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2015年5月18日(月) 今年のお茶についての打合せ、そしてどうしよう、の巻

●昨日、奥大井の4月の早摘み・手摘み関係で頂いたお茶を飲ませて頂いた。4月25日に地名農林業センターで揉んだお茶と同様の茶葉を現地の共同茶工場(60K1.5ライン)で製造したもの。感じるのは、やはり、製造意識の差なのか。茶葉の状態を掴め切れず、荒いつくりのお茶になっていて。肌荒れ、そして小玉。上乾きの症状が出ている。味わいにも、その影響があるのか、やや苦味が前に出てくる。ただ、やはり川根茶、その後の甘味が口中後口を清々しいものにしてくれる。お茶って本当に難しいんだと思う。そんな事を考えていくと、栃沢でもそんな話になったのだが、やはり、粗揉でどうキッチリ揉みこんで上げられるのか、それに尽きる様な気がする。それ以外の工程で(個人的には特に精揉で)気を使わなくて済むようにしたい。それだけだ。
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□原葉の質が高いのはやはり川根茶。とはいえ、今年のお茶については、それを最大限のパフォーマンスで発揮しないと辛いものとなってしまう。そんな意味で、初揉みとはいえ、茶葉の状態を意識した製造が求められると思う。ただ、やはり、今年の降雨を考えれば、誰もが水を揚げていると思うのだが。実際は、それに対応したものとなっていない、というのが事実。その点を意識した状態把握を常に行うアンテナの高さが求められると思う。
●施肥の話をしていて思うのは、その処理楽にならないか、という事をおっしゃる方いる事。手間を掛ける事を厭う事は、ある意味での技術発展につながるものではあるが、最初から楽して良いものをつくりたい精神ではおそらく一生に良いものには辿り着けないんだ、と思う。正しく理解した上で、一歩ずつ、そのメカニズムを解明し、最短距離をつくる、それが技術の構築だと考える。
●月曜日。まだ直って来ないため自転車通勤叶わず。とりあえず、今週も徒歩&電車通勤。
●午前中は、所内でえらい方々を含めての茶業方向検討会議。色々と出る意見を形にしていく必要。そして、前を向いた取り組みを。現場が大変なのは誰もがの共通認識。
●夕方、両河内和田島のG8へ。代表のH君と色々話をさせてもらいました。このような市場状況においても前を向いた取り組みを考えている常に前向きの経営者。すごい、と思う。試作したという白葉茶、見せてもらいました。形状は、よく細く揉んでいます。荒茶の色目はこんなものだなぁ。茶殻はいいなぁ。味わいは、個人的にはよく分からない。二番茶で、白葉茶紅茶の試作提案をさせて頂きました。また、樹冠下液肥施用による品質向上のお茶も飲んでもらい、取り組みについて色々と意見交換も。やはり、前を向いた人達と話をしないといけないなぁ。
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□川根でやった時には上手に揉めなかったなぁ、という記憶。上手く揉んであります。味わいは、まったり、アミノ酸、ですかなぁ。
●明日は、茶研センターへ行って、施肥試験茶の説明をしてくる予定です。わかってもらえない、だろうなぁ。
●しかし、今日も指摘を受けたけど、このお茶、艶っぽいんだよね。やはり、何かあると思うのですが。
●今日の一冊。倉科遼[原作]佐藤智一[作画]天野彰[原案・監修]『匠三代①』【2015年,kindle本,\0】。kindleで無料だったので読んだのですが、モノづくりの話、良いですなぁ。いいものをつくりたい、それも自己満足ではなく、顧客満足のための良いモノをつくりたい、という話がいい、と思う。残りを読みたいと思うのだが、既に10巻以上発売されているようで、今度漫画喫茶にでも行こうかな、と思う。
匠三代①

[ 2015/05/18 ] コミック | TB(0) | CM(0)