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2014年9月20日(土)の壱 全品入札会in九州視察報告(1)『宮崎編~第一日目~』

●三日間の全品入札会in九州視察報告を3回に分けて報告(日別)。
●というわけで、9月19日(水)の全品入札会in九州視察報告(1)「宮崎編~第一日目~」を以下に記載。
●出発は初の、富士山静岡空港から福岡便で(県民の癖に)。朝の7:45初のため、7時集合に合わせて第2東名使ったら早く着きすぎてしまいました[6:30]。飛行機久しぶり。今回のメンバーは、川根本町役場のT係長と私、農林業センターのK場長、JAのN主任とY道君(釜炒り先生)の5名で出発。
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□主翼ちっさぁ。
●飛んでいる時間は1時間30分程度。あっという間に福岡へ到着。そこから、第一日目1か所目の視察目的である㈱宮崎茶房(in宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町)へレンタカーを借りて高速経由で向かいます。途中で、今回の視察を企画、そしてコーディネートしてくれるO氏(旅行企画会社運営、川根本町の茶生産者でもありんす)が合流しました。お昼は熊本の道の駅で、コロッケ定食食べました。今回の九州視察、移動距離もかなりあり、時間的にもタイトなスケジュールで組まれていて、1件1件の視察では時間厳守で、と言われていたのですが。
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□コロッケも美味しかったですが、味噌汁が口に合いました。
●午後一番に㈱宮崎茶房さんへ到着。社長の宮崎亮さん(44歳)が対応して下さいました。今年の全国茶品評会の釜炒り茶の部は宮崎県出品茶が入賞を独占。宮崎氏も一等5席に入賞しております。㈱宮崎茶房さんは、12haの茶園を有機栽培(有機JAS認定)で経営して、釜炒り茶と発酵茶(紅茶主体他、半発酵茶等)生産に取り組まれています。先日、栃沢で一緒させて頂いた飯田辰彦氏の最新刊でも取り上げられている若き経営者。
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□写真左が宮崎亮氏。見かけの印象通りの優しい方で色々と聞いてしまうのですが何でも答えてくれます。また、茶園では秋芽を手摘みで行っていました。発酵茶用とのこと。
●個人的には、まだ九州の釜炒り茶機械を見た事がない(K場長とY道釜先生は熊本で研修済み)のでそれを確認したいという事と、釜炒り茶生産の実態、そして、今回の宮崎県の全品独占の要因等。森式の流動の釜炒り機が2台。製作年代で釜炒り機の3段階処理のうち、筒部分が第一段階のみと、第二段階までのモノとのこと。炒り葉部分の撹拌手がポイントなのかな、と。また、出し度等や設定温度、色々とお聞きしましたが、やはり、香気、手触り等、感覚に頼る部分が多いとの回答。「日によって、天気によって、葉っぱによっても違うしね」という感じ。品評会出品茶は各自が各自の工場で揉むとの事で。釜炒り機以降は60kgのバッチ式で、粗揉⇒揉捻⇒中揉⇒水乾⇒乾燥→(仕上げ調整)の流れ。
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□釜炒り機。右が第一段階のみ筒。左が第二段階まで筒。左の方が殺青(炒り蒸し?)がしっかり出来るので、煎茶ぽくなるのか。コントロールはしやすい?
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□撹拌種(揉み手?)。当町の炒り葉機は回転胴バッチ式なので、炒り葉の段階で揉む事ができない。この差は釜香に影響するんだろうなぁ、と思っているのだが。左は仕上げ調整機を確認しているところ。切断が主?で番手分けのようです。
●かなり旧式の機械を丁寧に職人の感覚で使っている感じに、お茶づくり、ってこうだよな、て共感、感動してしまいました。宮崎氏から溢れる好きでお茶をやっている感じも。飯田辰彦氏の本にも書かれていたように紅茶もかなりやっているとの事だったので「発酵茶の工場も見せていただけますか?」とダメもとでお聞きしたら「いいですよ」と。
●発酵茶工場も見せて頂きました。ちょうど、みなみさやかを使っての萎凋処理が行われていました。また、去年冬に導入したという台湾式釜炒り機等もあり。バッチ式釜炒り機については、こちらも取り組んでいるので色々と意見交換も。
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□釜炒り機の投入量や温度コントロールについて意見交換。萎凋処理中の茶葉。萎凋処理についても色々とお話を聞きました。実際にやっている人の話は本当に面白い。
●この時点で1時間を超えていて、次の視察先までの移動時間を考えると、そろそろ、のはずだったのですが、宮崎氏が今年作った発酵茶類を色々と取り揃えて下さり「試飲どうですか?」とおっしゃって頂いたら、これは、飲まなくては、と。淹れてくれたのが、スタッフの若い女性の方だったのですが、話を聞いてみると静岡の足久保出身との事で、我々驚き。更に宮崎氏が「僕が忙しくて、これらのお茶はほとんど彼女が台湾式釜炒り茶でつくったんですよ」との話にもびっくり、でした。どれも特徴的で、一つ一つ、細かい話を聞かせてもらいたい位な出来上がりで。購入もお願いしてみたのですが、まだ量がなく、今年分は在庫もはけてしまったとの事で、残念。
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□個人的には、花香ほうじ、とたかちほ包種、が良かった。花香ほうじは、萎凋系の香気を放つ茎を焙煎の甘さのmix感が妙にツボにはまります。包種の萎凋具合も発酵へ移行せず萎凋でしっかり止まっている所がすごい、と思いました。彼女、半年、㈱宮崎茶房で働いて半年は旅しているとか。まだ3年目との事で、お茶づくりの感覚凄いなぁ、と思いました。
●尽きぬ話、知りたいお茶の事、まだまだ聞きたい事ばかりだったのですが、さすがに次があるためタイムアップ。泣く泣く、次の視察先、日本乾燥技術研究所、㈱ドライ・アップ・ジャパン(in宮崎県児湯郡新富町)へ向かいます。同じ宮崎県内ですが移動距離は2時間程度。
●視察開始予定時間を1時間近くオーバーして到着。それでも瀬川幸三郎社長、幸雄専務に丁寧な対応を頂きました。㈱ドライ・アップ・ジャパンは、社長である瀬川幸三郎氏がホンダの塗装技術開発を行っていた際に取り組まれた乾燥技術を用いて、食品乾燥等を中心に行う会社。詳細は書けませんが、今回の旅行コーディネーターのO氏の強い人脈において、7年前から川根本町関連でもお世話になっています。ただ訪問するのは私も7年ぶり。その間に積み上げた試験報告や機械使用の疑問点、対応等、色々と聞いてしまいました。技術屋×技術屋、会話が重なると話が深くなっていって大変楽しく、また、現在、㈱ドライ・アップ・ジャパンが取り組む新たな商品開発等(これが又、こちらの目的にリンクしてくるため、今後も連携のお願いも)のお話まで聞けて。乾燥工場内の見学もさせて頂き、ここでも、時間オーバー。「何か分からなければ名刺に書いてある携帯へ掛けてくれればいいぞ」と言ってくれる瀬川社長に感謝です。
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□㈱ドライ・アップ・ジャパン、瀬川幸三郎代表取締役(写真左)、瀬川幸雄取締役専務(写真右)。社長、強面ですが、本物の技術者、で凄いです。専務とは初対面でしたが、社長に似ず(-_-)/~~~ピシー!ピシー!、イケメンで。でも、経営は専務へほぼ移行しているとの事。
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□工場内も見学させて頂きました。書けませんが、ここでも新たな収穫が。
●乾燥技術に関して、もう一つ深くいけそうな話がたくさんできました。お茶は乾物。技術的な理解すごく重要です。
●ただ、㈱ドライ・アップ・ジャパンでは、なぜか、撮ったつもりの写真がなかったり(会社の外観等)、写真撮影が上手くて出来ていませんでした。
●そして一日目の視察は終了し、宮崎市内のホテルへ移動。これも1時間強の移動時間で。
●初日からハードでしたが、明日は入札販売会へ参加。その作戦も検討しなくてはいけません。そのため、6人で宮崎の街へ出て作戦会議です。
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□宮崎地鶏のお店。この突き出しの鶏モツと牛蒡のキンピラだけで、酒が進んでしまいます。
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□シーザーサラダうめぇぇぇ。鶏さし、ササミの刺身が抜群です。
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□揚げ系も抜群。チキン南蛮のタルタルソースがちょっと違う、何だろう?
F1004186.jpg F1004188.jpg□トリス・ハイボール。そして、つくねがでかい。
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□鶏モツの焼き鳥。どの部位もプリプリ、美味い。手羽先も骨までしゃぶってしまいます。
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□冷や汁。冷たい味噌汁ぶっかけご飯?のようなもの。キュウリが涼しさを醸し出しています。
●食べて呑んで、お腹いっぱいで作戦会議終了。しかし、宮崎の夜には他にはない楽しみが待っています。7年前も散々呑んだ後に連れて行かれたのは「フルーツパーラー」。宮崎のフルーツパーラーは夜遅い時間帯まで営業し、吞み会終了後の人達が集って、パフェを食べる場所になっている実態を確認。今回も皆で「パフェ行くぞ」と行ったのですが、10分遅く「閉店なのでごめんなさい」と言われてしまいました(>_<)。しょうがないので、お店の前のマンゴーパフェの看板だけ写真に。7年前に比べて100円高くなっていました。
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□7年前に来た時はこの「マンゴーパフェ」と「ドラゴンフルーツのアイスシャーベット」を食べたのですが本当に美味しかった記憶だけ残っています(街の道なんか全然覚えていないのですが)。
●しょうがないので、やはり呑んだ後の〆はラーメンという事で、ラーメン屋へ。「宝来ラーメン」で九州豚骨ラーメン(宮崎特有かどうかは不明)食べて、今夜は終了です。
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□もやしがすっきり感を呼んでくれて良かった。麺は全部食べましたが、さすがにチャーシューは全て食べれなかったのでスープの底へ隠しました。
●そして、九州一日目がおしまいとなりました。
●そして、報告は二日目の報告(2)『宮崎・熊本編~第ニ日目~』へ続きます。

[ 2014/09/20 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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