうこう、というレベルにまで至っていない理解の自分。人に説明できない、という時点でダメだね。
●先日の関東ブロックの審査結果表をもらった。清水出品茶、S声園の採点内訳は「外観30[30]」「水色28[30]」「香気66[70]」「滋味67[70]」の合計191。順位は8位。銅賞。
●毎年、川根でやってきたように、審査結果の点数表から審査のシミュレーションを行い、審査での狙いを明らかにしてみる。それを審査結果考察として文章として以下のようにまとめる。結果分析と考察部分を掲載。あくまで、お茶を見ている訳ではないので、個人的な妄想でありますが。
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2 審査結果分析
  審査は、外観、水色、香気、滋味の順番で行われた。
(1) 外観
 満点30点に10出品。内訳は、埼玉6点、静岡4点(春野町2点、富士1点、清水1点)。29点に4出品。内訳は埼玉2点、静岡2点(天竜1点、富士1点)。28点に3出品。内訳は埼玉1点、静岡2点(島田川根1点、森町1点)。
 外観は、指摘事項のほめ言葉で出ているように、細よれ、つやを評価した可能性が高い。尺の判断は難しいが、尺があり茎尻つぶれ等で大きく見えるものは下げられた可能性が高い。外観上位14点のうち8点が埼玉である事、富士、春野、天竜の傾向をを考えれば、色沢は濃緑系であると判断される。
(2) 水色
 満点30点に6出品、内訳は埼玉5点、春野1点、どれも外観満点。29点に4出品、内訳は埼玉2点、富士1点、島田川根1点。28点に2出品。埼玉1点、清水1点。水色については赤み等の欠点が見えない事が前提。外観点から-3点以上の水色点の場合は、この欠点の可能性が高い。一方で、埼玉系は調整できっちりと抜き20号篩下調整を行い、青透明な水色を狙う。これとの違いが見えるもの(例えば、黄緑色等)は、外された(-2点レベル)可能性が高いと考える。
(3) 香気
 満点70点に3出品、内訳は埼玉3点。69点に2出品、埼玉1点、春野1点。68点に2出品、埼玉1点、富士1点。67点に4出品、埼玉3点、春野1点。66点に2出品、清水1点、島田川根1点。基本、外観-水色満点の中からどう選ぶかのため、その6点(内訳埼玉5点、春野1点)の傾向をみれば、明らかに欠点があるものと異質なもの(埼玉と傾向が違う。ここでいう傾向は、火香をbaseとした調整)を除いた形となっている。一方で、外観点との差異が-4点以上のお茶は火香をbaseとしない本当の新鮮香(あるいはみる芽香)を所有していたか、逆に火香が強すぎる、あるいは葉傷み等の本当の欠点を所有していた可能性が推察される。
(4) 滋味
 満点70点が1出品(埼玉)。69点1出品(埼玉)、68点1出品(埼玉)、67点1出品(清水)、66点1出品(埼玉)、65点2出品(春野、富士)、64点2出品(埼玉)、63点1出品(天竜)、62点3出品(埼玉、島田川根、富士)。
  上位3点については、外観-水色-香気満点の中での順位づけのための点数固めであり、その中での評価。それ以外のものについては、埼玉出品でも大きく点を落としており、直接的な滋味評価であった事が伺える。一方で、外観満点30点(6出品)が合計194-191点を構成しており、外観29点以上(6出品)が合計186-182点(1出品外観28点あり)を構成する事から、そこをベースとした、それぞれのグループ内での動かしの範疇での評価だったと考えられる。
3 考察
 外観点は基本、拝見盆における揃いを前提に「細よれ」「つや」「濃緑」がポイントとなったと考えられる。尺の扱いは難しいが、盆を一見した中で大きいと感じさせない点が重要であると思われる(茎尻つぶれ等により尺はあるが比較において大きく見えてしまう等)。そのような中で、清水出品茶が外観満点にいた意味は大きい。
 水色については、基本埼玉県開催の場合のキーとなる項目である。平成21年度の全品でもそうだったが、埼玉は明らかに自分達の水色点が上がり、他県が落ちる形の仕上げ調整を行っている。水色は見えてしまうもののため、欠点が出ない形を追求する事となり、埼玉の出品茶は、20号篩下のジン、粉、浮葉等の扱いが徹底したものとなっている、と判断している(極端な話をすれば、それをほぼ入れない、あるいは25号で抜き直した上で、風選処理をキチッと行う等[推察])。それにより、濁りのない、茶碗底の沈さも目立たないものとなり、比較において差が浮き彫りとなる。また、その結果として、どうしても黄緑色の水色ではなく、青透明系となるが、多勢において見れば、そちらが優位になると判断される。
 香気については、基本、外観-水色満点組みからの流れがあるため、それの傾向に場が支配される。その結果として、埼玉系の火香のあるお茶を拾うのが前提で、逆に本来的な新鮮香等がある場合は、青臭み等の欠点評価につながる可能性が高い。特に近年の普通煎茶の品評会でも、かぶせ香及び火香主流となり、それが前提の審査が行われており、逆に新鮮香等が見られる場合は、全体傾向に対して「異質」という評価を受ける可能性が高い。そんな意味で、どうしても外観-水色満点グループにおける占有率を高めて香気審査を受ける取り組みが必要となる。
 滋味については、既に外観-水色-香気満点の流れで上位3出品による順位付けと、それ以下の出品茶とは見方が異なる。それ以下については、別にガチンコでもかまわないのだが、内質評価の審査順番が外観順位で茶碗が並び、トップ3を除いた外観点30点の第2グループ、それ以下で外観点29点以上の第3グループ、のそれぞれのグループ内で審査員における動かし範疇での結果と判断される(水色、香気という審査の流れの中で明らかな欠点が確認されたものは、それから逸脱する形の評価となるが)。そのような意味で、清水出品茶が滋味で高い評価を受けた点は考察に値する。
 関ブロの審査傾向は今後も大きく変わらないと判断される中で、今回の結果を受けて来年度以降の中で対応すべき点は何かといえば、以下のような点が考えられる。
①【外観】満点につながる外観濃緑のための被覆処理(被覆日数等)の確保と16号篩上が20%以内に収まる細よれのお茶づくり。16号篩下の茎尻が扁平にならない製造。
②【水色】水色沈さにおいて、悪さをしないレベルまでの、20号篩下のジン、粉、浮葉の扱い。出品量目ギリギリのラインを考慮しながら、これを精査(風選や簸出箕による対応)する処理。
③【香気】青臭みにならない蒸し処理と調整火入れにおける火香の見極め。
④【滋味】近年、一番茶生育期における低温や少雨等による施肥効果低下等の可能性がみられている。このため、味わいのあるお茶づくりに向けて、必要であれば、かん水や液肥施用等も含めた取り組みが必要。
 以上の取り組みで現在よりどの程度加点が可能となるのかを検証する必要がある。一方で、開催県が埼玉か静岡かにより、県毎の出品点数が異なるため、その中での占有率傾向を踏まえた対応も求められる。
 また清水として出品点数を増やす事で、場における審査傾向に対して影響力を持つ事になる事も今後の中では検討をする必要があると考える。
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●毎年、審査結果表(審査点数表)を見ながら、こんな妄想解析を行っている。実際の審査に参加している訳ではないので、完全な妄想の中における審査シミュレーションなのだが、その後に行った入札会等でお茶を確認させてもらうと、大きく外れる事はほぼない。自分が審査員としてこの点数をつける場合、そのお茶をどう見ているのか、というのが考える上でのポイントなるのだが。技術的な手法はごく当たり前の事で、それをキッチリできるベースの生葉の確保、そして適正な製造が前提となる。その上で、上位を争うお茶の中で抜き出るための考え方、という事になるのだが。本来は、このような小手先ではなく、審査員誰もが認めざるを得ないお茶が出来ればいいのだが。なかなか難しいものである。
●明日は事業絡みで井川の現地茶園確認。暑さ負けしないようにしないと。
●今日の一冊。伊吹有喜[著]『四十九日のレシピ』【2011年,㈱ポプラ社,\600+税】。先の「BAR追分」が良かったので戻ってみたのですが。比較でみてしまうので、今ひとつ。逆の順番だったら満足していたかな。でも、そうしたら手に取らなかったかもしれない。難しいです。好みは千差万別。でも、知る順番というのも大事だと思います。
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[ 2015/08/10 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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