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2015年12月9日(水) 悪だくみなのか、未来予想図なのか

●今日は、午前中事務所でジムに勤しむ。とはいえ、とりあえずの直近の報告事務が終わった中で、最近経験した有馬先生の文章に触発されたように、先人の方の文章の中のヒントを探ってみたいと思い、大石貞男先生の著作集の「随筆集」から気になるページをコピーしてみたり。著作集自体は持っている(買わされた?)ので、何度も目は通しているのですが、時により、あるいは経験により同じ文章でも感じ方が違い、目に留まる時もあればそうでない時も。
●とりあえず、お茶の品質における「視る」という視点、の文章。本当に良いモノは、美しい、と日頃から感じる事を裏打ちしてくれるようでありがたい文章だな、と。一方で、その美しさとは?という点を明確にしないと、ただただ外観のみ、という誹りを受ける訳で。しかし、美しい煎茶、という部分はやはり必要だな、と思い繰り返す訳で。
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□書かれているよう「無理をせず、その姿で」という点は重要。無理はやはり美しさにはつながらない。
●お昼から、草薙にある萬千吉茶坊さんへ。そこでランチを頂きながら、最近、色々な事を教わる場面が多い、Iさんと打合せ。茶業の実態とその行先、それに対する指針とは何か。それにどう関われるのか。結構重い、エグイ内容の話でもあるのですが、分からない事ばかり、それを分かろうとしない事で消えてしまう真実を今のうちに引き寄せ、そして形として残す、という事をしていかなくてはいけない、というような話。その実行のための悪だくみ、なのか、それともお茶というものの未来予想図なのか、というような事を考える、そして確認していくための初端の部、というところか。
●とはいえ、萬千吉さんの美味しい飲茶ランチを頂きながらなので、その幸せも大きい。美味しいし、それに付いてきたプーアル茶(黒茶)の洗練された味に、萬千吉さんの主宰のKさんにお聞きすれば、芽の部分を中心としたつくり、という事で茶殻を見せて頂いたり、黒茶の写真集を見せて頂いたり、詳しいお話聞かせて頂いたり。
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□ランチの飲茶セット。点心に中国粥。どれも美味しかったです。
●そうしたら、Mさんの秋ウーロンをKさん自ら淹れて頂いて。いずみ。とっても、甘い、でもべたつかない聞香が沁みました。その中で出る、肥料切りの茶園の在り方、萎凋での茎における水抜き、渋味の形態等。思うのは、やはり、専門家の方の話は面白く、また当たり前に勉強になる事。そして、やはり普通に生活していたら当たり前に良いモノには出会えないんだなぁ、という事。プーアルにしても、ランチ用にはそれなりのを合わせるんです、てKさんがおっしゃっていたのですが、それなりのベースが違う。勿論淹れ方も含めて、という事になるのだろうが。それを踏まえての、良いモノ、を淹れて頂ければ、美味しくて当たり前、そして、まだまだその先があるんだろう、という事が、全く煎茶と同じく、の探究、追求の部分で。そんな意味で、本物を伝える、真実を伝える、正確に伝える、て大事だと感じさせてもらって。
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□秋ウーロン、いずみ。何というか、すっーと入ってきます。すごいなぁ。
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□Kさんお手ずから淹れて頂きました。お茶を淹れるのが好き、そして、このお茶がどんなお茶(どんな風に管理され、摘まれ、そして作られたのか等)か分かってしまうのよね、というお話も聞いて、その先に何を見て、そして求めていらっしゃるのかお聞きしたくなってしまうのですが。それにしても、写真が撮れなさすぎ。話に夢中、と言うのか、何もかもがお留守になってしまっていました。
●と、いう事で、IさんとKさんでも大いに話に盛り上がっていらっしゃいました。このお二人は、消費者の目、気持ち、そしてそれを整理咀嚼、そして提案につなげられる能力をもっていらっしゃるのが凄い、です。
●そんな時間を過ごさせて頂いた午後でしたが、思うのは、やはり真実を探求し、それを形として残す必要性、良いモノを感じ伝える重要性、それをやらなくてはいけないんだろうなぁ、と。Iさんのお話を聞きながら、自分の出来る事、役割を考えるの巻、でした。それにしても、打合せの場を、萬千吉茶坊さんにして本当に良かった。
●とはいえ、今日の話をしっかりと自分が整理受け留めている訳ではないので(情報過多で解析につながっていない状態)、一度消化、整理をして、出力する形にしないといけないなぁ、と。明日は丁度県庁で一日アグリビジネススクール。頭の中はグルグルと妄想に飛翔してしまおう。
●今日の一冊。桐生操[著]『皇女アナスタシアは生きていたのか』【1996年,㈱ベネッセコーポレーション,\500税込】。こんな本好き。嘘か真か都市伝説か。答えの出ない、こんな本が好き。でも、多分定価で買ってない。古本屋だなぁ。
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[ 2015/12/09 ] エッセイ | TB(0) | CM(0)