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2015年5月5日(火・祝) 川根で施肥試験「おくひかり」を揉む、の巻

●今日はまだ川根にいた三月に、前からやりたくてやりたくてたまらなかった点滴施肥試験を「おくひかり」の品質向上という名目に託けて、K平場長に無理を言って、点滴施設を圃場に設置してもらい、一番茶生育期における濃度プレス試験、茶芽のフェイズ変化に伴う資材変更対応を含めた施肥設計をつくり、その処理を定期的にしてもらって。実際、異動はほぼ確実だったので自分でやれるとは思っていなかったため、K平場長には大変ご迷惑をお掛けしました。
●その上、そんな風にしてつくったお茶がどうなるのか、興味だけは異動しても継続していて、可能なら揉ませて、とお願いしていたのですが、連休中に揉む、との連絡があり、こちらの仕事との調整を図って、何とか本日にこぎつけた訳で。さて、川根本町農林業センター、久々の地名でお茶揉みできるかな、と。出発。
●昨日の「おくひかり」ほ場の様子を、町産業課のS室長がFBで画像送ってくれていて。写真だけですが、いい感じです。4月以降、全く川根本町に足を踏み入れてないので、実際が分からないのですが。
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□川根のおくひかり。いい品種なんですが。さて、味わいに反映しているかな。
●試験場にいる時からの思考の中に、新芽における吸収フェイズの違い、があるような気がしていて。実際に古葉からの転流のあり方や、秋肥、春肥の吸収における新芽寄与への違い等、現象的にはそれが見えている感じがしているのですが。それを本当は試験場において研究、実証していきたいのだけど、もうそんな歳じゃないでしょ、実績もない人が何勘違いして言っているの、と異動面談の場ではいつも暗に示唆されて、えーそんなもんですかぁ?と気付かないふりをして、かなり心は傷ついているのですが(でも、B型なので、懲りずに毎年言い続けています)。そんな意味で現場でこんな形で協力を得られるというのは本当に涙チョチョ切れの嬉しさです。
●さて、久々にバイパス、川根路と車を飛ばし、川根本町農林業センターへ到着。既に、K平場長が、今日摘採する、おくひかりほ場の露払いをして下さっていました。感謝。茶園の状態は、まだちょっと摘むには早いのかな、という感じがなくはなく、また山谷の生育差が少し気になりましたが、摘んじゃいましょう、という事で。芽はやや硬いイメージ。ただ、芽を摘んで食べると、苦味の後にうま味が口に広がり旨いんだ、これが。施肥効果出ているのか、ちょっと期待。
●摘採位置を最初は秋整枝位置より3㎝上で摘んだのですが、特に山側で硬い茎がはいったため、最終的にはそれより3㎝上げて刈りました。収量は6a程で120kg弱。35Kラインで3ホイロ揉みです。
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□K平場長自ら露払いしてくれています。写真の隅に写っているのが町産業課S室長。そして、おくひかり茶芽、気持ち的にはちょっと早いかな。もう少し待ったないと2ホイロもきついかな、と思ったのですが、前々予想外れ。
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□テントウムシもついています。摘んでもらった芽。印象は硬い葉、という感じ。特に最初の2-3畝は、やや刈りが深く(とはいえ、3-4㎝上げ)、茎が硬いなぁ、と感じていました。その上で、葉を籠の中でさわっていても、パリパリ感のある印象。失敗かな、とちょっとよぎる不安。
●3ホイロのうち、第1ホイロを担当。あとの2ホイロは、農林業センターの職員の方々が担当しての製造。私のホイロが一番大きめの芽合なんだよな、と思いつつ、最近清水で試している揉むお茶づくりを粗揉、中揉で実行。蒸しは普通蒸し(30秒程度)でやったのですが香気がよく分からない? 何と言うか籠った感じの香りの印象? そして、粗揉では、葉打ち⇒粗揉の流れの中で、粗揉の第1⇒第2工程で内水が浮くのですが(粗揉は5段階制御)、その内水が近年あまり経験した事がない、ベタベタした感じの水で。通常は、この段階は水だ、と判る感じなのですが、それが異なっている上に、さわっている手や腕の辺りの香りが?という。ただ、粗揉の第5工程の揉み込みでは、品評会のような粘りがガンッとくるような感じではなく、出し度ではこんな感じかな、と。それでも、最後は熱風温度落として粘って揉みこみました。揉捻はインバーターによる回転制御付きに変わっていたので、18回転で加重は真ん中までしか引かない形で実施。それでも、十分茎が揉みこめた感あり。というか、自分のホイロは結構茶芽大きく、確かに白茎が揉捻の揉盤なんかで見えていたのだけど、その量が生葉のサイズイメージ以上に少ない感じが。中揉はやはり、普通茶ほど揉まないと大きなところが細くならない、という妄想の下、回転は最低(15回転)まで持ち込み、熱風制御しながら、最後ギリギリまで揉みましたが、それでも、揉みきれてないなぁ、という印象。まだ揉める?
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□粗揉を揉む農林業センター職員のH谷君。右は、揉捻の状態。茎が見えますが、揉めちゃいました。
●精揉。試させてもらいます、と言い切り自由にやらせてもらいましたが、このカワサキの精揉機、川根時代の7年間、茶工場製造の役割分担の関係で使用はほぼ皆無。そのため、加圧かけないように、とやりながらも、何となく伸ばしきれずに終わっちゃいました。そして、やはり、平打ちはあるし、棚乾燥したら、精揉不足なのか、尺の長いのが曲がったりして、ちょっぴり残念な結果に。妄想理論間違っているのかな。
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□こんな長いのがピンと細く。そして精揉途中。大きいけど細いよ。
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□そして棚乾燥で、平打ちが見えちゃうなぁ。ちぃっぴり悲しい(T_T)。
●そして、乾燥後、製造茶をS室長と一緒に確認したのですが、これが\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?という具合の驚きで。詳細は明日。[ここまで書いて完全に眠気にやられました]
●今日の一冊。週刊朝日風俗リサーチ特別局[編著]『デキゴトロジー⑨【ホントだからやってらんねえ!の巻】』【1993年,㈱新潮社】。このような下らないコラム、本当?と思わせるコラムを読むのが好きだ。週刊誌を毎週買うのでは大変なので、このような形で文庫化されるとありがたい、と20年位前によく読んでいた。表紙が「いしかわじゅん」が描いているの好きである。また、古本屋回って集めなおそうかな。
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[ 2015/05/05 ] エッセイ | TB(0) | CM(2)

うわっ懐かしい!

こんにちは。

コメントご無沙汰しておりましたが、新任地でもご活躍のご様子楽しく読んでいます。

「デキゴトロジー」懐かしいですねえ。こういう名物欄って、今はないんじゃないかしら。そもそも週刊誌なんてみんな読まないものね。

「糸井重里の萬流コピー塾」「おじさん改造講座」「恨ミシュラン」なんか、楽しく読んでました。
[ 2015/05/07 09:07 ] [ 編集 ]

裏ミシュラン( ^^) _旦~~

ぢょん・でんばあ様
さすがです。裏ミシュラン、西原理恵子、神足裕司、懐かしいです。私、読んでいる時は「神足」を「かみあし」だとばかり思い込んでいましたが「こうたり」なんですね。本当に、こういう文章面白いんですが。サイバラを知ったのもこれでした。
あー、もう一度読みたくなった。どこかへ仕舞ってしまったんだよなぁ(T_T)。
[ 2015/05/07 19:17 ] [ 編集 ]

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