FC2ブログ
2020 081234567891011121314151617181920212223242526272829302020 10

2015年5月9日(土) 休日だから、でもお茶時期だから、放浪しながら自己研鑽

●二日間の平常勤務を終えて、今日は土曜日。お休みですが、一年に1回しかない一番茶時期。常に頭の中にある何で?という疑問や、こうしたらどうなるの?という事を身体の中に記憶させて、自己解決するため、やらしてやるよ、と言われたお茶関係には喰いついていきます。今日は、川根本町地名農林業センターで、品種茶揉み。
●先日に引き続き、朝の時間帯、川根路を車で走ります。気持ちのアイドリングが掛り、テンション高く、運転危ない。ほぼ病気です。
●今日は、川根本町瀬平で、本当にいい茶葉をつくるN木さんの「つゆひかり」2ホイロ(ハサミ)と「さえかあり」1ホイロ(手摘み)。農林業センターのH谷君と揉み分けを決めて、先日の降雨の影響やこの気温変化での茶葉の状態等、どうなっているのかワクワクしながら揉みに入ります。
●テーマはやはり揉み込み。粗揉も中揉も、芽合いにバラケが大きいお茶程、しっかり揉みこんでやる必要があるんじゃないか、との思い・妄想。不均一なものを均一にしていく必要性。だけど揉み込みのENDポイントはその機械の性能によって決まる。だからこそ、最大限その機械の性能を理解しながら、茶葉の状態を確認しつつ揉んでやる必要があるのではないのか。そんな思いに獲り付かれています、ほぼ病気。
ee6.jpgee5.jpgee7.jpgee8.jpg
□つゆひかり(ハサミ摘み)。芽は大きくなっています。茎も太いのは3枚目まで茎柔らかいけど、その下は白棒だな、と感じます。粗揉、揉みました時間は65分程度ですが、しとり数字は1ケタ。必ず園主には「色々と試させてもらってます」と断りを入れます。それでダメという人もいませんが。揉捻、揉盤底にジン?芽粉?がたまります。でも、お茶自体はしとりというか粘りがあり、まとまりますが。精揉が分かりません。これはほぼ引かずにでやってみましたが、1時間半。
ee91.jpg
ee92.jpgee93.jpg
□つゆひかり(ハサミ摘み)、2ホイロあったため、自分と農林業センター職員のH谷君と1ホイロずつ揉んで。左が自分、右がH谷君。この審査茶碗の中のサンプルだけ見ていると、右の方が尺があるように見えますが、多分、サンプリングの問題。香気は、左がやや蒸しが若く、右が良い感じ。滋味にも、ややそれが反映されていました。摘んできた茶葉がやや露持ちだったため、ほぼ同じ蒸しでやった事から先揉みの蒸しの通りが悪かったかな、または一発目の蒸し調整の問題かな、と。つゆひかりらしい美味しさもあり、白茎抜けばいい感じになりそうです。
ee94.jpg
□そして問題だった「さえあかり(手摘み)」。これは生葉から揉み最中の写真を撮っている余裕がなく、最後の審査茶碗のサンプルだけ。これだけ見るとそんな悪い感じはしないのですが、白茎目立って合葉は多く、揉んでいてずっと気に入らない。粗揉揉みました。中揉も揉みました。精揉も、これは引っ張りました。しかし、まとまらない。この合葉、さえあかり、先日H好園さんで揉んだ時もそうですが、大きくなりたがる?のか、単に私が下手なのか。三枚目の葉が問題なのかな、と思ったり。悩んで悩んで、結局結論出ずで。N木さんには「とりあえず篩って、合葉除いて、色選で白棒撥ねれば良くなると思います、と言いましたが。難しい。味わいも合葉の籠り加減の香気や滋味の渋味が気になって。お茶って本当に難しい。
●結局終了は7時半でしたが、経験値という意味では、失敗も経験の上乗せ、という事で。N木さんには言えませんが。ただ、失敗と言っても、従来的な上乾きやグシャ揉み等による失敗では全くない、という事で。どこまでやれるのか、という疑問の下の先の見えない荒野をさまよっている状態のような。しかし、粗揉も中揉も揉んでしまっても何とかなるなぁ、とは思いました。
●そんな一日でしたが、併せて農林業センターで下の写真のように幾つか拾えたものがあるので、報告は明日以降で。
ee1_2015051004484984a.jpgee97.jpgee2_201505100448506e4.jpg
□斑入り白葉、そして赤芽、実生だと思う白葉。
●また、先日揉んだ点滴施肥「おくひかり」の摘採後の圃場。遅れ芽をかじってみましたが、今ひとつ。さて、そうすると、施肥効果はどこに出ているのかな、と。これはまた面白い。継続で処理をしてもらう事も確認しました。楽しみだぁ。
ee3_2015051004485202e.jpg ee4.jpg
□かなり高く刈ってもらいました。揉み量の調整もあったのですが。残葉が硬化するタイミング(二番茶芽の動き出し)で、施肥処理を始めてもらう予定です。
●そんな施肥の話も妄想拡大中。はっきり言ってしまえば、こんな処理をしたらこんなお茶ができました、のぶっかけ現象。あくまで調査もせずのブラックボックスの部分。ただ、処理の中に自分の経験と妄想理論が組み込まれているという事。ただ大事なのは、施肥試験で、違いが出るレベルでなかなか結果が出てこない事。それだからこそ、このような結果の現象を大事にしたいし、それを技術に反映させたい。思いは高まるばかりですが、現在、ほぼ空回り状態。誰に相談すればいいのだろう、こんな時に明確な師匠を持たない自身のボッチ人生を反省するばかりなり、ですが。
●明日は、H好園で玉露揉み。狙うは、針のように細くありながら尺のあるお茶。
●今日の一冊。菅野禮司[著]『物理革命はいかにしてなされたのか』【1976年,㈱講談社,\540】。高校の時、100点満点で平均点20点の物理のテストで4点。この時点で物理は私の大学受験科目から消えたのだが。いまだに計算式等理解はできないのだが、このような天才達により理論構築されていく世界、現象には大いに興味がある。理系人間、解明していく、という事について限りないロマンを感じるから。古い本ですが、このようなものはすたれないなぁ、と思う。
IMG_0001_2015050719590376c.jpg
[ 2015/05/09 ] 科学 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://narucha.blog.fc2.com/tb.php/879-cb11e492