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2015年5月24日(日) ボルドーワインとカリフォルニアワイン

●最近、靴選択店(シューズセレクトshop、を日本語で書いてみました)「クアズィー」(quasi、をカタカナで書いてみました)のO田代表と話をした際、「川根茶はボルドーだね」というような事の語りに対して、今やっている液肥茶は「技術構築のカリフォルニアワインのつもり」等と発言をしてみました。個人的に、このお茶でには過去に自身が土壌肥料や品評会製造で培った技術を注ぎ込んで「細ヨレ尺ありの美しい形状にアミノ酸のトロミ甘味を熱湯出しでも味わえるお茶」という定義につなげていきたいと現時点では思っています。で、おそらく、そのレベルのお茶をつくれるだろうな、という手応えもあって。ただ、そのお茶が現在の消費者や茶商に受け入れられるか、というのは全くの別問題で、昨日書いたように、飲み方、あるいは評価の仕方から根本的に考え直さなくてはいけないお茶なのでは、と思っている位で。
●結局、産地として生産環境が整っているボルドーの川根茶には、素では勝てないのは明白。それなら、それと真逆、あるいは方向性、ベクトルの異なるお茶を創り出していくしかないだろう、と思う訳で。
●二番茶で仕込んでいるものの結果を含めて、来年に向けた戦略を構築していこう。しかし、共感してもらえる仲間が欲しい、生産家でも茶商さんでも。
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□ハサミ摘みだろうと、きっちりとお茶を揉む思考があれば、細ヨレ尺ありのお茶になる。多分、お茶は揉んでいいのだろう。それだけの力を持ったお茶ならば。そして思うのは、揉み込めるなら、いつまでも揉み込めるなら、揉んでしまっていいのでは、と考えている自分がいる事。その時点で、揉んでいるお茶が何であるのか(ばらつきの分布において、揉んでいる部分のグルーピングを妄想)、それを明確にする必要はあると思っているが。
●揉むに関しては、今年、清水のH好園で色々と試行させてもらえた。製茶機械は旧式ながら、インバーターによる風量・回転制御により、無段階制御が可能。特に回転に対しては、次の次元へ行けそうな感覚を持っている。それを試行させて頂いたお茶がH好園のFBでアップされていたので掲載(J君、写真拝借します)。もちろん、既に仕上がったお茶で、全てがその製法でつくったものではないが、私も関わったホイロにその思考・試行がブレンドされているお茶である。
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□H好園謹製、カブセ茶「つきすみ」、品種おくゆたか。H好園FBページより写真画像をDLさせて頂きました<(_ _)>。
●そして、結局、雑味のない味わいを追求するのなら、形のキッチリしたお茶をつくるしかないのでは、と考える訳で。どれだけ無駄に出物(粉・頭)を出さないお茶をつくるのか、そのためには、やはり、やさしく揉んであげるという視点がはずせないのでは、と思い続けている訳で。今年のH好園でもそうだったし、地名農林業センターでもそうでしたが、粗揉の最後、ここまで来ればいつ出してもいい、あとは製造者のキャラクター(個性)だと言い切るまでの揉み切り、行き着き、それって、ある意味で一つのゴールであって(あくまで一つの、ですが)、その感覚が持てるなら、多分、お茶揉みで困る事ってないんだろうなぁ、と考えてしまう訳で(一方で、その後の、揉捻にしろ、中揉にしろ、精揉にしろ、どこまで、どうやって、揉んでいいのか、いつまでも悩むのですが)。最終的にはそろった一心三葉の芽でキッチリと細ヨレ、尺あり、の揉んだお茶づくりを、それが機械摘みでも徹底すること、が目標だよなぁ、と。そして揉みやすいお茶づくりのための施肥体系の構築。双方の技術があってこそ、のカリフォルニアワインづくり、だなぁ。
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□なぜ、人は究極を求めるのか。そこに無限の可能性があるから。
●修理、だとばかり思っていた自転車。取り替えで対応されていました。本日帰還。明日からまた自転車通勤復活です。
●今日の一冊。沢村浩輔[著]『夜の床屋』【2015年,㈱東京創元社,\740+税】。よくできた連作小説だと思う。一作一作の出来具合には差があるが、通期で一つの結論につながるもので、その結論には、第一話のエンドからは全く想定されない方向性である。だから、余計に面白いのであるが。謎解きミステリーなのか、ホラーなのか、ファンタジーなのか。しかし、これ以降の新作が出てないとの事(直近が2009年とか)。このまま消えてしまうのはおしい才能である。
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[ 2015/05/24 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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