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2017年3月5日(日) タレタレ

●日曜日。気持ちがタレタレで。子供に誘われて、久しぶりに、図書館へ。タダ本が溢れていて、読んでいない本が山ほど増えていた。結局、また借りてしまった。なぜ、本を読むのか。そんなの理由なんかないさ、と子供が言った。そうだ、理由はないのさ。
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●そう、理由はない。やれるから、やるだけ。
●キリ番が拾えたので掲載。2万3千番だ。
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●柴門ふみ[作]『東京ラブストーリーafter 25 years』【2017年,㈱小学館,\1,000+税】。ちょうど学生、バブルの時代、と今は言うのだろう。軽シン、美味しんぼ、そんな読みたい連載関係で、中学からスピリッツは毎号読んでいた。勿論、東京ラブストーリーもリアルタイムで。そんな意味で、25年という年月も自身がリアルに感じられる。歳をとったと。また、ドラマでの主題歌、小田和正の歌詞が帯にあるが、それが又頭の中でリフレインされる。時代、だった、と。
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●先日の会議の場で、硝酸塩の話が議論となったが、調べてみるとどうも主張される事の根本が、多肥における濃度と量の関係と同じように思えてきて仕方ない。
●国の、石垣先生や渡部先生のアンモニア及び硝酸の吸収効果性や時期別施肥効果試験での成分分析では、ケルダール法によるNH3の分析値として出ていて、過剰施用状態のN処理濃度を最高にしても700ppmがプラトー。1998年の硝酸シンポジウムでの埼玉県衛生研究所の田中先生の分析データでは最大で22ppm程度。茶研報等では、2000年に産業大の富田先生が市販茶で、6.2~22ppm(生葉換算1.2~4.4ppm)。静大の森田先生が白葉茶関係で、140~310ppmというデータを出している(2012年)。また、抽出液中では、東京都のデータで07ppm程度。富田先生が前段の同試料を分析した場合には、1/30~1/50の分析値(0.1~0.4ppm)を出している。また、遮光下においては、森田先生が、てん茶、玉露のように被覆下(遮光下)での硝酸及びシュウ酸の増加について言及しており、それらのデータでは、煎茶410±230ppm、玉露500±160ppm、碾茶570±200ppmという硝酸の値となっている(2002年)。
●これらから考えると、お茶という乾物濃縮を前提に、施肥効果及び、被覆効果を踏まえても、茶葉中への硝酸集積については、野菜類程のレベルには至らないという事が確認される。その理由としては、茶園施肥として、アンモニア吸収を第一義として考えている事や、テアニン等アミノ酸への代謝、集積性、また、野菜類と違い、収穫はあくまで新芽という茶樹全体から見た場合の一部であり、吸収、転流、代謝それぞれにおいて、新芽以外の部分、樹幹、根、枝等への配分がある事も影響し、全量を収穫する野菜類(特に葉物類)とは異なる事もポイントなっていると考えられる。
●また、野菜類とは、基本的な摂取量が異なる事からも(1回当たり、お茶は、抽出で3g程度、直接摂取なら1g未満。それに対して野菜類は、少なくとも1回当たり数10g~100g以上)、単純な影響性を述べるべきではないと判断する。
●FAO・WHOの合同食品添加物専門会合においては、硝酸ナトリウムのADIは、5mg/㎏体重/日と設定されている(60kgで300mg/日)。また、EUの野菜における硝酸含有量の規制基準は、2000ppm~4000ppm以下(2011年時点)となっており、ADIでは、3.7mg/kg、222mg/60kg、が設定されている。
●これに関して、ブルーベビー症候群や発がん性リスク(これについは疫学調査における因果関係自体も怪しい)が要因というよりは、有機信仰的な視点での環境運動等の影響も、政治的に捨てきれないのが要因だと推測する(では有機が硝酸集積への影響性がないかと言えば、そんな事はなく、結局は、使用量の問題でしかない)。
●結局、硝酸集積の意味合いとしての過剰性の要因として、土壌中における硝酸類の集積及びその吸収。茶は、基本、アミノ酸集積(グルタミン酸、テアニン等)に移行する割合が高く、問題は、多肥による吸収不全、代謝不全が根本問題であり、その解消も図らずに何を言わんや、と言いたい。
●誰も、たくさん肥料をやって、硝酸集積しろ、等と言っていないのに。結局、自分達が行動しない癖に、理解できない事をただ否定するだけの輩、と言う事だろう。
●効率的に、アンモニア⇒アミノ酸への移行、及びタンパク態⇒アミノ酸への分解転流、両者を適正に行えば、いや行うためにも、茶樹の植物としての生長を理解すると共に、収穫芽へのアミノ酸集積を図る技術手法を実行する必要がある、という事だ。
●何にしても、先日の会議の場では、本筋から外れた、不毛な議論であった、と認識する。
●とはいえ、色々な意味で文献を見直したり、と勉強し直す場面にはなった、と思う、から、その点だけは良しと考えよう。
●とはいえ、休みの日に、こんな事を一日頭で考え、整理している自分が嫌になる。
●これに関連しての、ひどい話では、文献検索している中で、茶100g中に12,000mgの硝酸が含まれている、というようなネットでの書き込みがあった事。100gに12g(1000mg=1g)。12%の硝酸。硝酸態N量に換算しても、3.5%。N含有率7%の品評会並みのお茶だったとしても、その半分が硝酸。可溶性Nは全体の3~4割程度しかないのに。それに、アミノ酸等が含まれずに、ほぼ100%以上(笑)が、硝酸のお茶って。おそらく、ppm計算が違っているんだろうけど、それを真に受ける人も世の中には多いから。困ったものだ。
●また、現場で、こんな話をしなくてはならない。ある意味くだらなく、面倒。そして、そんな事を言う人を説得するつもりは欠片もないだけど。
●明日は、朝が雨。高校受験生は、面接試験が残っている。頑張れ。



[ 2017/03/05 ] コミック | TB(0) | CM(0)

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