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2018年3月31日(土) 水の話。そして、29年度が終わり、明日から30年度。

●茶園にいって、茶株、そして、うね間土壌、そして、茶園の中で肌に感じる感覚において、水足りてないなぁ、乾いているなぁ、と感じている昨今。そんな意味で、散水が必要だなぁ、と思い、それを現場で口にする。とはいえ、水かけをするのは、水の確保も作業的にも大変なので、一部の人しかやらないと思うが。
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●そして、一週間後の週間天気で雨予報がはさまれて、それを見れば、多くの人が、あー、一週間後に雨が降るならいいじゃん、良かった良かった、と思うのだろうが、果たしてそうなのだろうか。
●お茶の加工において、特に、含水率の高い葉打ち-粗揉の過程で、本当に瞬間瞬間の乾きの感覚を手で捉えて、風量、回転、熱風温度を微調整しながらお茶を揉む。そんな必要ないじゃん、と言う人もいるが、多分、より理想の減水乾燥直線に近いフィッティングでお茶を揉むのが良いのでは、と個人的には思っている。
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●そんな意味も含めて、感覚って大事だなぁ、と思っている。という事で、本当に降るかどうか分からない一週間先の雨予報を当てにするよりは、今、少しでも可能なら、水をまきましょう、と伝えていきたい。
●その上で、昨年の教訓を生かしながら、高濃度液肥を現場で試してもらいたい、と思う。なぜ、私が、この成否不明の技術にこだわるか、と言えば、一つは私自身が感覚の中でその技術効果を確認してしまったこと(数字的な証明はできていないが)、もう一つは、その感覚を信じてくれて実際に取り組み実行しその感覚を感じてくれた茶農家さんがいたこと、いること。だからこそ、私は、これを証明しなくてはいけない、と思っているから。特に、この法螺話を面白がって、やろうぜ、と言ってくれて、そして、いけるよNちゃん、そして新たな発想につなげてくれた、亡くなったWちゃんのためにも、私はやらなくてはいけないと思っている。
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●今年も、少しでも新たな知見を入れて、前へ進んでいきたい。
[ 2018/03/31 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)