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2015年6月7日(日) 「香駿」というお茶について、思う

●「香駿」(こうしゅん、と読みます)という静岡県奨励品種のお茶があります。「かなやみどり×くらさわ」の子供。香りに特徴があり、お茶自体は青く細ヨレになります。味は、・・・、まぁ、味だけで考えれば大したことないです。邪魔はしません。そう、香味はいいんです。
●川根にいた時分、釜炒りで特徴がでるのではないか、と色々と試行錯誤をしました。全国茶品評会にも何度か出品し、最高位12位という成績も(釜炒り茶産地の、九州佐賀・熊本・宮崎を向こうに回しての徒手空拳、それで全国の12位ですから本当は凄いことなんです。しかも、香駿で。ちなみ、その際一緒に出した藪北は8位でした)。つくっていて楽しいし、やはり独特の香りが香味となって飲んでいても面白かったりするのですが。
●そんな「香駿」で、釜炒り製造の最後を水乾機でなく、精揉機使ったらどうなるか、と試してみたお茶があります。作った時は、何とも締まりが悪く、イメージ的にも今二つ位の感じだったのですが、サンプルで手元に残っていたお茶を開封してみたら、そんなに悪い訳ではない。その上で、3g程を水出し⇒お湯出しでのんびりと飲んでみると、最後まで何杯も楽しめてしまう。一昨日も「香駿」への喰いつきをみているので、やはり、このお茶は良いモノをつくろう、違うモノをつくろう、という意志があれば、面白いものになるんだろうなぁ、と思いました。思った以上に楽しく飲める、つくった時には「釜伸び茶」等と名付けてみたりもしましたが、反応も悪く、結局、お蔵入りとなっています。地名の冷蔵庫に14号抜きしたお茶が大海に窒素詰めて入っているんだなぁ。処分されてない事を祈るばかりです。
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□釜伸び茶。普通のヨレ系の煎茶に見えますが、一口目の香味から異なります。冷水で煎を重ねてから、お湯を熱くしていきましたが、温度が上がると香駿らしい香気が発って、またそれが楽しかったりするのですが。製造上で考えると効率の良いお茶ではありませんが、効率の良いお茶が売れない時代なので、あえて、効率が悪いモノをつくる心意気が必要なのでは、と最近思う次第です。手間を掛けよう。
●製造に関しては、やはり揉み切れなかった悔いが残っているので、釜伸び茶、キッチリと揉む事をどこかでやってみたいなぁ、と思っています。やはり中揉大事。
●釜炒り茶は全国茶品評会出品用に特化して、川根本町では製造していました。萎凋系は次のステップで考えて色々と試作はしていましたが、このように商品化して売っているのは、全品出品茶だけ。香駿釜り茶は飲んで頂くと評判が高くて、最近ではグラス飲み何かでも活躍してもらっていました。TACHIKAMA(立ち釜)等と命名して、贅沢飲みしてもらったりしましたが。当たり前に生葉がいいものなので、美味しいお茶になるのは必然。釜炒りも早めに飲んでしまおう。
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□平成25年度製(写真左)と平成26年度製(写真右)の販売用缶入り釜炒り茶。H25は単缶、H26は「やぶきた」&「香駿」詰め合わせ缶となっています。
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□ミル芽です。当たり前ですが16号抜き。品評会出品煎茶と変わらない仕上げ調整していますから。
●さて、そのお茶をやはり、のんびりと「大人のたけのこの里」と一緒に食べてみました。良いお茶をのんびり飲むのは本当に幸せ。でも、トイレが近くなるのは煎を重ね過ぎるから、なんでしょうか。
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□香駿釜炒り茶、氷水出し。そして、最後はお湯出しで〆ました。いつまでも美味しいお茶です。
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□何が大人なのか、よく分からなかったが、多分甘すぎない、という事なのだろう。甘いのが好きな大人も多いと思うが。
●今日も一日考えない時間。でも、朝から掃除をしたり、久々に図書館行ったり、生協で買い物したり。岩手のお米の宣伝販売をやっていて、買ったら、エコバッグとサランラップをもらった。値段も3割引き位のようです。借りた本を読み倒すなり。
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□自分で買わないだろう、という本を借りる。だから図書館面白い。
●通勤電車の中で見かけていた「青磁展」のチラシが図書館にあったのでもらってきてしまった。結構いい紙を使っている。行きたいなぁ。
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□本物は本物だと思う。やはり、本物をつくるしかないのだろう。
●今日の一冊。赤倉克祐[著]『世界はこうしてだまされた≪さらばUFO神話≫』【1994年,㈱悠飛社,\1,000税込】。人はだまされたいんだなぁ、と思う。でも真実も知りたい。こんな本を読んで楽しめるのだからいいや。
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[ 2015/06/07 ] 一般 | TB(0) | CM(0)

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