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2019年1月2日(水)③ お汁粉、そして、ヴィンテージverの探索『川根編』

●奥さんが作ってくれたお汁粉に、お餅を焼いて入れて食べる。餅入り汁粉なんて本当に久しぶりだけど、ウマい。そして、冷たい緑茶がよく合うんだなぁ。
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□お餅が膨らみ過ぎてしまいました。
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□温かいお汁粉と冷たい緑茶の組み合わせが秀逸。しかも、おくひかりの渋味がキリッと甘い口内を引き締めてくれます。
●そして、また、明日の朝茶のために、ゴソゴソと冷蔵庫を漁ると、出るわ、出るわ、次から次へ。
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□これは全品第62回大会(2008年・平成20年、熊本大会)の大臣賞(つちや農園・香味園)、と一等入賞(丹野園他)のお茶だなぁ。川根に行った年に、普通煎茶10㎏の部で、熊本大会で産地賞を頂いた時のモノ。今でも、調整前審査での、つちや農園の荒茶の香気、鼻から頭を通り天へ抜けていく香気を忘れる事はできません。K元茶試場長の「これが川根茶だ」の言葉も。
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□これは、川根本町藤川の相藤園・相藤令治作「全品一等二席入賞茶」(京都大会)。令治さんのお茶は本当に素晴らしくて、いつ大臣賞を取ってもおかしくない。そう思うと、一等一席というのは、まぎれもなく「運」という要素が多分にあるんだなぁ、と思う(勿論、最高の凌ぎを削るトップの中で一番になる、という意味で。フロックでの一等一席はないから)。
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□川根と言えば、香駿釜炒り茶。釜炒り先生の横道将作。これは2016年verで冷蔵庫保管だけど、この前の作品が幾つか常温保管で持っていたりする。釜炒り茶、しかも香駿、この香味変化は本当に楽しみです。
●まだまだ出てくる川根茶。
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□これは2009年(平成21年)の全品埼玉大会での入賞茶の一煎茶パック。この年は、前年の熊本大会の勢いそのままに連覇を狙ったけど、埼玉県の戦略に完敗。お茶は、川崎好和さんの素晴らしい出来栄えがあっただけに、悔しい思いをしました。そんな棚乾燥機で緑輝を放っていた川崎さんのお茶が入っているのかな。開けるのが怖い位に楽しみです。
●統計関連ブログで、三中さんがお正月から紹介していた本。あー、欲しいけど値段が。専門書高いんだよなぁ、でも欲しい。この、知りたい、という知欲のためだけの研究というか探求って、憧れるなぁ。
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□Amazonから画像転載。
[ 2019/01/02 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

2019年1月2日(水)② お茶を喫する

●冷蔵庫の中には昨年試験製造した荒茶も幾つもあって。美味しいとは何か?ウマいとは何か?それが肥培管理であり得るのか?というような事を自問自答しながら(話す相手もいないので)、妄想を重ねて試行錯誤をしているお茶。
●H30一番茶おくひかりin川根本町地名・液肥硫安。製造の感覚も含めての施行のため、何が?という事が明確でない部分が多々あり本当に難しいのだが、それでも答えはなくはない、と考えている。
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□5月6日製造。尺のあるキリッとしたお茶。おくひかりは、やっぱり細くなりたがる。
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□荒茶だから。こんな姿で一般に出回る事は絶対にありえない。そのため、これらの味に慣れてしまった自分の感覚自体が、仕上げ茶との違いから、一般の方と距離が出てきてしまうのか。
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□二煎目の水色が強く出るのはやはりハサミ摘みの影響でしょう。
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□お茶受けは、冷凍巨峰大粒。おくひかりの渋味に、巨峰の甘さが合うなぁ。
●荒茶を荒茶として(勿論、問題のない味わいになるような乾燥火入れは必要だが)飲んでもらう場面、重要だなぁ、と考えてしまう。とはいえ、それらは、我々の仕事か?と思う所も。皆で考えよう。
●折角の良い天気なので、町をブラブラ。とはいえ、正月2日、どのお店もやっていないので、5758歩で帰宅。
[ 2019/01/02 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

2019年1月2日(水)① お正月三が日ダラダラと過ごしてます

●今年の正月は本当にのんびり。ダラダラと過ごしていますが、社会復帰できないのではないかと心配です。
●お正月二日目の朝茶は、清水両河内、水声園、望月大二郎作『水声』、棚下被覆、自然仕立て手摘み2015年・平成27年ヴィンテージ。水声園のお茶は嫋やかな茶芽を丁寧に揉み込み作る。味わいは、芽の姿そのものの、やさしい味わいを醸し出す。これもヴィンテージでありながら、保管臭さがない、新茶を感じさせる香味。一方で、被覆期間が長かったのか、覆い香が煎を重ねても香味を攻める。しかし、それも玉露にあるような濃厚ボディーに乗っかった、これでもか!というモノではなく、煎茶に薄いベールをまいたような、そんな香味で。やはり、お茶がやさしいのだなぁ、と。
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□私事であるが、一緒にお茶を揉ませてもらう時に、近年意識するのは、やっぱり粗揉の揉み込み。川根でもそうだったが、この茶芽はどこまで一緒に頑張ってくれるのか、という事がお茶揉みの9割型の意識になってしまう。その結果、精揉機、まぁいいか、という事になっているのだが。水声園のお茶を、大ちゃんと揉むようになって、その揉みの在り方の影響が、調整歩留まりがいいんですよね品評会出品茶は、という言葉に反映されているように思う。芽の姿を意識した細身の嫋やかな造りが水声園のお茶。
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□煎を重ねて飲み過ぎました。それにしても、お茶の個性、生きているなぁ。
●ヴィンテージて難しいと思う。もう少し年月を重ねたお茶を試さないといけない、という事かな。
●今年のお正月から、常滑の水野博司さんの急須と湯冷ましでお茶を淹れさせてもらっている。注文から1年半待っての一点、逸品モノ。湯飲みも五客お願いしているが、いまだそれは届かない。待つのも又楽しみ、という事にしよう。
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●そして、日永、ダラダラ。おい、明後日は仕事だぞ。
●今日の『水声』の覆い香で思ったのは、やはり、覆い香と本体(『水声』で言えば、煎茶Body)の関係性があるのかな、と。玉露自体は、肥培管理からの違いもあり、よりBodyがうま味(時には苦く感じる位のアミノ酸の集合体としてのうま味)を主張し、それに覆い香が乗っかっていると感じるのであるが、やはり、煎茶Bodyでは、そこまでの主張がないため、どうしても、覆い香マストになってしまう煎を重ねて行く中でのタイミングがあって。それが良い悪いではないのかもしれないけど、やはり、覆い香の扱いって難しいなぁ、と感じてしまうのであった。ただ、今の全品の煎茶、かぶせ茶、玉露の部門別でも上位入賞茶には、差がない位の覆い傾向があるため、結局、審査員の資質にもつながっているのだろう、と思っている。川根時代に、山の清涼感のある香気を評価されずに、全品で苦杯をなめた(今でも多分そんな評価)事を思うと、やはり、どう伝えるか、て大事だな、と。正月から、そんな事ばかり妄想している。
[ 2019/01/02 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)