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2015年5月10日(日) 今日も行きますお茶揉みに。疑問は解消するのでしょうか?

●日曜日。世間様はお休み。先月は4月なのに休み多かったな(5日も休んでしまいました。これは休日とか祭日とか、という括りではなく、お茶と関わらなかった日という意味合い)と感じていましたが、5月はまだお休みなし。ちょっと疲れもありますが、今日も朝からお茶揉みへ出発。昨日の結果を踏まえて、今日、それを上乗せした試行をしてみる、と心の中で思い、それは園主には大雑把に「試させてもらいます」と断りだけ入れて実施。基本、悪いお茶にはならない(上乾きさせないから)のだけど、理想のお茶になるか、と言われると難しい訳で。
●相変わらず危ない運転をしながら、清水両河内のH好園へ。今日は玉露等3ホイロ揉みがあるとのこと。昨日と違い、移動距離が1/3なので、それは楽です。
●到着次第、早速蒸しが始まる。摘採は昨日のうちに行われ(ハサミ摘みも手摘みも)、一晩静置。萎凋が進んでいるはずですが、蒸しに特にそのような香りはなく、ベタベタのアミノ酸の香りがプンプンしてきました。揉みがいありそうで。とりあえず、オクユタカ(ハサミ摘み)から始まり、カブセ期間10日という事ですが濃緑な葉っぱで粗揉で揉んで揉んできっちりと粘り出て来ました。いいお茶だ。次に、ヤマカイ玉露(手摘み)ですが、これは粗揉でベッタベタ。もうアミノ酸が揉み込み水分と一緒に出てくる、先日の施肥試験オクヒカリと同じ状況で。葉ばかりなんだよ、とYさんが言った言葉に、やっぱり葉に上げている?という事なのかしら。揉んで出てくる時期も茎ではなく、葉なんだよな、きっと。茎の方ではそれほど粘らない。どちらかというとオクユタカの方が粘り感覚は強かったような。3ホイロ目は、オクユタカ2/3+山峡玉露1/3という事で揉みにくい。想定している水分と粘りの感覚がハチャメチャになってしまい、迷い迷いの粗揉でした。ここでしか書けませんが、どのホイロも粗揉時間1時間30分。何をやっているんだ、という感じです。でも揉み込みは必要だよなぁ。それに回転がインバーターで落とせるから揉めちゃうんだよなぁ。1ホイロ目は、中揉以降Yさんにお任せし、私は粗揉係で、とことん揉むを試行。ただH好園の事情で2ホイロ目、3ホイロ目の中揉・精揉をやらしてもらう場面に。中揉も揉んでみる。そして限界まで試して見る。細くなるのかならないのか。丸くヨレるのかヨレないのか。結論は、細くはなるような気がするけど、丸くはならない。丸くするには、・・・、精揉どうすりゃいいんだよ。とはいえ、経験値を積み上げる機会を与えて頂いて感謝。こんな経験しない限り、次へは進めないから。
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□オクユタカ(ハサミ摘み)。濃緑です。凄い色だ。そして、精揉の1ホイロ目と2ホイロ目。色目は写真のせいだと思いますが、玉露はやっぱり違うのかな、と思いました。
●結局、3ホイロ目の乾燥を待たずに退散したのですが、1ホイロ目と2ホイロ目の乾燥上がりの荒茶を頂きました。自宅で撮影。そして淹れみる。
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□1ホイロ目。オクユタカ(ハサミ摘み)。形状、これだけ見るといい感じです。これから仕上げ調整で篩抜き、粉抜き等すればきれいになるでしょう。水色も青みが出ています。味わいは、大きなところも入っているため、ガツンとインパクトがある感じではありませんが、甘く美味しい。煎を重ねても味わいは継続。試しに熱湯で淹れてみましたが美味しかった。香気はカブセ香するなぁ。
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□山峡玉露(手摘み)。外観は何となく細いかな、と。水色、やや黄色が強いのは揉み過ぎかな。味わいは、これも仕上げ前なので、ややマイルド。カブセ味ぽい感はあります。香りは、アミノ酸香とカブセ香の混じりで、かなり強烈。もう少し味に出てもいいのに、と思うのですが。さて、仕上がるとどんな感じになるのかぁ。
●何にしても、一日、勉強になりました。
●昨日、地名農林業センターへ行った時に、JAおおいがわの釜炒り先生、Y道君から「おくひかりの日干委凋やって釜炒り茶つくったので試してみて」と渡されて。品種茶製造後の審査の時に併せて見てみたのですが。形状の感じは益々上手いな、と。香気、何というか、日干萎凋部分とそうでない部分の香気の競合が著しく感じ、お茶として統一感が弱いというか、はっきりしないというか。日干萎凋を踏まえて、揺青萎凋をやった上で、の方が良かったのでは、と感じました。萎凋って本当によく分からないし難しい。日干自体も太陽熱でのある意味で加温発酵的効果を狙ったのでは、と思ったりもしていて。二番茶期にはそんな話をしに行こうと思う。
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□しかし、常に進歩するY道先。全品実績を踏まえれば、県内では第一人者だよな。
●明日からまた平常勤務。どこかで休まないと、ちょっと疲れてます。
●今日の一冊。渡部俊三[著]『果物の博物学-フルーツがもっと好きになる-』【1990年,㈱講談社,\700税込】。これは多分、県を受験する時の普及員試験の選択科目に自分が大学でやってきた以外の専門科目を選ばなくてはいけなくて。それで果樹を選択したため、専門書もなく、付け焼刃で分かりやすいこの本を買ったような記憶が。とはいえ、ブルーバックスですが、結構コンパクトに色々な事がまとめられていて、勉強にはなった記憶が。一方、試験ではどうだったかは完全に記憶の外。こうして普及指導員やっているのだからいいのであろう。果樹担当じゃないし。しかし、専門の勉強は色々ない意味で面白いと思う。
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[ 2015/05/10 ] 農業 | TB(0) | CM(0)

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