FC2ブログ
2020 06123456789101112131415161718192021222324252627282930312020 08

2014年9月20日(土)の弐 全品入札会in九州視察報告(2)『宮崎・熊本編~第二日目~』

●9月19日(木)の全品入札会in九州視察報告(2)『宮崎・熊本編~第日目~』を下記から記載。
●昨夜の余韻をお腹に残しつつ、全品入札販売会の会場、宮崎JA-AZMへ(宮崎県農協会館)。受付開始の9時前には到着し、受付終了後、会場で入札の準備を行います。9:55に開会式を行い、10時開場。
001a.jpg 005a.jpg
002a.jpg 003a.jpg
●全品入札販売会に参加させて頂くようになって6年目。目的の第一は、出品茶を実際に目で見て、荒茶香気を嗅いで比較し、実際の他産地茶との違いがどう審査結果に反映する事となったのか確認すること。そして、第二は、昨年から実際に入札をするようになったため、必要とするお茶を落札し、イベント他、川根茶PRのために利用すること、の2点。
●今年も昨年同様、出品茶に触れる事がOKだったので、目視、荒茶香気、そして触って確認。ただ、拝見盆を持って隣接茶と比較していたら会場担当者に注意されてしまいました(すみません。ただ、お茶を持ちだして、そのまま持って行ってしまうような人を数人見かけたので、そんな人をしっかり注意する方が大事だと思いますが)。
●会場直後は普通煎茶4㎏の部はは人が殺到していたため、釜炒り茶の部から確認。とりあえず、入賞独占の宮崎の出品茶を上から順番に確認するのだが。色沢は、明るい緑色(青ではない)。そして形状は???、「大きくない?」というイメージ。というか、中揉やり過ぎて水乾機で丸まらず、伸びたお茶を仕上げたような感じの、見た目やや大きくないの、という感じの仕上がりになっていました。さすがに一等に入賞しているようなお茶は、拝見盆の中の揃い、そして艶ぽさは秀逸でしたが。そして、川根のお茶や熊本のお茶を見ると、やはりそれらに比べると小さく(短く丸い?)仕上げ風に見えてしまっていました。かと言って、外観20点が明確にその傾向か、というと「え、こんなお茶が外観20点?」というようなものもあったりして、審査員の外観選択のイメージがちょっとつかみきれません。荒茶香気は、宮崎より熊本の方が釜香感は強いかなぁ、と感じました。川根の出品茶は、会場での外観では色目のコモリ感を感じました。形状は、熊本何かと比べればいい感じなんだけど、宮崎と比べると違いが歴然で。
002b_201409201955459dc.jpg 001b_2014092019554655f.jpg 008b.jpg
□左から、川根本町出品茶、71位(茶振協 鈴木町長)、77位(瀬沢共同)、82位(茶振協 横道)
003b.jpg 004b.jpg 005b_201409202008067d3.jpg
□左から、釜炒り茶一等1席(宮崎五ヶ瀬:坂本)、一等2席(宮崎延岡:甲斐)、一等5席(宮崎五ヶ瀬:㈱宮崎茶房)
007b.jpg 004a_20140920202752707.jpg
□写真左は、33位(熊本山都町:渡辺)。K場長とY道釜先生の師匠の出品茶。写真右は、釜炒り茶を確認するK場長とT係長。
●行く前のイメージでは、意外と出品茶に自信を持っていたのですが、並べた中で見ると、まぁ、せいぜい中の上程度かなぁ、と。確かに入賞茶の上位のモノは、煎茶と一緒で、盆の中の揃いから艶感から良い感じで。結局、形状の大小は、審査の見方、全体傾向がどうだったのか、という話なので、良い悪いとは直結はしないんだなぁ、と。ただ、川根本町として取り組んできて7年間出品し続けて、狙うべきは「熊本タイプ」(今回、写真を載せたK場長とY道釜先生の師匠のお茶)なんだろうなぁ。単品なり、熊本並び(あるいは嬉野並び)で見る限りではこのお茶は、やはり盆内揃いも良く、艶ぽく素晴らしいお茶で。
●個人的感想としては、形状審査における年次統一性的なものを明確にしてもらいたいなぁ、と思います。あとは技術的にもっと色沢における艶ぽさが出るような製造開発をしていければなぁ、と思う次第。釜香も、㈱宮崎茶房で見せもらった釜炒り機を見る限りでは、やはり、ある程度の含水率のある段階での炒り葉(釜焼き的)が必要で、それを踏まえた仕上げ釜香付のような技術かな。
●さて、釜炒りをそんな分析をした上で、煎茶4㎏の部を確認しに行きます。
●普通煎茶4kgの部。まず、写真が撮ったつもりで、撮れていない写真が多数(入賞本山茶と相藤令治さんの出品茶が撮れてない。その上、何だか撮るモードもおかしくて色が(>_<)。あちゃーの状態でした)。
●入賞茶の外観は、細い、盆内揃い、これは前提。色目は、やはりカブセで濃緑。サイズは、小さいモノが上がる感じかな。怒られるけど、弱い芽でつくったような細かく力のないようなお茶も外観20点であったり。ただ、やはりカブセは強い。こう見た場合に、川根のお茶は、色目では確実に浮いている。形状は、揃いが悪いのが点が落ちたかな。逆に細かすぎたか、と思ったものは拾われている感じ。荒茶香気は、やはり火香。強い火香ではないけど、最初に盆に顔を近づけて嗅いだ時に鼻に入ってくる最初の香りが川根のお茶は異なっていて。これでは、香気では明らかに他の上位入賞茶とは異なる香気を発していたのは明確。特に外観点が低くて香気で上がっているお茶については、被覆感の強さと火の入れ方を感じました。
001c.jpg 008cyame1.jpg 009cyame2.jpg
□普通煎茶4㎏の部。一等1、2席(福岡八女:(農)八女美緑園製茶)
002c naoki 003ctutiya.jpg 004ctokuyama.jpg
□左から、14位(二等、相藤農園)、19位(三等、つちや農園)、20位(三等、ティーサークル徳山)
005chatinaka.jpg 006ckawasaki.jpg 007ctakada.jpg
□左から、21位(三等、はちなか園)、22位(三等、川崎好和)、29位(三等、高田農園)
●12位(二等、相藤園)のお茶の写真撮れてません(>_<)。あと、入賞した静岡本山と宮崎のお茶も。
●さて、8月29日の審査結果を確認してから散々妄想でブログにも書き散らしてきましたが、実際は。被覆感と火香のコントロール。これに尽きる感じ。形状は、前提条件の盆内揃いがあれば、許容範囲のサイズであれば。ただ、尺があっても茎尻がつぶれているのはダメだろう。そして、小さすぎても細く見えて揃っていれば、という感じのものが今回何点か見られて。ただ、何にしても香気の違いで評価されてしまっては川根のお茶は上がりようがないのは事実。八女のお茶は、静岡本山の中で見れば上に行くものだったんだろうな、という感想。一方で、宮崎のお茶を見ると、これを上げたかったのかぁ、と思う感じの外観と香気(及び水色)の選択(併せて上がった川根のお茶から推測)。想定よりは狭い範囲での競争だったとは思いましたが、意識的なモノを感じないかと言えば嘘になるのが本音。
●来年度対策として考えられるのは、「細よれ・盆の揃い」「やや濃緑な色沢のため被覆」「火を入れるではなく、コントロールした火香」「味わいにおいて旨味の強調」かな。県品とのバランスはありますが、選択肢、あるいは技術的対応として考えられ、提示していく考え方としてはこんなところだろうか。形状における尺づくりは微妙。ただ、今年レベルの尺づくりはあっていいと考えるが、その振り子を振り過ぎるのはちょっと考慮が必要かと。
●上記で書いたのは、あくまで生産者に対する提案で、これを実行するかどうかは、今後の対策会議の中で議論していく事であって。こんな事はやらない、という選択肢ももちろんある訳で。一方で、川根茶、本気で全品で勝つつもりなら、やって勝つという選択肢もある訳で。と、いうかそこをやらないと勝つという確率が確実に下がるのは今年の結果からも明らかで。逆に、川根のお茶なら、そこをやれてしまえば勝ってしまうんだろうなぁ、とうか、やれてしまうんだろうな、と個人的には思う訳で。だって、こんな審査(まだ言っている私)でも結局、出品7点全て三等以内に入賞していますから。釜炒り茶とは大違いだ。
●今月26日に来年度の全品静岡大会に向けた川根本町出品茶の対策会議を実施予定。出品者、関係機関一同の下、来年度の方向性を確認、構築します。
●そんな形でお茶を見ての審査分析も終わり、第二目的のお茶の落札に向けた入札を実施。このような最高級良質茶をPRしていくために落札、利用をしていきます。入札、そして結果は、・・・。
●12時に投札〆て、1時30分頃には落札結果発表されると思っていたのですが、・・・。2時過ぎに普通煎茶10kgの部の発表(今回、我々は入札していないし)。後の予定と移動を考えてジリジリ(@_@;)。結局、2時30頃にやっと、普通煎茶4㎏の部の落札結果発表があり、無事、入札したお茶5点、全て落札する事ができました。会場の雰囲気的には、参加されている茶商さんの買気を感じていて。落札金額全体をみると昨年より高かったのかあ、と思う次第。
●釜炒り茶はその後、すぐに発表され、これも入札した2点を落札。この釜炒り茶は昨年同様、イベントでの利用と販売用の缶入り茶に商品化していきます。
●例年になく遅い発表に、後のスケジュールを短縮決定。3時過ぎにやっと出発できました。今日は熊本泊のため、そのまま移動です。車の移動で2時間30分。途中、今回の旅程をコーディネートしてくれているO氏が色々と説明をしてくれるので、車中でも勉強になります。
020a.jpg 022a.jpg
023a.jpg 021a.jpg
□その癖、撮る写真はこんな写真ばかり。ドナルド、最初は仮装の人かと思いました。熊本市内は路面電車が走っていて、車の車線幅が狭い。電車には色々なラッピングがされています。
●明日は、福岡八女まで移動し、JA八女の玉露の品評会対策等の話を聞くと共に、八女・星野村の今年の全品大臣賞の農家さんをお訪ねしてお話を聞きます。
●そして、今夜は熊本市内で、今日の入札販売会での出品茶確認反省会を開催しました。
F1004222.jpg F1004223.jpg
□お店の名前は「むつ五郎」。馬肉料理が有名なお店との事。色々なメニューがあります。やはり熊本来たら馬だなぁ。
F1004224.jpg F1004225.jpg
□馬刺し。色々な部位がありますが、脂が甘く美味い。もちろん、赤身もOK。サラダは生ハム・アボカド。
F1004226.jpgF1004227.jpg
□馬のモツ焼き、そして馬肉コロッケ。
F1004228.jpg F1004230.jpg
□馬のレバ刺し。そして豪華な刺身盛りが。炙りサバの脂がトロけて美味すぎ。焼きウニも。
F1004231.jpg F1004233.jpg
□ハツ刺し。全く臭みがないのに歯ごたえと柔らかさを持ち合わせ。そして、馬モツ煮込み。クリーミー。
F1004234.jpg F1004239.jpg
□馬串焼き。馬美味い。そして、漬物盛り合わせ。呑めるなぁ。
F1004236.jpg F1004237.jpg
□そして熊本。どこへ行ってもくまモンです。このグラス、裏側が可愛くて、売っていないかお店の人に聞いたのですが、酒造メーカーの非売品で、と言われてしまいました。
F1004232.jpg F1004238_201409202140261bf.jpg
□くまモンのイラスト瓶や本物くまモンがお店へ来た時の写真が貼ってあったりしました。
●一次反省会終了後、二次、三次反省会と皆で飲み続けてます。どちらも、半分眠っていたようで、呑んだのか食べたのか。そして、三次反省会終了後、皆とはぐれてしまい(@_@;)、ホテルを探して繁華街をウロウロと。
F1004242.jpg F1004246.jpg
□さすが夜の街。こんな花が売っていて(花屋多し)。そして、アーケード通りにはやはり、くまモン。
●ホテルの場所が確認できたので、ラーメン食べて帰ろうかな、とラーメン屋を探していると携帯に、JAのN主任から電話で。「ラーメン食べるので来てください」との事(本当に携帯って便利です)。渡りに船で、そのお店へ。ただ、携帯で瀬詰めされても道がよく分からないのでやっぱりウロウロと迷ってしまいました。お店の名前は「天外天」。ダシ子?が掛っていて、ニンニクが強いかな。でも、麺は細麺でやや硬め。チャーシューもトロットロで美味しく頂きました。汁は飲みきれなかったなぁ。
F1004247.jpg F1004248.jpg
□熊本の夜の〆、満足させて頂きました。もちろん、しっかり太るパターンです。
●明日は福岡八女へ移動。茶農家さんの現場を含めた視察、最終日です。
●次は、全品入札会in九州視察報告(3)『福岡八女・星野編~第三日目~』に続きます。


[ 2014/09/20 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://narucha.blog.fc2.com/tb.php/634-5900da4a