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2014年8月30日(土) 昨日の自分を反省して真摯に生きよう

●今日は土曜日。ただ夜に久野脇で茶工場の会合があるので、それに出席するため夕方から川根本町へ足を運ぶなり。
●今朝の静岡新聞。大臣賞1点のみだと記事が増えるんだなぁ、と。一応、全7点出品、全入賞(三等以上)を確認。
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●昨夜のキレ感は平成21年度の埼玉大会以来。あの時は埼玉の戦略に負けた(水色でのall減点)のが明確で、それから真剣に国体対策を考えるようにはなったけど、それでも川根茶の王道は揺るがさないようという気持ちはもってやってきて。翌年22年度の奈良大会は、被覆と細よれ伸びの奈良にやられた感。23年は1位2位3位を独占という形を取りながらも反省はあり、24年は審査の方向性(被覆へ)、25年も同様、結局、毎年国体なんだな、煎茶の王道はないんだな、と認識してはいたのですが。そんな意味で今回、九州の八女が1、2位を取ったのは別に不思議ではないし、その路線での審査誘導の道をつくった仕掛け人の戦略勝ちだとは冷静に思う訳で。
●ただ、今年は製造時の感覚からの自身の思い入れが強すぎたんだな(形状の細よれ尺伸び、そして生葉品質から来る川根らしい香気とそれを活かせた製造、それで川根茶らしい川根茶が出来たという自負心)という事と、九州大会は他の大会に比して、煎茶らしいお茶を評価してきてくれたイメージ(熊本大会、鹿児島大会)があったのが、甘えと言えば甘えと思うしかないのだろう。
●ただ、相対審査であるため、グループ内での多数派傾向からの点差ありきは仕方がない部分と考えるが、評価すべきポイントは評価しなくてはならないし、それを欠点と見なすなら、それは個に対する絶対評価でなくてはならないと思う。同グループ内での8-10点落ちを示すなら、それはやはり個の審査員のみでなく、複数審査員共通の下、こんなお茶をつくってはいけない欠点、であるとの認識に立つものでなくてはいけないのではないのだろうか。私自身はそう思う。そんな意味で、今までの7年間の全品審査結果を見てきた中では一番ひどい、という表現を使わざるを得なかったのが個人的感想である。
●だから、このような個人的ヤカン沸騰のような記述を書き散らしてはいるが、上位に入った他の産地を批判している訳ではない(色々な戦略、戦術において勝つためのお茶を作っている訳だから)という事は理解をしてもらいたい。
●審査結果分析はこれから始めるが、来年度対策、静岡県大会のようなので、県内優秀産地(天竜、本山、川根等)の戦略、戦術の競い合いになるだろうし、その中で考えれば、川根はやはり「川根茶らしい川根茶」をつくっていくのが本筋だと思う。今年1ステップ以上にアップした細よれ伸び形状をどう活かすか、また、今年以上の生葉の素質による香味発揚を期待する事で、今年以上の最高の煎茶、最高の川根茶が出来上がる事を望むばかりである。自身はそれに関わる事は叶わないが、逆に「川根茶らしい川根茶という煎茶の王道に対して」それを目標としたお茶づくりを一から積み上げる立場で頑張りたいと思う。
●釜炒り茶については、今年の下位に位置付けられたお茶が昨年の二等入賞のお茶に全く劣るものでない事は、製造に携わった人間共通の認識である事から、技術的な確立を踏まえた商品づくりの展開へステップを変えるのも一つの在り方とも思う。一方で、これは昨日、全品の開催要領を読むまで全く認識していなかったのだが、平成24年度の100点出品制限大会になってから、従来あった釜炒り茶の機械摘みのみという摘採方法制限が撤回されていて、手摘みOKになっていたという事実認識がなかったのも確かであり、今後入札会で見学できる上位を独占している宮崎県出品の手摘み釜炒り茶の品格、品質の高さを確認、享受し、今後の取り組み方向については関係者で協議したい考える。ただ、川根本町として、手摘み釜炒り茶、に取り組む可能性はほぼないだろうし、逆に現在の釜炒り製造技術を発酵茶系のお茶に活かす方がより展開の可能性が示唆されると考えている。ただ、これも私が判断、関与する部分ではなくなるのだが。
●毎年、審査については書く事で整理、分析を行い、それを言葉として関係者で共通化する事に努めている。自身も書く事で整理認識される点が多々ある事を7年間の中で感じている。そんな意味で「感覚を言葉に」こそが技術者に求められるものだと思う。
●さて、審査成績の整理開始だ。[am10:00]
●審査結果分析取りまとめ終了。[pm2:15]。ブログよりはかなり冷静に書いているが、例年と比べると熱い。
●私見の取りまとめ結果ですが、欲しい方はPDFの形で提供が可能ですので、メール等でお問い合わせください。
●さて、夜の会合へ向けて一休み。[15:30]
●夜会合を終えて只今帰宅[23:00]。なかなか実りある会合だったと思う。詳細は明日。寝る。
●今日の一冊。やまがたひろゆき[著]『美味学大全』【1996年,㈱光文社,\580税込】。食を詩的に、あるいは蘊蓄として、あるいは笑いとして表現する。このような本は単なる食情報にはない豊かさを提供してくれる。そして自身が知らない、そしておそらく生涯出会う事のない食材、料理等について夢を与えてくれる。楽し。
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[ 2014/08/30 ] 食・酒 | TB(0) | CM(0)

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