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2014年4月27日(日) 川根茶初取引と製茶第2弾

●本日は、JA大井川川根茶業センターで川根茶の初取引が行われました。今日は一昨日昨日のゴタゴタでかなり気持ち落としていて、更に地名で第2弾のお茶揉みがあるので参加しない予定だったのですが、朝車を走らせていたら、足が向いて、行ってきました。たくさんの人が集まっていましたなぁ。
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□開所式でのうちの親分(川根本町長)の挨拶。そして、たくさんの農家、茶商が拝見。
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□初取引最高値のお茶。そして、生産者と購入茶商と斡旋担当者によるシャンシャンの手合わせ。
●販売に供されたのは10点と少なかったのですが、今年の川根茶が始まる、という雰囲気でいっぱいでした。よし、お茶揉み頑張ろう、て気になるから不思議。
●そして、今日の2ホイロの製造を開始。旧本川根地域の手摘みと、選抜在来(一部混成)の手摘み製造。
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□この在来、ちょっと独特の芽をしていて。被せてないのに濃緑で、茎が太く柔らかい。そして生産者の高畑氏。
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□私の役割は下揉みで、中揉から精揉についてはJAのN島君にお願いしてます(写真)。今日も尺のある良い感じのお茶になっています。技術OK?
●一ホイロ目は奥のお茶。先日と同じく、尺のあるお茶、を目指して技術検討。細く縒れ、剣先もあり。技術できちゃったんじゃねぇ。あとは芽揃いを強化すれば、より良い一品に。
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□先日より、水をあげている感じ。ただ、全体にバランスよくでないため、なかなか葉打ち、粗揉が難しかった。もっと感覚を磨かなくては。
●二ホイロ目は、在来。でも、濃緑でカブッたようなお茶になっていて。揉み込みも生葉数量が少なく(28kgしかなくて)、もうひと押し揉み込みたかったのですが、揉み切れず、という感じになってしまいましたが。味わいは、旨い、というより、甘い、という感じで美味しい。軽く仕上げて町の品評会への出品決定。
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□本当に色目が良くて。水色もカブセ風の青い水色になっていました。やばい在来だ。増殖!?
●本日も葉打ち、粗揉につきっきりで、お茶の変化を追い続けながら、お茶と会話を楽しんでいました。明日、また変るんだろうなぁ。しかし、製茶は専門でないのが悩み(>_<)。
●製茶については、農業改良普及員として初めて担当した清水で、JAと経済連の担当の方に一から教わりました。3年間清水や静岡の品評会製造にふれさせて頂いて、自分の基礎が構築されたと思っています。清水流!?(深沢勝&與流、そして諸田流)。その後は茶業試験場へ行ったりもしたのですが、研究では製茶は一切関係なく、土壌肥料に深く携わらせていただき、茶樹の生理生態への反映を理論的に考える形に。品評会自体は、その後の普及の場面ではほとんど関係する事なく、最初の清水でお世話になった豊好園さんへ、毎年お茶時期には、お茶さわらせて下さい、揉ませてください、と行かせていただいて経験値アップ。そして、川根担当の7年間では品評会漬け。その際はやはり自身の構築された基礎をベースに川根茶の特性を反映させている、でも、お茶っ葉もってこいや、の自己感覚流で研究に裏打ちされたものではない、というのが自己認識。
●そんな意味で、今も製茶の際には、葉打ち段階で6分-6分の2段階の間中、茶葉に触れ、水分感覚をリアルタイムで追っかけながら、風量調整で水切りを行う、そして最良の状態で、粗揉機へつなぎ、粗揉機の出し度に向けた揉み込みを行う、という事を繰り返している。粗揉機の安定性から、葉打ちの時点で、茶葉の水状態さえ理解できれば、何とか揉めちゃうなぁ、という境地。逆に最初にいい加減な形で後に回すとどうしようもなくなってしまうと。
●その分、葉打ちの6分-6分は、息を止めて集中して茶葉の様子を探り続ける我慢大会みたいな認識。これは雀鬼、桜井章一氏の至言に「裏プロの代打ち勝負の際に、囲んだ雀卓でペラペラしゃべる奴はすでに気持ちが負けている。勝負とは水を張った洗面器に顔をつけていつまで我慢できるか自分との我慢大会、真剣勝負だ」という内容のものがあり、お茶を揉んでいる時はそれを思い、反映させている真剣勝負。だから、お茶揉んでいる最中はメシはいらないし(完全に終われば食べます)、気持ちは常にアイドリングがかかり、ややHighにギアが入っている感じ。
●こう書いてみると、お茶揉みは自分にとっては勝負事なんだな、と。仕事だけど、仕事じゃない、みたいな。事務屋やっている方が仕事仕事している、て思う。勤務時間以上はやりたくないし。お茶は、勤務時間終わったら、やめて帰ります、とは言わないモノなぁ(昔、そう言って、お茶揉みの最中に帰った普及員がいたとか。その人にとっては仕事なんだから時間で帰るのが当たり前、という認識なんだろうね。そうなるともう考え方が違う、というしかないし、仕事前提でやっているなら、その人が正しいのだろうな。世間的には自分の方がおかしいのだろうね)。
●そんな経験ができるのも今年のお茶時期でおしまい。そんな意味で大切にお茶揉み経験値積み上げたいと思います。
●などと書いてみましたが、単純にお茶揉んでいるのは楽しいです。ただ、すでに曜日感覚ロストしていますが、明日は多分月曜日だから役場へ行かないといけません。事務仕事少しして、それから明日は山の息吹とハウス被覆茶を製造する予定。明後日からの雨具合どうかなぁ。
●今日の一冊。童門冬二[著]『江戸の怪人たち』【1995年,㈱集英社,¥600税込】。実在の人物を物語に。人物描写、心理描写、展開で、読ませきってしまう文章に、この方は本当に力のある作家さんなんだと思う。歴史大好き、でも創作。人物を描ける著者は素晴らしい。
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[ 2014/04/27 ] 一般 | TB(0) | CM(0)

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