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2015年5月31日(日) 5月もあっという間に終わってしまった

●5月最終日が日曜日。あっという間に5月も終わってしまった。6月は絡め手のお茶づくり関連仕事かな。
●昨日淹れてみた例の施肥試験のお茶。自分揉みの第1ホイロの奴。こんなお茶でいいのでは、と思うのは、熱湯で淹れても、ゆっくり開いて、そして、味わいはあくまで甘く、そしてやさしい。被覆香のような余計な濁りもない、そんなお茶。煎茶である。
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□茶葉の量は少なくても、煎が効く。硬く細くお茶を揉み込んであるから。
●もっと細く、平打ちしないお茶づくり。キーは回転。そして、茶園としての在り方は、量ではなく濃度。そして濃度の意味合いは、・・・、まだ解析できていません。
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□残葉の濃緑。葉緑素への働きかけ?それはMgではないの?葉中窒素濃度。あるいは、葉厚の話なのか。やらせろよ、俺に。
●コストは安くなり、品質は向上する。これほど良い事はないのだが、結局やらないだろう、誰も。全く面白くもない。
●息子の高校で仮装行列(と昔、自分達の時代は言っていたが、行列はしない。時間区切りの寸劇のような事をクラス毎で行う。変な高校である昔から)が行われるので、見に行くという家族に付き合い初見学。久々の母校、相変わらずのピンク校舎には笑うしかないのだが。寸劇は昔からそうだが、やっている本人達ぐらいしか分からない細かい笑い等が入っているのだが、まぁ、青春の自己満足でしょう。でも3年生になったりするとかなり高度に舞台装置つくったり、踊りの練習をしたりした記憶がある。まぁ、観ていて面白いかと言われれば、息子がいなければ(いても)来ないだろうというレベル。ただ、やはり本人達は楽しいのである。
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□息子のクラスの仮装。1HR8分。これをオーバーすると点数が減点される。しかし、久々に行った母校、変わらないなぁイメージでした。
●帰りがけに、ガストで昼食。一番安い目玉焼きハンバーグを食べましたが。普通。
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□一番安いセット。それでも700円位になってしまうのだなぁ。どこか美味しい定食屋でもないかなぁ。
●今日の一冊。高井忍[著]『柳生十兵衛秘剣考』【2011年,㈱東京創元社,\720+税】。お侍様モノが好きである。川原泉先生もそんな事をおっしゃっていた気がするが、昔の年末はチャンバラの連続ドラマをやっていて、原田芳雄の浪人モノ等にワクワクしたりしていた記憶がある。もちろん、暴れん坊将軍や桃太郎侍も好き。そして、小説でも剣豪モノや忍者モノ、戦国モノが好きだ。これは、どちらかというと、鯨統一郎系の「実は、・・・」ものであるが、それはそれで謎解きモノも大好きなので全然OK。本当に心から本が好きだなぁ、と思う、何でも。ただ最近、やっぱり目が悪くなってきて文字を連続で読んでいるとボヤケテきてしまう。歳だ(T_T)。
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[ 2015/05/31 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2015年5月30日(土) 妄想と現実と、その確認のため川根へ

●妄想とは、根拠のない話をあてこんで、物事を語る事。それが楽しかったりするので始末が悪い。このお茶は、まさに妄想を語らせたらピカ一である。
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□この形状、この水色。いいと思ってしまう。
●今年は、今までと異なり、自身で精揉までを思考し、お茶づくりをする場面が多々あり、それが製造スタイルへ影響したのは事実。去年までは、あくまでエンドにおけるお茶姿については、JAのN島君にお任せだったし、自分はあくまで、適切に粗揉で揉み込みをしたお茶をつくる、で良かったのだが。逆の意味では、今年のお茶づくりは、そちらの製造方法へもかなり影響を与えてくれている。どこまで揉んでいいの?という永遠の課題に対しても、一歩進んだ感が自身の中ではある。
●しかし、施肥試験については、妄想暴走中で止まる事を知らない。色々な否定を受けるが、自分的には妄想です、と言い切り折れないようにしている。しかし、本当にキッチリとメカニズム解析しなくてはいけないと思っている。
●そんな意味で二番茶への影響試験、これは大事。それもやらせてもらえるのだから幸せである。元職場とはいえ、今は全く無関係の管外の人間なのだから、私は。
●そんなこんなで、朝から川根本町地名農林業センターへ。朝の6時20分に出て、奥さんをJR静岡駅へ。その後、川根本町地名農林業センターまでユラユラと運転。7時40分過ぎには着いてしまいました。今日は、T口製茶組合の品評会出品茶の棒取り作業があり、役場のG課長がその時間に既にいらっしゃっている、ためお断りして、第一目的のサンプル茶を預からして頂いて。今年の一番茶の状況等意見交換したり。
●その後、本命の施肥試験おくひかり茶園確認。隣の「やぶきた」とは確実に一番茶の残葉色が違います。濃緑。そして、何より、芽の動きが早い。現時点で萌芽期過ぎ位の状況ですが「やぶきた」より、2-3日は早い感じ。「おくひかり」は5月5日に摘採していますが、「やぶきた」はそれより早い摘採のはずで。そう考えると、二番茶芽の動き出しへの影響というのもしっかりあるんだろうなぁ、と妄想。二番茶では「おくひかり」ほ場の半分を液肥施用してもらっていて、それを比較してみましたが、今の時点ではよく分からない。と、いう事は、この残葉への影響は、一番茶期の液肥施用効果、という事になります。妄想。一番茶の芽の動きも早かった感じがしていたのですが、しっかり妄想高まりました。品評会作業に来たJAのY道釜炒り先生とも、これだと6月20日(一番茶摘採後45日)前に二番茶摘採だね、という話をして。どうしても製造には携わりたいので、何とか仕事予定を調整して、川根へ来られる日をつくらないといけません。
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□「やぶきた」と「おくひかり」の比較なので、色違いが本当に根拠になるかどうかは不明。それでも、この芽の動きは大変面白い。
●現在、二番茶への液肥施用処理を行ってもらっていて。開葉が始まる来週後半から、フェイズ変化に対応して液肥の資材切り替えをしてもらう予定。二番茶、本当に楽しみです。とはいえ、こちらの左と右で左が処理区なのですが、今時点での差は全く分からず。差が出なければ、二番茶期の施肥は不必要、という事になるのですが、また、色々と妄想逞しく面白いです。面白い、何にしても。
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□棒から左が、二番茶期液肥処理区、そして、右が無処理区。さて、どうなる事やら。
●結局、妄想バンバンで行った現地ですが、現実を実際を見ても、妄想高まるばかりでした。試験的にどうか、と言えば、これは試験ではないし、データを取っている訳でもない。でも現象としてこのような事が発現しているという点がとっても大事だと考えます。そして、この原葉に、川根茶製造技術が加味されれば、まさに最高級カリフォルニアワインの完成です。いっちゃうなぁ。
●そして、午前9時30分には帰宅しています。行って来れちゃうけど、やっぱり車の運転はつらい。特にアドレナリン出っぱなしの妄想状態で運転しているから危ない。今日はもう大人しくしていよう。
●お昼は息子と久々に「たろうず」へ。暑過ぎるせいか、お店空いています。息子は「角煮醤油、煮卵入り」、私は「素とんこつ」を頼む。汁までガンガン飲み干す息子を見て、あー歳をとったなぁ、と思う。
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□左が「角煮醤油、煮卵入り」、右が「素とんこつ」。替え玉位は食べれそうだったけど、替え玉制度がないお店でした。
●久しぶりに本当にのんびり。北大久保さんの昔のブログを読み返したりして、楽しむ。
●今日の一冊。山田昌哉[著]『カオスとフラクタル』【1986年,㈱講談社,\740税込】。全ての事象が単純化できるものではない。一方で、何かしらの仕組み、規則性、あるいは不規則性という規則性があるのだと思っている。そんな意味で、こんな本も押さえてはあるのだが、いまだ理解は及ばない。自然界の動向と同じく。
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[ 2015/05/30 ] 科学 | TB(0) | CM(0)

2015年5月29日(金) 仕事はジム、でも頭の中は茶畑へ飛翔

●昨日の、この写真を見ながら、一番茶残葉のN濃度の影響ってどんなだっけか?と自身が茶研センターにいた平成19年度の概要書を引っ張り出して読んでみるのだが、・・・、よく分からない。春肥>秋肥>夏肥の順番で、一番茶残葉のN濃度への影響が大きい、という事、そして、N濃度自体の二番茶への影響は、直近の肥料の有無(二番茶へと考えれば、二茶芽出し≒夏肥Ⅰという事か)が影響しているという事。これは、春肥が一番茶へ影響しているという事と同じ意味合いなのだが。そう考えるとやはり、残葉もそうだが、収穫芽(一番茶、二番茶)への肥料の影響性はやはり、直近の肥料であり、古葉(土台葉)充足とは異なるフェイズ、という事なのだろうか?
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□このほ場に佇んで一時間位は色々考えて過ごせてしまいそうだ。
●樹体充足という観点から見れば、濃緑の土台葉が付いているという事は、次代の芽のスターターとして役割が大きいという事だろう。あるいは、これ自体は一番茶期の施肥試験処理の影響、という事ではなく、摘採後2週間目位から始めてもらった二番茶期における施肥試験処理の影響なのかもしれない。しかし、二番茶期では、おくひかりにおいて半分のほ場だけでの処理をお願いしてあるので、もし二番茶期処理の影響なら、この時点でその差が見られなければおかしい。そうすると、やはり一番茶期処理の影響なのだろう。
●たかだか、累積処理量で言えば、10a7kg程度の窒素施用量で、こんな影響がでるものなのだろうか。個人的には、時間レンジにおける高濃度態での吸収、そして抑制的影響と捉えているが、それを実証するためにはどんな試験を組めばいいのか。今回試験処理自体は、その実証ではなく、あくまで現象の発現確認でしかないのだから。
●この処理について話をすると、ほとんど多くの方は理解できないか、そんなの当たり前分かっているじゃん、と感じるようで。その反応を受ける度に、でも誰もそれを説明してくれてないでしょ、と言いたくなるのだが、会話がかみ合わない場合は、それで済ますしかないのだが。やはり多肥の時代から何もメカニズム解析が進んでいないんだ、と感じざるを得ない。それに対して自身がどう解析できているんだ、と言われれば、やはりできていない、と答えるしかないのだが。
●今日は午前中、県庁で打合せ。意外なほどに県庁担当と意思疎通がスムーズにいって良かった。そして、N局長からは「あのお茶飲んだよ」と言われたので「今度お話させてもらいに伺います」と回答。さて、いつ行こう。
●と、ちょっと調子に乗って事務所へ戻ったら、はぁぁぁぁっぁあの電話が。そんな話でいいの、とはっきり言って、そのポジションでやるなら、こちらは引かせて頂きます、という言い方で納めました。あー、面倒だ。
●その後、現場へ行って、共同工場のお話伺って。池田・谷田の「摩利支(まりし)」の茶園をJAの担当に案内してもらった。一番茶は自然仕立てで摘んで、台落としした茶園。でも、すでに二番茶芽が大きく伸びていて。その芽を見ると「摩利支だなぁ」と感じる。こんな芽を摘んでお茶をつくってみたいものだ。
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□摩利支らしい芽を選んで写真を撮ったつもりでしたが、上手く撮れてない(T_T)。
●一週間長かった。明日は、ちょっと川根へ足を伸ばして、例のお茶サンプルを受け取ってくる予定。そして、二番茶に向けて生育している施肥試験茶園を確認。さて、どうなっているのか、大変楽しみです。
●二番茶ではどんなお茶がつくれるのか分からないけど、やっぱり、揉んで揉んで尺ありで細く、そして可能なら、それを精揉機ではなく、水乾機で乾燥し、グラス飲みの工芸茶にしてみたい、という野望があります。あー、何だか楽しみだなぁ。
●今日の一冊。「このミステリーがすごい!」編集部[編]『5分で凍る!ぞっとする怖い話』【2015年,㈱宝島社,\650+税】。昨日の本より、こちらの方を先に購入。こちらは本屋で、昨日のはAmazonで。あちらはプロ、こちらは新人?、でもこちらの方が荒々しい分だけ、面白かったのかな。だから昨日のを追加購入したのだが。これから夏に向けて、ホラーものが増えていくのだろう。怖い、怖い。
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[ 2015/05/29 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2015年5月28日(木) 慌ただしい一日でしたが、面白い画像ゲット

●今日は、会社の社長が庁舎に立ち寄るため、朝から呈茶の仕度等ドタバタしていました。自分の会社の社長が来るのに、グラスで冷茶出したり、88800円の市場取引されたお茶を呈茶したり。まぁ、まともじゃないね。
●とはいえ、それが何とか終わったら、今度は現場へ移動して、現場で農家さんと懇談する社長待ち。こんな所で。
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□多田元吉顕彰碑。丸子紅茶のMさんを、社長が訪れて、30分程度の懇談をしていきました。
●差しさわりがあるので、社長とか懇談中の写真は掲載しません。
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□そして、顕彰碑の前には3種の紅茶系品種が。この時期、赤芽。面白いなぁ、お茶って。
●午後からは、県庁へ行って、現場農林事務所の茶業担当者会議。お茶の会議、明るい話にはなりません。そういう時代だ、しょうがない。最後の普及員として頑張ろう。
●そんな合間に、川根本町のS室長がFBにアップしてくれた写真。色々と推定は出来るのですが、自分が実際に見ていないし、隣のやぶきたの整枝処理の状況もわからないし、で正確な事は言えませんが。おそらく、肥料効果。面白いなぁ、本当に面白い。今週土曜日、サンプル茶を取りに伺う予定なので、その時にほ場を確認しようと思ってます。これこそ、やりがいのある試験だ。
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□手前が施肥試験を行った「おくひかり」。奥が通常の「やぶきた」。光線の具合?
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□こちらの写真の方がはっきりと。左が通常の「やぶきた」、右が施肥試験「おくひかり」。
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□おくひかりの茶株面のアップ。残葉がガッチリ。そうすると、やぶきたとの一番茶の摘採位置や整枝処理の問題のような気もしますが。しかし、これから、どんな二番茶芽が出てくるのか、それは楽しみです。
●濃緑の理由。窒素濃度が高い? 残葉の窒素濃度は、二番茶の量-品質に影響する、と以前リーフパンチ調査した時には出ているのですが。ただ、なかなか、残葉の位置づけも難しくて。とりあえずは、自分で確認しよう、土曜日。
●明日は又、嫌になるような話を県庁として来なくてはいけない。嫌になったら帰ってしまおう。
●今日の一冊。『このミステリーがすごい!』編集部[編]『5分で読める!怖いはなし』【2014年,㈱宝島社,\600+税】。怖い、というのも色々あるが、これはどちらかというと人の心の怖さ、の方かな。表紙からは、幽霊・妖怪系だとばかり思っていたのですが。怖がりの癖に怖い話が好き。夜、トイレに行くのが怖くなるし、洋式便器に座っていると背中が寒くなる。世の中には解明できていない事は幾らでもあるのだ。
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[ 2015/05/28 ] 一般 | TB(0) | CM(0)

2015年5月27日(水) 今日はジムと明日の準備でてんてこ舞い

●と、いうほど、私は何もしてないのですが。明日の準備については。
●とりあえずジム。色々と考えて、最善の方法で対応、という形で進めます。そのための関係機関調整もします。でも、それ以上を求めないでほしい。誰がやりたいの、という事です。
●そんな事を言いつつ、色々と他の展開も図っています。良い方向に物事が進むといいなぁ。
●この畑、この葉っぱを見て触った時は、あー失敗かぁ、と思ったけど、つくってみれば分かる、という違いだった。お茶の事、本当によく分かってないわ、自分。そう思ったが、それがまた感動だった。絶対次へつなげてやる。
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□こんな葉っぱばかり揉んでいたい。
●今日の一冊。高井忍[著]『漂流巌流島』【2010年,㈱東京創元社,\820+税】。鯨統一郎以来の面白い歴史短編ミステリー。もちろん一番は明石散人だけど。それでも、十分読むに耐える、歴史考証もあり、文献引っ張りもあり、で良い本です。こんな物語を書くのは本当に大変だと思うけど、出会えたのが嬉しい作者です。
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[ 2015/05/27 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2015年5月26日(火) 今日は朝からツイテない日だぜ、の巻

●自転車通勤は20分強で職場に着けるのがいい。徒歩&電車だと待ち時間を入れて40分。かといって、浮いた時間を有効に使える訳ではないのだが。
●職場は庁舎の5階にあるため、その日の気分でエレベーターを使ったり、階段で登ったり。今日は少し頑張ってみようと階段で昇ったら、フロアの鍵が開いてなかった。いつもトップに来る先輩が、たまたまトップに来ない日、だという事で。力を落として、エレベーターで上り下りしました。朝からツイテない。
●ジム屋さんです。片付けなくてはいけないジム屋さんです。頭の中は美味しいお茶って?と常に思っているのですが。そんな位置にジムの間に、明後日、社長が来庁するために、お茶淹れ等の準備や事前練習等をやったりしました。
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□フィルターinボトルを使用した冷茶と急須淹れの自然仕立て手摘み茶の呈茶。冷茶の味がうまく出せない。色もね。これなら、家の色々ブレンド茶水出しの方が色も味も上だなぁ。
●色々とこだわっているようですが、自分の味覚もアテにならない。やっぱり、評価につながらない施肥試験おくひかり。それへの疑問もあり、なかなかジムに集中する事もできません、と言い訳。しかし、この形状だけでも価値があると思うが。お茶、やっぱり見た目も大事だと思うなぁ。
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□尺のあるお茶づくり。そのうちの85%位までは技術的にいけるなぁ、と思っています。残りの15%はやはり機械の使用の仕方が変る、という事なのですが。
●うま味をうま味と感じさせるために、どのようにお茶を淹れるのか、また必要ならブレンド原料とするのか。ハサミ摘みでも十分なお茶が出来る事実をどう考えていくのか。二番茶でも同様の結果になるのか。楽しみですが、そんな事ばかり考えていても仕事にはなりません。
●夕方から、現場の茶工場へ。若い茶農家さんとお話をさせてもらい、楽しい時間を過ごさせてもらいました。やっぱり、前を見ている子達は、こんな茶業情勢でも間違いなく伸びる、と思う。是非、次のステップへ。
●明日もジムジム。
●今日の一冊。平野裕子[著]『きっと紅茶が好きになる』【2015年,㈱ワニブックス,\1,204+税】。川根の益井さんの紅茶が出ているというFB情報で購入しました。紅茶、よく分からないし、通常のお店で美味しいと思える紅茶に出会った事はない。しかし、おそらく、煎茶と同様に最高のモノを求め続けて行けばどこかで出会えるのだろう。発酵茶という括りなら、目黒の岩茶房で出会った「大紅袍」を超えるお茶に出会った事もないのが事実。それだけ経験値が低いのであろうが。煎茶で言えば、2008年全品農林大臣賞受賞「土屋鉄郎」煎茶。それが出品される前の荒茶の事前審査の段階で出会った神の香気、あれを超えるものにはまだ出会ってない。天により配されるお茶と地から創り上げるお茶。どちらが良い悪いではなく、どちらもお茶である。最高のモノをいつか体験できるのか、あるいは創り上げることができるのか。いつまでもそんな事ばかり考えてお茶に携わって行きたいと思う。この本、ビジュアルが素敵です。紅茶美味しそうです。
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[ 2015/05/26 ] お茶 | TB(0) | CM(0)

2015年5月25日(月) グダグダの一日

●今日から自転車通勤復活。それなのに、朝からグダグダ。気持ちが上を向きません。
●職場についても同じで、就業前、お昼休みと寝倒す始末。体調が悪い、訳でもないのに気持ちが全くのらず。そのため、作成する資料が小学生の作文以下という始末。本当にダメダメの一日でした。
●その上、日中に地震が。職場が庁舎の5階にあるため、震度2だったのですが、かなり揺れて(時間も長く)、最近の地震情勢から、これが東北で起こっていたら、物凄い震度ではないのだろうか、と悪い予感がよぎったのですが、結局、埼玉が震源地で震度5弱という事で一安心。そんな心の揺れを助長する日でもありました。
●しかし、天気の良い日の自転車通勤は悪くない。帰りもペダルこいでいるうちに家へ着いてしまうし。
●明日から頑張ろう。という奴で頑張った奴はいないんだよな。でも、頑張らないといけない仕事山積み。
●揉捻機での状態。これは清水H好園での製造茶。このクラスのお茶は、はっきり言って、どうとでもなってしまう。でも、それだからこそ、色々と考える機会もつくってくれるのだと思う。今年は、揉む、という事の徹底について色々と勉強させてもらった一番茶だった。そんな意味で、二番茶においても試行を行い、その上で来年に向けて、ワンランクもツウランクもレベルの高いお茶づくりにつながってくれれば、と思っている。技術ありき。
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□揉捻でこなれないお茶。それはやはりキチッと粗揉機で上乾きせず揉んでいるかどうか、という事になるのだろう。
●今日の一冊。北村薫[著]『太宰治の辞書』【2015年,㈱新潮社,\1,500+税】。この本が出ていたの(T_T)、という驚きと喜び、気付かない自分のバカさ加減、そして昨日到着ですが、すぐにアップしてしまいました。まだ1ページも読んでないのに。多分、おそらく、絶対、美味しい本。間違いない。読んだら泣いてしまいそう。そんな意味で、裏帯の『二階の改札口の向こうに、正ちゃんが待っていた。白いシャツに紺のスーツで、いかにも堅いお仕事の人らしい。私を見て、≪うむ≫というように頷く。「久しぶりだな」相変わらず男っぽい横柄な口調だ。』。この文章だけでご飯が一杯食べられてしまう、この文だけで色々と想像してしまう。私も、正ちゃんも、そして円紫さんも存在し、時間を生きている。早く読みたい、でも読み終わりたくない、そんな気持ちで、色々と考えるだけで、ちょっと幸せです。
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[ 2015/05/25 ] 小説 | TB(0) | CM(2)

2015年5月24日(日) ボルドーワインとカリフォルニアワイン

●最近、靴選択店(シューズセレクトshop、を日本語で書いてみました)「クアズィー」(quasi、をカタカナで書いてみました)のO田代表と話をした際、「川根茶はボルドーだね」というような事の語りに対して、今やっている液肥茶は「技術構築のカリフォルニアワインのつもり」等と発言をしてみました。個人的に、このお茶でには過去に自身が土壌肥料や品評会製造で培った技術を注ぎ込んで「細ヨレ尺ありの美しい形状にアミノ酸のトロミ甘味を熱湯出しでも味わえるお茶」という定義につなげていきたいと現時点では思っています。で、おそらく、そのレベルのお茶をつくれるだろうな、という手応えもあって。ただ、そのお茶が現在の消費者や茶商に受け入れられるか、というのは全くの別問題で、昨日書いたように、飲み方、あるいは評価の仕方から根本的に考え直さなくてはいけないお茶なのでは、と思っている位で。
●結局、産地として生産環境が整っているボルドーの川根茶には、素では勝てないのは明白。それなら、それと真逆、あるいは方向性、ベクトルの異なるお茶を創り出していくしかないだろう、と思う訳で。
●二番茶で仕込んでいるものの結果を含めて、来年に向けた戦略を構築していこう。しかし、共感してもらえる仲間が欲しい、生産家でも茶商さんでも。
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□ハサミ摘みだろうと、きっちりとお茶を揉む思考があれば、細ヨレ尺ありのお茶になる。多分、お茶は揉んでいいのだろう。それだけの力を持ったお茶ならば。そして思うのは、揉み込めるなら、いつまでも揉み込めるなら、揉んでしまっていいのでは、と考えている自分がいる事。その時点で、揉んでいるお茶が何であるのか(ばらつきの分布において、揉んでいる部分のグルーピングを妄想)、それを明確にする必要はあると思っているが。
●揉むに関しては、今年、清水のH好園で色々と試行させてもらえた。製茶機械は旧式ながら、インバーターによる風量・回転制御により、無段階制御が可能。特に回転に対しては、次の次元へ行けそうな感覚を持っている。それを試行させて頂いたお茶がH好園のFBでアップされていたので掲載(J君、写真拝借します)。もちろん、既に仕上がったお茶で、全てがその製法でつくったものではないが、私も関わったホイロにその思考・試行がブレンドされているお茶である。
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□H好園謹製、カブセ茶「つきすみ」、品種おくゆたか。H好園FBページより写真画像をDLさせて頂きました<(_ _)>。
●そして、結局、雑味のない味わいを追求するのなら、形のキッチリしたお茶をつくるしかないのでは、と考える訳で。どれだけ無駄に出物(粉・頭)を出さないお茶をつくるのか、そのためには、やはり、やさしく揉んであげるという視点がはずせないのでは、と思い続けている訳で。今年のH好園でもそうだったし、地名農林業センターでもそうでしたが、粗揉の最後、ここまで来ればいつ出してもいい、あとは製造者のキャラクター(個性)だと言い切るまでの揉み切り、行き着き、それって、ある意味で一つのゴールであって(あくまで一つの、ですが)、その感覚が持てるなら、多分、お茶揉みで困る事ってないんだろうなぁ、と考えてしまう訳で(一方で、その後の、揉捻にしろ、中揉にしろ、精揉にしろ、どこまで、どうやって、揉んでいいのか、いつまでも悩むのですが)。最終的にはそろった一心三葉の芽でキッチリと細ヨレ、尺あり、の揉んだお茶づくりを、それが機械摘みでも徹底すること、が目標だよなぁ、と。そして揉みやすいお茶づくりのための施肥体系の構築。双方の技術があってこそ、のカリフォルニアワインづくり、だなぁ。
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□なぜ、人は究極を求めるのか。そこに無限の可能性があるから。
●修理、だとばかり思っていた自転車。取り替えで対応されていました。本日帰還。明日からまた自転車通勤復活です。
●今日の一冊。沢村浩輔[著]『夜の床屋』【2015年,㈱東京創元社,\740+税】。よくできた連作小説だと思う。一作一作の出来具合には差があるが、通期で一つの結論につながるもので、その結論には、第一話のエンドからは全く想定されない方向性である。だから、余計に面白いのであるが。謎解きミステリーなのか、ホラーなのか、ファンタジーなのか。しかし、これ以降の新作が出てないとの事(直近が2009年とか)。このまま消えてしまうのはおしい才能である。
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[ 2015/05/24 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2015年5月23日(土) お休みだ、本当の、・・・、のんびり読書。。。。

●昨夜は、役場の元同僚が「静岡で呑みましょう」と声を掛けてくれて。何度か一緒に足を運ばせて頂いた駅南の海遊家さんで、久々の再会呑みをしました。相変わらず美味しい肴類と、お客の一体感(「えいちゃんの村々電話相談室」て何だぁ、という記憶残っている)がたまらなく楽しかったです。
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□とりあえず、まだ明るい。でも19時です。付き出しの茄子が抜群。イカリングフライ。イカが美味しい。
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□焼き鳥4種。何が何だか分かっていませんが(タレ皮は分かった)美味しいです。そして、ウマヅラハギの肝付き刺身。カワハギも美味しいけど、ウマヅラの方が味が濃いような気がするのは私だけ。
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□静岡ならではの黒ハンペンフライ。そして、トマトのチーズ焼きって、初めて食べましたが、いけるぅぅぅ。
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□〆サバ。〆具合が抜群です。そして何故かミートソース・スパゲティー。
●さいきん、Na-Ruさん呑んでばかりだね、とブログを見てくれている元同僚が指摘をしてくれます。例のお茶も呑んでくれたようで、ちょっと夜呑むお茶じゃなかったね、胃に来るよ、と言ってくれました。指摘が正しいのが、また嬉しかったりするのですが。そんな元同僚、流しやっています。
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□後ろのカップル如何にも同僚のギターでうっとりに見えますが、単に仲の良いカップルです。
●散々食べて呑んで、そして大変下らない話で盛り上がったお店で、一人3000円で済んでしまうのがすごい。また来たい来たいお店です。
●そして、その後は駅北へ繰り出し、ラーメン食べました。これぞ昔ながらの東京ラーメンという感じでいいです。お店の名前は忘れました。店内にワンピースのポスターやらジグソーやらが飾ってありました。美味しかった。
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□こんなラーメン大好きです。
●その後、同僚二人はLIVEHOUSEへ。私は帰宅。大変楽しい時間を過ごさせてもらいました。役場には2年間行かせて頂いただけですが、とってもやさしい方々ばかりで。本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました。こんな私ですが、川根茶のため、いつでも協力させて頂きます。もちろん清水茶も頑張りますよ。
●そんな昨日を過ごしてしまったため、今朝から、はっきりいって頭働いていません。部活の子供を駅まで送ったり、車の空気圧確認したり、月曜日に持って行くフィルターinボトルの洗浄をしたり。一段落したら、昨日買った本を読んでしまおうと思っています。3冊。
●しかし、結局、お茶に行き着いてしまう。例のお茶、飲み方、グラス飲み水出し。開かない。全然開かない。やはり、それだけキチッと揉んであるという事なんだと思う。そして、グラス飲みを重ねた後、急須に茶葉を移し、それからアポロチョコをアテに杯を重ねる。もちろん湯温は高い。ポットそのもの、て感じ。それでも、あるのは柔らかい味わいばかり。おくひかりの持つ、渋味はどこへ行っているのだろう。結局、500ml以上飲んだのか。茶葉は3gないだろう。少量を熱湯で。飲み方から考え直さなくてはいけないお茶なのかもしれない。これは濃く出したら確かに辛い。苦味と取る人がいるのも分かる。やはり、飲み方含めた検討。そして、お茶の再現。あー、それがすぐにできる環境にいない自分が悲しい。誰か一緒にこれをやってくれる茶園を持つパートナーはいないのだろうか。
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□試験揉み第1ホイロ。どうしても自分で揉んだお茶にこだわるのはしょうがないと思う。そして何十年ぶりかに食べたアポロチョコ。昔と変わらない味、だと思う。記憶を美化してる?
●そして思うのは、この味に(お茶全てに広がっている味わい)するためには、やはり徹底して揉まなきゃいけないんじゃないか、という思い。そんな思いを清水の現場で試させて頂いたりしているのですが(さすがに品評会出品茶でやった時には、やめてください、て言われたが)。つくれるよ、細くなるよ、伸びるよ。そして、味がある。何がまずいのだろう、このお茶は、・・・、分からない(T_T)。

●今日の一冊。魚柄仁之助[著]『儲かる古道具屋裏話』【2001年,㈱文藝春秋,\600+税】。著者の発想の転換、というか視点の凄さを著書を読むたびに感じる。常にそんな視点でモノを見て行きたいと思う。必要なのは、なぜ?とそれを構築するシステム解釈だと思っている。
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[ 2015/05/23 ] 一般 | TB(0) | CM(0)

2015年5月22日(金) 一週間が終わってしまったが、何の解決もしていない

●今日は連休のどこかの振替休み。だけど普通に通勤して仕事をする。なぜ、振替等という制度があるのだろう。年休も結局年間付与分20日の1/3も使えず、毎年丸々繰り越している。それがあるから別に振替休み等いらないのだが。来月もそんな日がある。すでに仕事が入っている。だから何、という訳でもなく、普通に仕事しているよ。
●とはいえ、先月5日、今月まだ2日というお茶に関わらない日(これを個人的に休日と呼んでいるのだが)の状態がややきつくなってきているのも事実なので、明日明後日は土日のようなのでお休み予定。
●今日は午前中はジム仕事片付けて、午後からは、JA静岡市主催の茶業緊急対策会議へ参加。二番茶に向けての生産者と関係機関の情報交換のようなもの。だからといって、明確に方向性が出て、皆がやる気になるかといえば、・・・。それだけ難しい茶業情勢となっているんだ、と思うしかないところ。
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□㈱静岡茶市場の2F会議室で行われました。
●例のおくひかりですが、やっぱり評判が悪い。苦味が残る、というような表現も今日頂いた。マニア向けとか。結局、昔はそんなお茶が美味い、といって、買う方が煽っていた訳だ。そう認識するしかないのか、それか淹れ方なのか。個人的には熱湯で薄めに淹れて煎を重ねるお茶だと思っているが。そう淹れると甘く感じる(お粥の重湯のような感じ?かな)のだが。とりあえず、そんなお茶をつくれる技術が構築されたなら、次はそれをどう飲める商品としていくか、という事になるのだろう。とりあえずは多肥は意味なし、という事だ。
●今日は、役場の元同僚が静岡へ出てくるという事で飲みに誘ってもらった。という訳で飲みに行ってしまうのだ、明日休みだし。詳細は明日のブログで。
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□茄子田楽。付き出しでこれです。バカ美味。
●今日の一冊。峰如之介[著]『なぜ、伊右衛門は売れたのか。』【2009年,日本経済新聞出版社,\667+税】。それは宮沢りえが可愛いからさ、で済まない事なのだが、時代的には別にイエモンでもアヤタカでもヘルシアでも、何でもいいのだが、結局、お茶と言いつつお茶とは違う飲料のポジショニングを取ったという事なのだろう。そんな意味で、彼らと同じ土俵で喧嘩しようとしている時点でダメ、だと思うが。やはり、自分の土俵をつくり、そこでキッチリと良質なモノを売る仕組みづくりをしていくしかないのだろう、と思う。本当に良いお茶を知っている人間からすれば、所詮ペットボトルは≒水でしかないのだから。でも、知らない人は一生、本当に感動するようなお茶を飲まずに死んでいくんだろうなぁ、と思えば、自分は幸せである。だって、おそらく死ぬまで最高峰のお茶を味わい続ける事ができるのだから。
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[ 2015/05/22 ] お茶 | TB(0) | CM(0)

2015年5月21日(木) 話を聞いて、それを咀嚼するなり

●昨日のお酒、先輩方の会話に加わりながら、美味しい肴とお酒を楽しみました。平日なのに結構飲んでしまった。でも、美味しかった。
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□とりあえず先付けのアンキモ。そして、刺し盛り頼んじゃいました。これが肉厚プリプリで美味い。
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□定番、穴子のミルフィーユ。そして、フランスパンの宝箱(グラタン乗せみたいなモノ)。
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□アスパラのバター焼き、甘いんだ。そして、日本酒も頼んじゃいます。このお猪口がドラム式洗濯機と命名。
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□穴子握ってもらい、椎茸焼きも。
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□金魚絵お猪口で飲んで、〆はにゅうめん(温素麺)です。
●食事にも会話にも満足。歴史の話(飛鳥奈良時代等)なんかも楽しかった。次回は角打ちで、という話で。
●そして、今朝は、頭にお酒を残しながらの通勤。歩いていても、ちょっと空を向けない。陽射しがまぶしいです(>_<)。
●午前中、ボッーとしながら会議で、オチのつくれない発言をして後悔。ダメな時は何をしてもダメです。
●午後からは、市内大原にあるS園へお伺いして、今年のお茶の状況や二番茶へ向けての考え方等を聞かせて頂きます。前を向いた取り組みの実行、それらに地域連携等が織りなしてくれれば一番いいのですが。かなり深い話もして頂き、勉強になりました。また、施肥試験茶は処理内容を説明し、試飲確認等をお願いしました。
●帰ったら、茶工場関係で長い電話。自分の理解も浅いところがあり、話かみ合わず。情報を取り直して、県庁担当と来週調整。その結果を現場へフィードバック。あー、頭痛い。
●明日は振替休日ですが、午後から会議もあり、普通に出勤予定。土日は休ませてもらおうと思っています。
●今日の一冊。Quark&高橋素子[編]『科学・178の大疑問』【1998年,㈱講談社,\1,200+税】。このような本を読んで雑学知識を高めたい、という事ではなく、178の中に何か現在持っている疑問にヒントとなる事が全く違う分野でもあるといいな、と思って読んだりする。多分、大事なのは、なぜ?と思う事だと思う。そこから、次へつながる事が必ず出てくるから。なぜ多肥だったのか?なぜ吸わないのに大量に肥料を投入したのか?、それを思うだけで、自ずと仮説が生み出てくる。あとはそれを実証し、目的とするところへ落としてあげるだけ、それが又難しいのだが、難しいからこそ面白いのだと思う。面白い事やろうよ。
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[ 2015/05/21 ] 科学 | TB(0) | CM(0)

2015年5月20日(水) プロ(お茶屋さん)に聞く、そして夜は吞み会

●今日は職場のH班長と一緒に午前中県庁へ行って、今年の状況等を含めた考え方等を聞き、それを現場に。というスタイルの事をするものの、感じるのは、お城では仕事を楽しんでいる人はいない、という現実。そして我が身を振り返り、あそこで苦労してくれている人達がいるのだから、お前は幸せなんだよ、と思うようにしている。本音です、これは。
●そして、午後からお茶屋さんを回って、プロの意見を聞く。建前は今年のお茶の状況、自身の本音は、つくったお茶の評価。本当のプロの方々が、真剣にお茶を評価してくれる幸せ。こちらも、それに値するモノを提示しているつもり。そこでは、やはり、商品(仕上げ茶前の原料素材としての荒茶)として、それをキッチリと提示できるか、という事。つくれちゃったモノではなく、つくる目的で、そのクオリティを確保できるか、という話。買って頂く方の手入れを残した、そこから化ける原料としての提供も考える必要がある、という事なんだなぁ、と。とはいえ、このお茶、被覆はしてません。完全露地。私とS室長の妄想なのかもしれないけど、まだまだ化ける可能性あると思っています。そんな意味で、S室長、またサンプル供給をお願いします<(_ _)>。
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□Y梨商店さんで。真剣に吟味いただける幸せです。それに応える事をしていきたい。
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□K島茶店さんで。いつでも、求めるレベルのクオリティを持ったお茶つくります。
●今年の晩生は渋味が突出せず甘い傾向、という話も。その中での立ち位置評価も含めて、来年も同じレベルのモノがつくれるなら、という事も含めた対応を現場で進めたいなぁ、と。とりあえず、二番茶でやれる事を含めて検討。
●そして、夜は先輩ズとの吞み会。相変わらず美味いお店で呑んだくれてしまいました。そのため、詳細は明日以降。
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□突き出しのアンキモ。これだけで、日本酒いけますわ、という感じです。この後、様々に食い倒れた上に、話題は歴史。日本史。面白かった。
●今日の一冊。高橋英一[著]『ケイ酸植物と石灰植物』【1987年,(社)農山漁村文化協会,\1,500税込】。色々な本が家のあちこちの本棚に入っている。専門書もしかり。昨日の話題で、たまたま引き出してきたのがこの本。引かれる、惹かれる、というのは確かにあるのだろう。Nの在り方、Caの在り方、今読むと再度考えさせられる点も多々。これが専門書の良いところである。勉強しなくてはいけない、真実に辿り着くために。
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[ 2015/05/20 ] 生態 | TB(0) | CM(0)

2015年5月19日(火) 色々と御意見を伺いながら再考、そしてフラフラと

●今日は早い時間で雨上がりの予定だったけど、降っていたので傘挿して通勤。
●今日は午前中に菊川の茶業研究センター、そしてその後、牧之原のM笠園へ行って、例のお茶をみてもらいます。
●茶研センターでは、悪くないね、いいお茶だよ、とは言ってもらいますが、そこどまり。なぜ、という点については、つっこみもなく、こちらの意図したい意見交換にも至らず。難しい、事かな。多分、極端な事をしたがらないのでしょう、と思うしかない。
●M笠園では、M笠Y行氏と、何で昔多肥だったのか?、濃度プレス、ストレスならNでなくていいのでは?、Ca抑制になっているのでは?、と、まぁ面白い話が次々に出てくる。そして、M笠園での今年の一番茶での試行では、やはりベッタベタ、蒸しでグズグズになってしまうようなお茶ができたとか。でも成分値では差が見られない。という事は見ている成分項目の問題? そんな?を持ってお茶の栽培・生理に取り組んでいらっしゃる、本当に貴重な方だと思います。そんな意味で、管轄外のエリアの茶業者の方ですが、今日、足を運んで良かった、と思います。そんな話を聞いて、再度自分の考え方を整理。
●ただ自身の中では、完全なストレス、ではなく、やはり、生育に伴う吸収の影響、それがおそらく吸収時の濃度が時間レンジにおける吸収量に影響しているのでは、と思っているのですが。ただ、再計算したら7kg弱の窒素成分。本当に、あれだけお茶が変るための寄与とは?と思うところであります。だからこそ、面白い。変えられるのだからお茶を。
●結局、牧之原に行く帰る間は雨がかなり降っていました。当たらない天気予報。M笠園を後に、その足で事務所へ戻り、夕方から、清水区茂畑のM共同の二番茶前夕方集会を見学させて頂きました。
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□JAの営農担当が二番茶対応の栽培管理等の話を。そして、芽重型や更新園の茶葉を別揉みしての評価の高さ等を実際のお茶を見せながら説明しています。
●これまた勉強になりました。気持ちストレスは高まるけど、人と接する必要性、会話の重要性は、よく理解しているつもり。でも、弱っている時は、それらのストレスに耐えるのが辛いのですが。
●しかし、今日は気圧も関係しているのか、車運転しながらバカに欠伸は出るわ、眠たくなるわ、で。気持ちが負けているのがあるのかな。明日から、お茶屋さん回り。お茶見せるのも説明するのも、だんだん辛くなってきます。理解してもらう、て本当に難しい。私とS室長が、つくり立てのこれらのお茶を審査した時の感動、あれって、実は錯覚だったのかぁ、と思いたくなってきます。逆に考えれば、もうやるしかないんですが。やるって言ってくれた人達と連携して、つくるしかないなぁ、あとはメカニズムの解明。
●昨日の訪問者が久々に30人に。通常は10~20人以下なので、多分、S室長がFBに載せてくれたので一見さんがいらっしゃったのだろう。この日記、内容理解がほとんど不可能。だって、私の脳内妄想の掃溜めのような文章だから。と、いう事でいつも見て下さっている方には感謝しております<(_ _)>。
●今日の一冊。アキリ[作]『ストレッチ③』【2015年,㈱小学館,\648+税】。段々と内容が???に作者もどう持って行っていいのか悩んでいるのだろう。ストレッチ自体もまさに付けたしのようになりつつある。それに今回のラストは、おしまい?という感じでしたが続くのだろうか。
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[ 2015/05/19 ] コミック | TB(0) | CM(0)

2015年5月18日(月) 今年のお茶についての打合せ、そしてどうしよう、の巻

●昨日、奥大井の4月の早摘み・手摘み関係で頂いたお茶を飲ませて頂いた。4月25日に地名農林業センターで揉んだお茶と同様の茶葉を現地の共同茶工場(60K1.5ライン)で製造したもの。感じるのは、やはり、製造意識の差なのか。茶葉の状態を掴め切れず、荒いつくりのお茶になっていて。肌荒れ、そして小玉。上乾きの症状が出ている。味わいにも、その影響があるのか、やや苦味が前に出てくる。ただ、やはり川根茶、その後の甘味が口中後口を清々しいものにしてくれる。お茶って本当に難しいんだと思う。そんな事を考えていくと、栃沢でもそんな話になったのだが、やはり、粗揉でどうキッチリ揉みこんで上げられるのか、それに尽きる様な気がする。それ以外の工程で(個人的には特に精揉で)気を使わなくて済むようにしたい。それだけだ。
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□原葉の質が高いのはやはり川根茶。とはいえ、今年のお茶については、それを最大限のパフォーマンスで発揮しないと辛いものとなってしまう。そんな意味で、初揉みとはいえ、茶葉の状態を意識した製造が求められると思う。ただ、やはり、今年の降雨を考えれば、誰もが水を揚げていると思うのだが。実際は、それに対応したものとなっていない、というのが事実。その点を意識した状態把握を常に行うアンテナの高さが求められると思う。
●施肥の話をしていて思うのは、その処理楽にならないか、という事をおっしゃる方いる事。手間を掛ける事を厭う事は、ある意味での技術発展につながるものではあるが、最初から楽して良いものをつくりたい精神ではおそらく一生に良いものには辿り着けないんだ、と思う。正しく理解した上で、一歩ずつ、そのメカニズムを解明し、最短距離をつくる、それが技術の構築だと考える。
●月曜日。まだ直って来ないため自転車通勤叶わず。とりあえず、今週も徒歩&電車通勤。
●午前中は、所内でえらい方々を含めての茶業方向検討会議。色々と出る意見を形にしていく必要。そして、前を向いた取り組みを。現場が大変なのは誰もがの共通認識。
●夕方、両河内和田島のG8へ。代表のH君と色々話をさせてもらいました。このような市場状況においても前を向いた取り組みを考えている常に前向きの経営者。すごい、と思う。試作したという白葉茶、見せてもらいました。形状は、よく細く揉んでいます。荒茶の色目はこんなものだなぁ。茶殻はいいなぁ。味わいは、個人的にはよく分からない。二番茶で、白葉茶紅茶の試作提案をさせて頂きました。また、樹冠下液肥施用による品質向上のお茶も飲んでもらい、取り組みについて色々と意見交換も。やはり、前を向いた人達と話をしないといけないなぁ。
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□川根でやった時には上手に揉めなかったなぁ、という記憶。上手く揉んであります。味わいは、まったり、アミノ酸、ですかなぁ。
●明日は、茶研センターへ行って、施肥試験茶の説明をしてくる予定です。わかってもらえない、だろうなぁ。
●しかし、今日も指摘を受けたけど、このお茶、艶っぽいんだよね。やはり、何かあると思うのですが。
●今日の一冊。倉科遼[原作]佐藤智一[作画]天野彰[原案・監修]『匠三代①』【2015年,kindle本,\0】。kindleで無料だったので読んだのですが、モノづくりの話、良いですなぁ。いいものをつくりたい、それも自己満足ではなく、顧客満足のための良いモノをつくりたい、という話がいい、と思う。残りを読みたいと思うのだが、既に10巻以上発売されているようで、今度漫画喫茶にでも行こうかな、と思う。
匠三代①

[ 2015/05/18 ] コミック | TB(0) | CM(0)

2015年5月17日(日) 資料づくり、試験茶を飲みつつ考える

●今朝の静岡新聞朝刊の農林水産面に、清水両河内布沢のH好園さんのJ君(新聞掲載されているのでイニシャルにする意味が全くないのですが)の記事が掲載されていました。事務所の同僚が書いた記事です。いつも前を向いてお茶に取り組むJ君、今後ともよろしく、です。
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□まさに書いてある通りの取り組み。今の茶業界の今後10年、30年を背負う人材、期待しています。
●明日の所内茶業関係会議の資料づくり。今年のお茶の状況とその要因を整理。他にないモノをつくっていくしかない、そんな状況だと個人的には認識しています。
●施肥試験おくひかりの3ホイロ目。色々な方に飲んで頂く場面で、2⇒1⇒3の順番を言われる。1はどうしても芽合が大きいためしょうがないのだが、2と3は同じ摘採レベルの生葉。揉み具合も差はないはずなのだが。飲んでみて感じるのは苦味が前に出てくる事。ただ、その要因が、・・・。何となく予想はつくのだが。摘採後の生葉管理、やはり色々な意味で大事だと考える。昨日、消化不良ぽい味わいだね、との指摘も受けており、抽出される内容成分の具合も重要だなと思っている。とりあえず、こうしたらこうなった、という現象としての捉え。これのメカニズム解明とどのようなお茶づくりに活かせるか、は今後の話だろう。今後、そんな事を言っている暇は本当はないのだが。
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□第3ホイロの急須出し。いい感じのお茶なんですよ。でも、3ホイロ比較すると、必ず、これは・・・、という指摘。
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□シャンパングラス飲みもしてみる。水出しの一煎目はいいのだが、お湯出しにした時に強く苦味を感じる。これは、おくひかり特有というより、やはり肥料の影響が要因の生葉管理上の品質への影響なんだろうなぁ、と推察しているが。成分の酸化反応?分からないけど。
●しかし、葉色は、本当に露地物?と感じる位のものとなっている。この辺りの点についても色々と調べていく必要があると考えているが。来週もまた、このお茶を見てもらう機会をたんとつくる予定でいるのだが。
●一昨日、川根へ行っている際に、お世話になった方の訃報に接した。色々あり、葬儀等に不義理をしてしまったが、御冥福をお祈りして<(_ _)>。
●今日の一冊。唐沢俊一[著]『奇人怪人偏愛日記』【2006年,㈱楽工社,\1,600+税】。博識、ビブリオマニア、本人自体が奇人に該当する著者ですが、例えば、荒又宏先生とか著者とかの生き様に憧れる自身がプチビブリオ。そちらへ突き進まずに済んだのはお茶との出会い、とも言えますが、逆にお茶の方でおかしくなっているという事実もあったり。やはりエッセイの面白さは日常ではなく、日常における非日常のネタ出しにあるんだなぁ、と思います。
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[ 2015/05/17 ] エッセイ | TB(0) | CM(0)

2015年5月16日(土) お休みなので、栃沢へ

●本日は、久々の休暇感。朝、のんびりしてしまいました。というか、朝起きられず。昨日のお酒を思い出しながらグダグダと午前中過ごしてしまいました。昨夜のお酒、N村さんとの統計飲み会ですが、久々に統計の話は出ず。今回、施肥試験おくひかりの結果について、色々と議論を重ねてもらいました。やはり、対照区のないぶっかけ試験の問題、本当に硫安の影響性があるかどうかの可否、濃度とタイミングのメカニズム等、N村さんの経験も踏まえた意見を色々と頂きました。方向性間違えてしまうとKさんみたいになってしまうよ、との忠告も。確かに妄想が強すぎるとそうなってしまうよな、と立ち位置を再確認する必要性も。ただ、行った店が美味しくて、散々食べ飲んでしまって。新規開拓2軒でしたが、美味しかった。また行きましょうという話に。
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□1軒目は、鶏料理「鳥藤」。出てくる料理すべた美味しくて、驚きの味わいでした。個人的には特に、竜田揚げが味付けで食べさせるのではなく、中の肉の味わいで食べさせる感じで良かった、美味しかった。良いお店開拓です。
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□2軒目は、ワインの酒場。丁度、お店がいっぱいで、外の樽で立ち飲みしたのですが、それがまた良くて。サングリアに入っている果物が冷凍でそれがまた氷の役目もはたしていたりして美味しく、2杯目に頼んだスパークリング・サングリアはフローズンダイキリのイメージで、また美味しかった。そして、ビニールを引いたように見える薄い生ハムが全く美味。途中で店長が色々とお店のコンセプトや狙い等について話をしてくれたりして(なぜ話しかけてきたのかは不明)、お勧めはラムチョップなんですよ、みたい事も。さすがにお腹いっぱいだったので次回に、という事で。しかし、2軒とも当たりのお店でした。
●N村さんとの飲み会は、自分の立ち位置を考える上でもとっても重要で、また楽しく話し、飲めるが嬉しい。昨日は、結構今の茶業情勢に関する不満から、激昂する発言もしたりして迷惑をお掛けしましたが、また飲み会やって下さい。
●そして、午後からは、静岡の栃沢にあるS水園のU野さんに会いに。主目的は、やはりの施肥試験おくひかりを飲んで頂く事だったのですが、製造から栽培から、山の茶業から、色々な話をして、結局6時間近く、U野さん宅の縁側でお茶飲み談議を。ここでしかできない、あるいはS水園のお茶だから飲みたい、そんな人達のためのモノづくり、それも最高のモノづくり、大事ですね、というような話も。篤農家の話にはいつもヒントがあります。やるしかないなぁ、という事で。
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□U野さんの縁側で、持ち込んだ施肥試験のお茶を、低温で淹れたり熱く淹れたり。そして、それについて討議して。
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□U野さんの新茶「おくゆかた」を飲ませて頂いて。蒸しがしっかりしていて、強いのに、底味が丸みのある味わい。いい感じですね、というような話。そして株としてある白葉系の茶樹。
●こんな事をしながら、自分の中のお茶情報を増やして、それを色々な場面に活かせたら、と思う普及指導員のサガですなぁ。
●さて、明日はどうしようか。
●今日の一冊。北村薫[著]『玻璃の天』【2007年,㈱文藝春秋,\1,190+税】。著者の書く女性は、強い。それは、芯が志が、思いが、という意味合いでの強さなのだが。それが凛とした、という言葉が似合うものとなっている。だからこそ、そこに人の意志を感じ、思い深く読み込んでしまうのかもしれない。
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[ 2015/05/16 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2015年5月15日(金) 川根から清水から、お茶を持って

●今日はお仕事はお休み。でも、先日の施肥試験のサンプルを頂きに午前中は川根本町へ。サンプルの小分け作業を行い、幾つかサンプルを頂き、それ持って、町内のお茶屋さん等を回りました。
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□施肥試験ほ場「おくひかり」。二番茶へ向けての処理をお願いしました。
●とりあえず、お世話になっているS本園さんへ。一本出しするお茶ではないけど、ブレンドには使える、というようなお話を聞いたりします。伸びたお茶の形状の良さはかなり評価が高かった。
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□拝見盆に並べてみると3ホイロのお茶の違いがよく分かります。同じ茶園なのにねぇ。
●そして、M島園さんへ。川根茶の鬼神、K﨑Y和氏にお茶を見てもらいながら意見交換。昔の多肥時代の味はこうだった、というような話。そんなお茶は火入れに強く、仕上げで格が上がった、今は誤魔化し火入れしかできない、等。ただ、現状は多肥の時代ではないし、どう吸収等植物の整理を解明し適切な時期に適切な濃度で施肥を行うか、等熱い議論になりました。70を超えて益々盛ん。さすが川根のレジェンドは違います。
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□経験と実践。それらを重ねた年月のお茶に重みがあります。勉強になります。
●午後は、清水へ移動して、JAのM君に同じお茶を見てもらいます。そして、施肥の在り方、茶業の方向性等について意見交換させて頂きました。
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□産地独自のお茶づくり、そんな方向性を目指します。
●その後に運転免許の更新に警察へ。裸眼でダメで、眼鏡を掛けたのですが、乱視がひどくて、なかなかOKが出なくて危うく免許失効となるところでした。見えているのに。
●夕方には、シューズセレクトshop「quasi」へ行き、O田代表と意見交換。川根茶のブランディングの事や、今回の施肥試験のお茶を飲んでもらったりして。川根が産地ボルドーなら、他の産地では技術の粋を積み上げて、カリフォルニアワインを目指す、というような話もしたりして。
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□定番のグラス飲み。茶葉が見える形でのこの飲み方、いいなぁ、と思います。
●そして夜には、N村さんと統計飲み会を実施。詳細は明日のブログで。
●今日の一冊。北村薫[著]『紙魚家崩壊』【2006年,㈱講談社,\1,500+税】。好きな作家を、と言われたら、まず第一に上げるのが著者である。同じページ数でも、行間が読める物語とそうでないものでは全く読後感が異なって。そして何度も読み返して発見できるものがあったり。そんな行間の読める本を書く著者の短編。人の心の怖さ、が描かれています。
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[ 2015/05/15 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2015年5月14日(木) 少し落ち着いたかも

●散々騒いでいると、さすがに我が身を振り返りで、少し落ち着いてきました。
●今日は、2か所で、当該茶を確認してもらいました。なかなか理解しがたいような反応もありましたが、方向性の一つとして。生産家は、やはり、やってもそれが売れるか、という事を考えてしまうとなかなかやれないもので(特にお茶の人は)。そんな意味で茶商の反応を見て行きたいと思っています。明日から、ボチボチ。
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□この葉が、この芽が、このお茶に、なるんだなぁ、と。
●そして明日は、先月の4月12日(日)、29日(祝)以来のお休みです。ただ、朝は川根本町地名へ行って、その後、お茶屋さんを2軒回って、午後一で清水で当該茶の話で打ち合わせをして。そして時間があったら免許更新して、夕方からはシューズセレクトshopで打ち合わせして、と結構休みなのに忙しい一日。夜は久々のN村さんとの統計飲み会も予定しています。もうちょっと先が見える形になるよう頑張らないと。
●期待したいな、このお茶に。
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□2ホイロ目だね、これは。個人的には細長い1ホイロ目が好きなんですが、味わいが強いのを好む方は2ホイロ目を選ぶのだなぁ。
●明日は3月までを思い出した時間帯で朝出発しないと間に合わない( 一一)。
●今日の一冊。関暁夫[原作]『Mr.都市伝説 関暁夫の都市伝説3』【2009年,㈱竹書房,BO価格\108】。またまた下らない本ですが、やはり、こんなくだらなさが日常にあるので生きていける、やっていけるのです。まともな事ばかり考えていたら頭がパンクしてしまう。日々リラックス。
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[ 2015/05/14 ] コミック | TB(0) | CM(0)

2015年5月13日(水) 寝ても覚めても

●寝ても覚めても、このお茶の事ばかり考えてしまう。はっきり言って、獲り付かれています。病気。
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□今日も自分で淹れて呑みましたが、熱湯でも、甘さとうま味が前に出てくるお茶になっていて。煎を重ね過ぎて、結局、前回同様気持ち悪くなる、の巻。
●今日は、県庁の農林業局長と語る会、という催し。えらい人が現場へ来て、現場の話を聞いた、というスタイルを取りたいがための年中行事。ただ、今回の局長、N村Mさんは、私にとっては、レジェンドで。茶業試験場の土壌肥料の大々先輩で、伝説の小川さんと一緒にやられていた方。しかも、私の調査法の根幹にある時系列枠摘み調査を初めてやられた方で。自身はその頃の模倣でしかない、との認識を常に持っていて。今の土壌肥料の方々に対する尊敬の念は、はっきり言って全くないのですが、私にとっては憧れの方です。
●そんな方に来て頂いての会議。とはいえ、そこまで具体的な話ができる訳でもなく、淡々とそこは過ぎてしまったのですが。夜には、局長を囲んでの懇親会があり、普段なら絶対出ないのですが、N村局長なら、と出席。そんな中で色々と話をさせて頂き「N村局長なら、きっと分かってもらえるお茶、来週持ってきますので」と約束を取りつけて。自身にとって、寝ても覚めても考えてしまうお茶、持ってきます。Mさんなら分かってくれるだろうなぁ、との期待の元に。お店は「とんからり」。思った以上に美味しかった。
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□ネギマ鍋でしたが、ものすごく美味しかった。ネギとマグロ。江戸ですなぁ。
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□デザート。最初は杏仁豆腐だとばかり思っていたのですが、プリンでした。美味し。
●地道な普及活動が必要な事。そのためのサンプルも確保し、来週にはお茶屋さん回りの予定です。
●明日は明日で頑張ろう。
●今日の一冊。並木伸一郎[著]『怪奇報道写真ファイル』【2012年,㈱竹書房,\571+税】。あまりに下らない。だからこそ面白い、という事。これって大事だと思います。
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[ 2015/05/13 ] 一般 | TB(0) | CM(0)

2015年5月12日(火) 台風接近、サンプル回収のはずがお茶談議に

●今日は台風が接近中のため、朝から大変、のはずが全然そんな事なく。午後から会議があるため、午前中に分析用の荒茶サンプルの回収、巡回をする。奥まで行っても片道1時間、清水はいいな、近くて。
●清水区大平のY川農園さんへ伺ったのですが、今日は朝から雨予定だったから、茶工場回さなかったんだ、との事。それで時間があるなら、ちょっと飲んでもらいたいお茶が、とお願いして、先日の施肥試験のお茶を飲んでもらう。このうま味、トロミは昔のお茶を思い出させるねぇ、との意見を頂き、全く賛同。手法的には難しいものではないため、今度一緒に考えて行きましょう、というような話をして、1時間程。いいお茶をつくる方です。そして、地区としてもいいお茶が出来る場所なんだよな、と思いながら、色々と意見交換させて頂きました。勉強になる。
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□2ホイロ目の製造茶。何度か試飲してもらっているうちに、細かい部分だけ残るようになってしまった。開封後の日数もあり、ややひいた感じの水色、味わいと若干の雑味を感じたが、十分うま味がある上に、これ被覆してないの?と言われるお茶です。完全露地。
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□そして1ホイロ目の自分揉み。こちらは上と同じ原葉のお茶ですが、摘採がやや深く、収量性で言えば10a100kg位違う。そんなお茶がこんな風に揉みこめてしまう、というのは凄い話だと思う。個人的には、このレベルで精揉機へ行った際に、精揉機をどう使っていいのかよく分からず、結局、細いけど、乾燥で曲がってやや伸び不足のイメージに。でも、味はすごい。まったりとしたトロミとうま味は、いつまでも口に残る。そして、甘い味わいが煎が利いて、4杯重ねたら、帰りの車で胃が痛くなった。くるわ、このお茶。
●と、いう事で大変気にいっているため、このお茶の宣伝広報活動に勤しもうと思っています。ほとんどないお茶なのですが、来年はつくれます。どれくらい欲しいですか、幾らなら買いますか?、という話で。そのため、しばらくは栽培・肥培理論と製法については内緒。とはいえ、誰でもできるんだけどね。
●しかし、このレベルの話。はっきり言って、何でこんなお茶試験場でつくれないんだろう、って思う。お茶の事を考えて考えていけば、辿り着く所じゃない、て思うのですが。きっと、試験場の方々は(茶業)試験場にいてもお茶に興味がないんだろうなぁ、と思う。
●このお茶を飲ませての宣伝普及やっていきますよ。今の茶業情勢、大きな技術革新でもないとダメになって行くだけだから。とりあえず、評価してもらおう。
●台風の影響で雨が強くなってきたのに、子供は塾へ。何でこんな日にやるのかなぁ、不思議。送り迎えも、車の運転怖いです。
●今日の一冊。吉永良正[著]『まだわからないことがある-科学の未解決ゾーンをさぐる-』【1986年,㈱講談社,\740税込】。分からないから知りたくなるんだよな、と常々思っている。分からない、という事が分かっている幸せ。だから追及していくんだ、という気持ち。そんな意味で、今回の施肥試験で発現した現象は、何かやったぜ、という感じに自分で思っている。だって、想定どおりなんだもの。それに合わせて今追及している製造の点も反映される原葉になってくれるかな、と期待をしていて。そんな意味で、いつまでも?を持っていたい。
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[ 2015/05/12 ] 科学 | TB(0) | CM(0)

2015年5月11日(月) 平常勤務に努める

●月曜日。連続勤務(お茶と関わり)だけど今日は平常勤務。自転車が修理から戻らず、良い天気ですが、徒歩&電車通勤。ボッーと通勤します。
●一日、ジム。打合せもしたかな。何だか休みたい、と口に出して言うと先輩から、口に出すようじゃ末期症状だよ、と指摘を受けます。確かに、おかしい。
●電話調整等を行って、とりあえず今日は外へ出ませんでした。明日は現場回り。でも、台風が近づいているようです。
●家に帰ってよく考えれば、先月4月13日(月)から今日までほぼ1ヶ月、連続出勤(お茶対応)。29日に一日だけ休んだっけ。そう思った瞬間、ますますドーンと来てしまいました。まずいなぁ。
●とりあえず、知ってしまった結果、今日は寝ます。眠い。
●今日の一冊。江藤守総[編]『生物制御化学の展開-新しい農薬研究開発の視点-』【1987年,㈱ソフトサイエンス社,\4,500】。大学の学科が、今は亡き植物防疫学科、そして研究室が農薬化学研。今は、生物制御化学研究室と言っているようです。そこで、植物ホルモン、ブラシノステロイドのモノとりしてました。そんな時に買った専門書だなぁ。裏に明倫館書店(神田神保町の科学系専門の古本屋)の裏紙が貼ってあるので、古本購入なんだなろうなぁ。それでも、3割も引いてなかったような気がする。色々な事を学び、そして今に至る。
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[ 2015/05/11 ] 科学 | TB(0) | CM(0)

2015年5月10日(日) 今日も行きますお茶揉みに。疑問は解消するのでしょうか?

●日曜日。世間様はお休み。先月は4月なのに休み多かったな(5日も休んでしまいました。これは休日とか祭日とか、という括りではなく、お茶と関わらなかった日という意味合い)と感じていましたが、5月はまだお休みなし。ちょっと疲れもありますが、今日も朝からお茶揉みへ出発。昨日の結果を踏まえて、今日、それを上乗せした試行をしてみる、と心の中で思い、それは園主には大雑把に「試させてもらいます」と断りだけ入れて実施。基本、悪いお茶にはならない(上乾きさせないから)のだけど、理想のお茶になるか、と言われると難しい訳で。
●相変わらず危ない運転をしながら、清水両河内のH好園へ。今日は玉露等3ホイロ揉みがあるとのこと。昨日と違い、移動距離が1/3なので、それは楽です。
●到着次第、早速蒸しが始まる。摘採は昨日のうちに行われ(ハサミ摘みも手摘みも)、一晩静置。萎凋が進んでいるはずですが、蒸しに特にそのような香りはなく、ベタベタのアミノ酸の香りがプンプンしてきました。揉みがいありそうで。とりあえず、オクユタカ(ハサミ摘み)から始まり、カブセ期間10日という事ですが濃緑な葉っぱで粗揉で揉んで揉んできっちりと粘り出て来ました。いいお茶だ。次に、ヤマカイ玉露(手摘み)ですが、これは粗揉でベッタベタ。もうアミノ酸が揉み込み水分と一緒に出てくる、先日の施肥試験オクヒカリと同じ状況で。葉ばかりなんだよ、とYさんが言った言葉に、やっぱり葉に上げている?という事なのかしら。揉んで出てくる時期も茎ではなく、葉なんだよな、きっと。茎の方ではそれほど粘らない。どちらかというとオクユタカの方が粘り感覚は強かったような。3ホイロ目は、オクユタカ2/3+山峡玉露1/3という事で揉みにくい。想定している水分と粘りの感覚がハチャメチャになってしまい、迷い迷いの粗揉でした。ここでしか書けませんが、どのホイロも粗揉時間1時間30分。何をやっているんだ、という感じです。でも揉み込みは必要だよなぁ。それに回転がインバーターで落とせるから揉めちゃうんだよなぁ。1ホイロ目は、中揉以降Yさんにお任せし、私は粗揉係で、とことん揉むを試行。ただH好園の事情で2ホイロ目、3ホイロ目の中揉・精揉をやらしてもらう場面に。中揉も揉んでみる。そして限界まで試して見る。細くなるのかならないのか。丸くヨレるのかヨレないのか。結論は、細くはなるような気がするけど、丸くはならない。丸くするには、・・・、精揉どうすりゃいいんだよ。とはいえ、経験値を積み上げる機会を与えて頂いて感謝。こんな経験しない限り、次へは進めないから。
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□オクユタカ(ハサミ摘み)。濃緑です。凄い色だ。そして、精揉の1ホイロ目と2ホイロ目。色目は写真のせいだと思いますが、玉露はやっぱり違うのかな、と思いました。
●結局、3ホイロ目の乾燥を待たずに退散したのですが、1ホイロ目と2ホイロ目の乾燥上がりの荒茶を頂きました。自宅で撮影。そして淹れみる。
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□1ホイロ目。オクユタカ(ハサミ摘み)。形状、これだけ見るといい感じです。これから仕上げ調整で篩抜き、粉抜き等すればきれいになるでしょう。水色も青みが出ています。味わいは、大きなところも入っているため、ガツンとインパクトがある感じではありませんが、甘く美味しい。煎を重ねても味わいは継続。試しに熱湯で淹れてみましたが美味しかった。香気はカブセ香するなぁ。
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□山峡玉露(手摘み)。外観は何となく細いかな、と。水色、やや黄色が強いのは揉み過ぎかな。味わいは、これも仕上げ前なので、ややマイルド。カブセ味ぽい感はあります。香りは、アミノ酸香とカブセ香の混じりで、かなり強烈。もう少し味に出てもいいのに、と思うのですが。さて、仕上がるとどんな感じになるのかぁ。
●何にしても、一日、勉強になりました。
●昨日、地名農林業センターへ行った時に、JAおおいがわの釜炒り先生、Y道君から「おくひかりの日干委凋やって釜炒り茶つくったので試してみて」と渡されて。品種茶製造後の審査の時に併せて見てみたのですが。形状の感じは益々上手いな、と。香気、何というか、日干萎凋部分とそうでない部分の香気の競合が著しく感じ、お茶として統一感が弱いというか、はっきりしないというか。日干萎凋を踏まえて、揺青萎凋をやった上で、の方が良かったのでは、と感じました。萎凋って本当によく分からないし難しい。日干自体も太陽熱でのある意味で加温発酵的効果を狙ったのでは、と思ったりもしていて。二番茶期にはそんな話をしに行こうと思う。
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□しかし、常に進歩するY道先。全品実績を踏まえれば、県内では第一人者だよな。
●明日からまた平常勤務。どこかで休まないと、ちょっと疲れてます。
●今日の一冊。渡部俊三[著]『果物の博物学-フルーツがもっと好きになる-』【1990年,㈱講談社,\700税込】。これは多分、県を受験する時の普及員試験の選択科目に自分が大学でやってきた以外の専門科目を選ばなくてはいけなくて。それで果樹を選択したため、専門書もなく、付け焼刃で分かりやすいこの本を買ったような記憶が。とはいえ、ブルーバックスですが、結構コンパクトに色々な事がまとめられていて、勉強にはなった記憶が。一方、試験ではどうだったかは完全に記憶の外。こうして普及指導員やっているのだからいいのであろう。果樹担当じゃないし。しかし、専門の勉強は色々ない意味で面白いと思う。
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[ 2015/05/10 ] 農業 | TB(0) | CM(0)

2015年5月9日(土) 休日だから、でもお茶時期だから、放浪しながら自己研鑽

●二日間の平常勤務を終えて、今日は土曜日。お休みですが、一年に1回しかない一番茶時期。常に頭の中にある何で?という疑問や、こうしたらどうなるの?という事を身体の中に記憶させて、自己解決するため、やらしてやるよ、と言われたお茶関係には喰いついていきます。今日は、川根本町地名農林業センターで、品種茶揉み。
●先日に引き続き、朝の時間帯、川根路を車で走ります。気持ちのアイドリングが掛り、テンション高く、運転危ない。ほぼ病気です。
●今日は、川根本町瀬平で、本当にいい茶葉をつくるN木さんの「つゆひかり」2ホイロ(ハサミ)と「さえかあり」1ホイロ(手摘み)。農林業センターのH谷君と揉み分けを決めて、先日の降雨の影響やこの気温変化での茶葉の状態等、どうなっているのかワクワクしながら揉みに入ります。
●テーマはやはり揉み込み。粗揉も中揉も、芽合いにバラケが大きいお茶程、しっかり揉みこんでやる必要があるんじゃないか、との思い・妄想。不均一なものを均一にしていく必要性。だけど揉み込みのENDポイントはその機械の性能によって決まる。だからこそ、最大限その機械の性能を理解しながら、茶葉の状態を確認しつつ揉んでやる必要があるのではないのか。そんな思いに獲り付かれています、ほぼ病気。
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□つゆひかり(ハサミ摘み)。芽は大きくなっています。茎も太いのは3枚目まで茎柔らかいけど、その下は白棒だな、と感じます。粗揉、揉みました時間は65分程度ですが、しとり数字は1ケタ。必ず園主には「色々と試させてもらってます」と断りを入れます。それでダメという人もいませんが。揉捻、揉盤底にジン?芽粉?がたまります。でも、お茶自体はしとりというか粘りがあり、まとまりますが。精揉が分かりません。これはほぼ引かずにでやってみましたが、1時間半。
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□つゆひかり(ハサミ摘み)、2ホイロあったため、自分と農林業センター職員のH谷君と1ホイロずつ揉んで。左が自分、右がH谷君。この審査茶碗の中のサンプルだけ見ていると、右の方が尺があるように見えますが、多分、サンプリングの問題。香気は、左がやや蒸しが若く、右が良い感じ。滋味にも、ややそれが反映されていました。摘んできた茶葉がやや露持ちだったため、ほぼ同じ蒸しでやった事から先揉みの蒸しの通りが悪かったかな、または一発目の蒸し調整の問題かな、と。つゆひかりらしい美味しさもあり、白茎抜けばいい感じになりそうです。
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□そして問題だった「さえあかり(手摘み)」。これは生葉から揉み最中の写真を撮っている余裕がなく、最後の審査茶碗のサンプルだけ。これだけ見るとそんな悪い感じはしないのですが、白茎目立って合葉は多く、揉んでいてずっと気に入らない。粗揉揉みました。中揉も揉みました。精揉も、これは引っ張りました。しかし、まとまらない。この合葉、さえあかり、先日H好園さんで揉んだ時もそうですが、大きくなりたがる?のか、単に私が下手なのか。三枚目の葉が問題なのかな、と思ったり。悩んで悩んで、結局結論出ずで。N木さんには「とりあえず篩って、合葉除いて、色選で白棒撥ねれば良くなると思います、と言いましたが。難しい。味わいも合葉の籠り加減の香気や滋味の渋味が気になって。お茶って本当に難しい。
●結局終了は7時半でしたが、経験値という意味では、失敗も経験の上乗せ、という事で。N木さんには言えませんが。ただ、失敗と言っても、従来的な上乾きやグシャ揉み等による失敗では全くない、という事で。どこまでやれるのか、という疑問の下の先の見えない荒野をさまよっている状態のような。しかし、粗揉も中揉も揉んでしまっても何とかなるなぁ、とは思いました。
●そんな一日でしたが、併せて農林業センターで下の写真のように幾つか拾えたものがあるので、報告は明日以降で。
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□斑入り白葉、そして赤芽、実生だと思う白葉。
●また、先日揉んだ点滴施肥「おくひかり」の摘採後の圃場。遅れ芽をかじってみましたが、今ひとつ。さて、そうすると、施肥効果はどこに出ているのかな、と。これはまた面白い。継続で処理をしてもらう事も確認しました。楽しみだぁ。
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□かなり高く刈ってもらいました。揉み量の調整もあったのですが。残葉が硬化するタイミング(二番茶芽の動き出し)で、施肥処理を始めてもらう予定です。
●そんな施肥の話も妄想拡大中。はっきり言ってしまえば、こんな処理をしたらこんなお茶ができました、のぶっかけ現象。あくまで調査もせずのブラックボックスの部分。ただ、処理の中に自分の経験と妄想理論が組み込まれているという事。ただ大事なのは、施肥試験で、違いが出るレベルでなかなか結果が出てこない事。それだからこそ、このような結果の現象を大事にしたいし、それを技術に反映させたい。思いは高まるばかりですが、現在、ほぼ空回り状態。誰に相談すればいいのだろう、こんな時に明確な師匠を持たない自身のボッチ人生を反省するばかりなり、ですが。
●明日は、H好園で玉露揉み。狙うは、針のように細くありながら尺のあるお茶。
●今日の一冊。菅野禮司[著]『物理革命はいかにしてなされたのか』【1976年,㈱講談社,\540】。高校の時、100点満点で平均点20点の物理のテストで4点。この時点で物理は私の大学受験科目から消えたのだが。いまだに計算式等理解はできないのだが、このような天才達により理論構築されていく世界、現象には大いに興味がある。理系人間、解明していく、という事について限りないロマンを感じるから。古い本ですが、このようなものはすたれないなぁ、と思う。
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[ 2015/05/09 ] 科学 | TB(0) | CM(0)

2015年5月8日(金) 平常勤務二日目、それでも午後は現場へ

●休み明け平常勤務二日目も、徒歩&電車通勤。歩く事で見えてくる事もある。
●半日、所内での課題会議。午後は、まだまだ一番茶稼働中の清水区管内の茶工場回りを。昨日のお茶の関係からどうしても行きたい工場へ。Yよさんへ。丁度、お茶揉み中のため、工場見せてもらいながら、先日頂いたお茶の印象等を話をして。揉みはいいので、最初の手摘み茶だけでも、火入れの考え方の検討を、という事に、今回残してあるお茶があるため、それで棚乾火入れやってみるとの事。また、中揉機を絞る様にして、大分小玉の量が減ったとの事。今年は無理だけど、可能ならインバーター制御にしたい等、話を聞いてくれていると思うとありがたい。粗揉機が3In1で、これが結構頭いい粗揉機だとお茶にさわっていて思った。最後のところだけ、もう少しきっちり揉み込めばベスト、というような話も。工場を回している園主の邪魔をあまりしても、という事で退散。工場回りは勉強になります。
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□3in1の粗揉機。よく揉めているという印象。ついてなくてもOKとの園主談。
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□動き回りの園主です。
●彼のような若い人達が真剣にお茶の事を考え、良いモノつくろうと思ってくれるなら、いいものが出来て行くんだな、と思います。昨日揉みの仕上げ茶。いい感じです(色目は写真のせい)。
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□よく揉んで、よくピンと伸ばしてあります。
●もう1件南部の茶工場回ったら、本日で終了とのこと。一番茶、遅場所で来週末位かな。
●帰ってきて、事務所で、施肥試験「おくひかり」のお茶をH班長等に飲んでもらう。今年のお茶にしてはしっかり美味い、と評価頂いて。やっぱり、このお茶いいんだ、と思う。お茶が分かる方が違う、というのだから。
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□茶殻の色目もきれいなんだな、濃い。水色、四煎目だけど綺麗にでています。
●そして、平常勤務終了。明日、明後日は、お茶揉み揉み揉み、試験揉みしてしまいます。
●どうしても、ここ2-3日、頭の中にこびりついた点滴施肥試験「おくひかり」の味が忘れられない。それだけのインパクトの強いお茶という事なのだが、これを次に活かせるのが来年、というのはあまりに悲しい。かと言って、二番茶で試験、というのもなくはないのだが。ただ、二番茶期は生育スピードが早いため、逆に直接吸収の効果は高い。過去の試験文献等でも、葉面散布効果等も明確に出ているし。それを踏まえた施肥設計を組めば、二番茶芽において異なるお茶づくりは可能だと思っているが。また、K平場長に相談してみよう。
●ただ、今回の一番茶の結果をしっかりと解析しなくてはいけないと思っている。感じているポイントが何点かあって。①茶芽における吸収部位、②茶芽の外観色及び硬化への影響、③生育速度への影響、④滋味における粘り(トロミ)感の発生要因、等。
●①については、特に粗揉機工程中のベタつき感の発生タイミングの問題で。通常、品評会クラスのお茶でも、粘りの発生は粗揉5段階の最終工程(第4-5)でのもので。それが粗揉第2段階で出てくるのは、その原因物質の新芽における存在位置が異なる可能性。要するに存在位置が、葉なのか、茎なのか、それも茎では、外側なのか、内側なのか(この表現も実態としては正確ではないと思う。ようするに揉み込み強度と進度における内容成分発生位置という意味合い)、という事。これが異なるという事は、やはり根からの吸収された施肥成分(アンモニア)から生合成されたモノ(アミノ酸?)の転流位置、順番、あるいはタイミングで、という話。これは、やはり国の渡部さんが言っていたように、秋肥Nと春肥Nの貢献目的が、収量のか味なのか、という事になる。前にN村さんにも言われたが、単純に今回のような処理の際に15Nを用いて、新芽生育における時系列上のその存在部位を明らかにすれば、春肥の味への効果が明確になるという事で。ただ、今回は特に4月上中旬の降雨・曇天条件があっため、根回りにおける施肥成分の量と濃度状態等の影響も本来は考えなければいけないだろう。これが、定期的な降雨の下で蒸散吸収を促す晴天が定期的にあった場合は、もっと違う形での新芽内における分配があったのかもしれない。
●②については、茶園での葉色や製造中にはあまり感じなかったのだが、つくったお茶を見たり、また見てもらった茶農家さんから、これ本当に露地物?という指摘を受けて。確かに、揉み込んだお茶については濃緑さが感じられて。更には、摘採生葉をさわっている時は、パリパリ感、というか硬い感じがしていたのだが(3葉までの茎は柔らかったのだが、芽全体をさわっている時の感触)、実際に揉みこんでみると、大きく摘んであっても、白茎自体の発生は想像した以上に少なく、尺を持った形で揉みこめてしまうという事実。これは、施肥成分の吸収というより、根圏域における濃度障害が茶芽の生育自体に及ぼした生育抑制(ある意味での効果抑制?)ではないのか、という仮説妄想。そうすると、もっと収穫期を遅らせた場合に、このお茶はどうなってしまうのか(点滴施肥処理葉継続する)、という疑問もわく訳で。
●③については、今年の摘採日が去年に比べて10日近く早くなっていて。ただ、このほ場に限らず、遅いほ場ほど早い傾向があったのは、3月の低温回避と早いほ場では4月上中旬の日照不足が影響している可能性があるため、施肥処理の影響は言えない可能性は高い。特に生育期間における観察及び調査をやれていないのが辛い。しかし、S室長のFBアップ写真等を時系列で見ていると、摘採開葉数から逆算して考えると平常的な動きなのか、と思ってしまう。本当に自分で見ていないのでよく分からない。経時枠摘み調査等をやれたら良かったのに。更にはリーフパンチも。
4月6日 4月13日
□4月6日⇒4月13日。萌芽前から萌芽期過ぎ位に。
4月16日 4月21日
□4月16日⇒4月21日。0.1~0.2開葉期から0.5葉期位。
4月24日 4月26日
□4月24日⇒4月26日。一葉開葉期から1.5葉期位。
4月27日 5月4日
□4月27日⇒5月4日。二葉期前位から3葉期位。
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□4月5日。摘採当日。3.5葉はいってないなぁ、と思う。
●④については、このトロミ感、昔のお茶にはあったと記憶している(昔というのは自分がお茶仕事に携わり始めた頃)感覚。玉露何かでも感じる場面があるが、玉露と違い被覆効果がない分、味わいに嫌みがないと感じた。浸出されるアミノ酸濃度の問題なのかもしれないが、それだけ?と思わなくはない。では何かと言われると答えをもっていないのだが。今後の中で複数処理が可能であれば発生状態等を含めたテーマになると思っている。
●そんな意味で、露地の更には、おくひかり、でつくれた、という事が大きく自身の中でも手法としての可能性を肥大化させている。可能ならば、更なる生育フェイズとの相関、資材の影響性、濃度、樹体内転流機構等、追求したい事は多々あるのだが。では、これを試験場の研究課題へ提起すれば何とかなるのか、と言えば、おそらく、NOだろう。ブラックボックスはブラックボックスのまま、結果こうなりました、ちゃんちゃん、といいように使われるのが関の山。そんな意味では現場で現象を積み重ねるしかないと思っているが。とりあえず、取り組んでくれる農家さん探しから。
●さて、二番茶の件、川根本町産業課とK平場長、どちらからもOKを頂きました。早速、設計組みます。明日も川根に行った時にそんな話をしないと。
●今日の一冊。小林達治[著]『根の活力と根圏微生物』【1986年,(社)農山漁村文化協会,\1,500税込】。これも富士分場時代に購入したものだと思う。根からの吸収、あるいは根への影響等、あるいはそれらにおける根圏微生物。色々と勉強したかった時代、でも多分、消化しきれずに終わっていた時代。今ならもう少しキッチリと仕事を進められるのだが。ただ、今回の処理結果を次に活かせるようにしっかりと整理し、ステップアップを図ろう。具体的な茶商品とともに。
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[ 2015/05/08 ] 生態 | TB(0) | CM(0)

2015年5月7日(木) ゴールデンウィーク明け、平日勤務なんだなぁ

●5日の点滴施肥「おくひかり」の揉み茶の写真を川根本町産業課のS室長のFBから拝借。審査茶椀の中で、伸びたお茶が、そのまま開く感じが手揉み茶のようだ、と表現されていました。このようなお茶になる理由、ある程度自分では想定できているのですが、川根茶だから、という事ではないんだなぁ、きっと。そして、揉んでいた思ったのは、まだまだ揉める、揉んじゃっていいんじゃないのかな、という事。だって、上乾きさえしなければ、いくら揉んだって葉切れないんだもの。
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□このお茶が、こんな感じに開く。機械摘みの機械揉みのお茶だよ、これで、と言いたくなる。
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□こちらは2ホイロ目。こっちも同じ傾向。やっぱり柔らかく揉めているという事なんだろうなぁ。
●そして、久々の事務所への通勤。天気良いため、久しぶりの自転車頑張ります、と家を出ましたが、いきなりペダルとチェーンがダメダメ君で。家から3分で自転車引きずって10分で戻って、そして徒歩&電車で通勤しました。朝からダメな日。
●職場では、一日ジムしてました。皆さんは連休明け、休み明けで、リハビリだ、と言っているのですが、自分は連休休みはなしで連続勤務の疲れだけ。イスに座ってパソコンに向かっているとタダタダ眠たくなる。ダメダメ君な一日でした。
●日が延びて、明るいうちに歩いて帰るのも悪くない。明日は又現場へ行こう。土日は、またお茶揉みができるので、試させて頂きます。揉む理由もそれが前提だから。
●点滴施肥の結果についてFBにアップしたのですが、S室長の言う通り、やっぱり反応はなし。私の取り越し苦労でした、やっぱり、その程度でした、S室長完敗です<(_ _)>。地道に理解してもらい、そして実証、証明していこうと思います。とりあえず、実行してくれる農家さん探さないと。
●昨日、清水区両河内の茶工場巡回をした際に「飲んで感想を」と言われて、作りたて・仕上げたての新茶を一煎分渡された。自園自製自販のYよのYさん、真摯にお茶に取り組んでいる若い生産者である。手摘みのお茶。よく揉んであり、形状もよろし。一般茶はどちらかというと深蒸しのお茶だそうだが、手摘みは形状系でいっているとの事。水色の感じも揉み込み感があって悪くない。茶葉の開きも硬く揉んである感じがしている。味わいは、少し評価しづらいのだが、今年のお茶の特徴である味の弱さ(うま味に欠ける)が見られる一方、火入れが強い。その火入れが味の弱さをカバーする火の甘味に転化してくれていればよいのだが、どちらかというとコゲではないのだが、甘さではなく弱い苦味につながっているような気がする。これがお茶の外側に入っている感があり、煎を重ねても、オブラートのように味わいに出て、なかなかお茶本来の味わいをマスキングしているよう感じが強かった。火入れは施設・機械の関係もあり、送帯乾燥機で93℃程度行っているとの事であったが、本人が言う温度が実際のお茶に加えられる温度となっているのか、の確認が必要だと思う。このレベルのお茶であるなら、棚乾燥で火味を弱くつけるような形がいいと思うが。昨日の写真に載せたように、仕上げた方のお茶がやや色目を落としているのが気になっていたのだが、味わいに反映されているようだ。明日、話をしに行こう。
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□形状は、よく揉んであると思うし、整っている。
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□急須の中に入れてもいい感じです。
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□一煎目、水色、よく揉んである感が出ている黄緑色。いい感じだと思うが。
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□茶芽の開きも硬く揉んである感じに。二煎目で黄色みが強くなりましたが。
●お茶のボディーに対する火入れ、という意識がないと、一律ではないし、火入れレベルをどう判断しているのかが問題になってくると思う。単純に温度設定のみではなく、やはり、経過時間に伴う火入れ感、香気変化をどう判断しているのか。それで満足してくれるお客様はいると思うが、更に先を目指すべきではないのか、と製造レベルの高さを見て思うところなり、です。若者、頑張ろう。
●自転車、結局、しばらく入院のようです。やはり、安物買いの銭失い、状態。とりあえず、一年保証の範囲内のようですが。実際の乗車日数は半月もないのだから、当たり前に直してもらわないと。
●今日の一冊。木村和義[著]『作物にとって雨とは何か-「濡れ」の生態学-』【1987年,(社)農山漁村文化協会,\1,442税込】。今年の4月上中旬、降雨と曇天の日々が続いたが、その後、雨のない晴れ間が続いたのに生育が今ひとつという現場での評判。基本、雨が降っても、晴れなければ吸水、吸収しないし、光合成も行われない、と植物生理学的に考えれば、生育期の茶芽にとっては良い状態ではなかったのだろう、と思う。そんな雨の影響等をまとめた本。多分富士分場に勤めている頃に買った本だと思う。真剣にかん水同時施肥について試験を組もうと、水の影響、土壌の状態、施肥資材の影響等を考えていた頃。結局それも叶わぬ結果となってしまったのだが。あれから、20年弱。やはり、思っていた事は大きく違っていなかった、と一昨日のお茶を飲んで分かった。自分を信じよう。
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[ 2015/05/07 ] 生態 | TB(0) | CM(0)

2015年5月6日(水・祝) ゴールデンウィーク最終日? 山の茶工場を回る、なり。

●【昨日の続き】点滴施肥試験「おくひかり」。製造終了後、早速、町産業課のS室長と審査飲みしたのですが。尺あり過ぎて、審査茶碗にも入り悪い。でも、細いよなぁ、と。そして香気確認して、おくひかり?これ何?て感じの香り。そして、香気審査した碗ですが、そのまま味を見ると、おくひかりらしい渋味が走るのですが、その後の口中に残るのは、甘味、いやうま味、ダシ、アミノ酸、まとわりつく感じ。S室長と顔を合わせて、これ違うんじゃねぇ、とEYEコンタクト。
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□この写真はいい。これは細いよ。ハサミ刈りの3葉以上、10a収量350kg(3ホイロ平均では250kg位で摘みました。最初が350kg以上出ていたという事)のお茶ですからね。審査は農林業センターのH谷君も参加。感想が、甘いっすね、と。
●そうするとS室長が、低い湯温で急須で出して見よう、と。方瓶で淹れてみたのですが(ますます入りきりません)、この味は、昔の記憶にある、久しぶりに、そうトロミのあるお茶、アミノ酸、ダシのような味わい。あー、こんなお茶できるんだ、と二人で嘆息。S室長が持っていた田野口のおくひかり、を比較で飲んでみたのですが、こちらは、おくひかり、という香味。まったく違う味のつくり。いやぁ、ちょっと感動です。
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□急須に入らないお茶、というのも売りになりますね、という話をして。水色も透明感のある黄緑色に。この水色で白濁している訳でもないのに、この味わいは何?という感じです。
●あとの2ホイロも乾燥上がりで試してみました。外観形状はあとの方がいい。そして、この形状での2ホイロ目はすごい、の一言。これは、H谷君が揉んだので、町品出品をさせよう、という事になっていたのですが、ちょっとこのお茶の使い方の戦略を考え直しても、というような話で、喧々諤々やってしまいました。とりあえず、荒茶でいいので一煎茶パックをつくって、茶農家、茶商に飲ませて、喰いつきを見る。どうしたらこんなお茶、という興味を抱かせる、そうしたら、次のステップへ進める、等等。
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□H谷・作、2ホイロ目。やっぱり、1ホイロ目より芽合いがいい。これが乾燥上がりの荒茶段階だから。
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□3ホイロ目。尺部分がありますが細ヨレです。水色、いいなぁ。
●外観については、川根茶だから、地名農林業センターの機械だから、と分からなくもない事なのですが、この味はやはり点滴施肥効果、だと思う、これだけ飲んで違うのだから。惜しむべきは、対照処理がない事、収穫製造までの茶芽の生育に対する追跡調査がない事(私が4月に全く、おくひかりほ場、を見れてない事)、等等、思うところはありますが、手法として方向性としてあり、だと確認します。
●とはいえ、町産業課のS室長には、これは秘匿事項ですか?どこまで情報開示可能ですか?と確認。S室長は、技術的にはできちゃう事だし、それをやるかやらないかで言えば多くの人はやらないから、秘匿でなくていいんじゃないの、という感じ。それに、今回の地名のおくひかり、ではこうだけど、他でやったら全く違う結果になるかもしれないし、やぶきたではどうなの、という話もあるし、実際はやってみなくては分からないよね。地名でも来年、再来年と継続してやってみる必要もあるし、というような。
●私は、そうですね、とその場では答えたのですが。ただ、おそらく、S室長はそこまで分かってないと思うのですが、試験場で土壌肥料やっていた人間にとっては、今回の結果は本当に衝撃で。ここまであからさまな違いが結果に結びついた処理は、想定してなくはなかったけど、想定以上。やはり、新芽の直接転流の可能性や濃度プレス、あるいは生育フェイズの変化に伴う資材の影響。そして、新芽の粗揉製造での工程変化における水分状態とその感覚形態の違いは、どこまで吸収し、どこに吸収されたものが配分されているかの示唆。そして、トロミと表現する味わいへの影響理由。アミノ酸だけの問題なのか、等等。いやぁ、まずいっす、これは。
●とはいえ、確かにS室長の言うよう、この情報に喰いつく人がいるか、と言えば、多分、いないだろうなぁ、と。それだけ茶業関係者の意識というか質が下がっているんだよなぁ。でも、FBで最低限の情報発信だけはしてしまおう。この外観だけでも十分価値ありですから。この尺伸び形状は別の意味で活かし方があるんだよな、という話でも盛り上がってしまいましたが。
●さて、今日は、清水の山の工場をグルグルとして、そんな話をしてこよう。お茶づくりの邪魔をしない程度に。[7:55]
●清水両河内地区の茶工場、奥の茶工場はまだ始まって間もないところも多く、最盛期の忙しさは明日から週末土日にかけてかな、と感じました。行った先々では色々と話をしてくれる方も多く、行ったかいのある巡回となりました。
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□清水区中河内の農事組合法人C中K。先日行った際はまだ始まっていなかったのですが、今日は開始4日目との事。粗揉⇒揉捻⇒粗揉⇒揉捻⇒中揉み機という変形ラインがどう動いているのか興味から行ったのですが、茶師をやられている若い職工さんが色々内情を含めた話をして下さいました。やはり現場で話を聞くのは大事。
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□清水区大平のY本園。ちょうどY本Hさん御夫妻がいて、お話を少しして、お茶さわらせてもらったりしました。いい感じで揉んでいて。写真の茶葉は覆い下ハサミ摘み。10日程度掛けたとの事で、色は本当に濃緑でした。大平のお茶、元々色目いいからなぁ。
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□こちらは同じく大平のY川農園さん。荒茶のサンプリングをお願いしていて、その確認と園主のY川君と茶葉の状態等について意見交換。乾きやすい感じ、との事。お茶はまだまだこれからのようです。
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□清水区河内にあるYよ園さんへ。ちょうど園主のY崎君が昼食時だったのですが対応してくれて。工場と昨日と今朝揉んだお茶を見せてくれました。今朝揉んだお茶は一晩置いたので、ちょっと揉みにくかったというような話だったり、中揉の玉解きに回転数を落として等、こちらとしては楽しい会話をさせて頂きました。あと手摘みを2-3日やってからハサミ摘みとの事で。揉んでいる間に一度工場へと約束して。ちなみに写真左のお茶が昨日揉みで仕上げ調整終わったもの。右が今朝まで置いてから揉んだお茶との事。そして生葉は手摘みの生葉。これから蒸しを始めるとの事でした。
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□清水区西里にある茶工房へ。H好園のJ君、H香園のH川さん、S声園のTさん・D君、S山園のS君、そしてY津さんとO沢さんもいて、ほぼメンバー勢ぞろい。お茶揉みの邪魔をしない程度に話をして退散。中の写真を撮り忘れ茶工場外観のみ撮影しました。
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□清水区布沢にある㈲G。役員の方々はいなかったのですが、S社長からいつ工場きてもらってもいい、て言われてます、と工場に入って、製造状態を見学。先ほどのCとのラインの違いを確認したかったのですが、動いているのを見て初めて納得。この形はありだな、と思いました。
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□そして、清水区茂畑にあるSきり園へ。ここでは昨日つくったお茶を示して意見交換。このようは方向性の取り組みはあり、との回答をもらい、今後のまた打合せを、という事に。このお茶の説得力は凄いと思う。下手に町の贈答用等に使わないで(どうせ無料でもらって味もわからないような人に飲まれても、何の意味もないし、と心の中で思っている私)、生産・販売につながる人に飲ませ理解してもらう必要があるのでは。それも早急に、と思っています。土壌肥料屋としても早急にN村さんと統計飲み会して、これについての意見交換しないといけない、と。このお茶、試験の成功結果の証拠品として全部欲しいなぁ。
●ゴールデンウィーク最終日、仕事ではなくプライベートで回った茶工場巡回でしたが、行った価値はあったなぁ、と。明日から平常勤務。木金はジム仕事に徹する必要があるようですが、また今週土日は、お茶揉み絡みで川根と両河内へ。楽しい事だけやっていたいなぁ、というか、新しい武器、アイテムを手に入れたので、それを理解してくれる人達と話がしたいなぁ。声掛けてくれないかなぁ。
●そんな事を思い思いの一日でした。ゴールデンウィーク終了。
●今日の一冊。ビッグ錠[作]牛次郎[原案]『スーパーくいしん坊①』【1999年,中央公論新社,\552+税】。「包丁人味平」のコンビが描いた対決グルメ漫画の先駆的コミック。これは全2巻の文庫本版だけど、コミック版①~⑨があり、そのうち、何冊かは書棚にあったりする。まぁ、こんな料理をこんな風につくるの、という如何にもな感じなんですが、料理が対決になる、というのがこのコンビが始めた事なんだろうなぁ、と思う(「ミスター味っ子」も、もちろん「美味しいんぼ」も後発です)>くだらないけど、面白い。また描いてくれないかな。
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[ 2015/05/06 ] 食・酒 | TB(0) | CM(0)

2015年5月5日(火・祝) 川根で施肥試験「おくひかり」を揉む、の巻

●今日はまだ川根にいた三月に、前からやりたくてやりたくてたまらなかった点滴施肥試験を「おくひかり」の品質向上という名目に託けて、K平場長に無理を言って、点滴施設を圃場に設置してもらい、一番茶生育期における濃度プレス試験、茶芽のフェイズ変化に伴う資材変更対応を含めた施肥設計をつくり、その処理を定期的にしてもらって。実際、異動はほぼ確実だったので自分でやれるとは思っていなかったため、K平場長には大変ご迷惑をお掛けしました。
●その上、そんな風にしてつくったお茶がどうなるのか、興味だけは異動しても継続していて、可能なら揉ませて、とお願いしていたのですが、連休中に揉む、との連絡があり、こちらの仕事との調整を図って、何とか本日にこぎつけた訳で。さて、川根本町農林業センター、久々の地名でお茶揉みできるかな、と。出発。
●昨日の「おくひかり」ほ場の様子を、町産業課のS室長がFBで画像送ってくれていて。写真だけですが、いい感じです。4月以降、全く川根本町に足を踏み入れてないので、実際が分からないのですが。
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□川根のおくひかり。いい品種なんですが。さて、味わいに反映しているかな。
●試験場にいる時からの思考の中に、新芽における吸収フェイズの違い、があるような気がしていて。実際に古葉からの転流のあり方や、秋肥、春肥の吸収における新芽寄与への違い等、現象的にはそれが見えている感じがしているのですが。それを本当は試験場において研究、実証していきたいのだけど、もうそんな歳じゃないでしょ、実績もない人が何勘違いして言っているの、と異動面談の場ではいつも暗に示唆されて、えーそんなもんですかぁ?と気付かないふりをして、かなり心は傷ついているのですが(でも、B型なので、懲りずに毎年言い続けています)。そんな意味で現場でこんな形で協力を得られるというのは本当に涙チョチョ切れの嬉しさです。
●さて、久々にバイパス、川根路と車を飛ばし、川根本町農林業センターへ到着。既に、K平場長が、今日摘採する、おくひかりほ場の露払いをして下さっていました。感謝。茶園の状態は、まだちょっと摘むには早いのかな、という感じがなくはなく、また山谷の生育差が少し気になりましたが、摘んじゃいましょう、という事で。芽はやや硬いイメージ。ただ、芽を摘んで食べると、苦味の後にうま味が口に広がり旨いんだ、これが。施肥効果出ているのか、ちょっと期待。
●摘採位置を最初は秋整枝位置より3㎝上で摘んだのですが、特に山側で硬い茎がはいったため、最終的にはそれより3㎝上げて刈りました。収量は6a程で120kg弱。35Kラインで3ホイロ揉みです。
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□K平場長自ら露払いしてくれています。写真の隅に写っているのが町産業課S室長。そして、おくひかり茶芽、気持ち的にはちょっと早いかな。もう少し待ったないと2ホイロもきついかな、と思ったのですが、前々予想外れ。
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□テントウムシもついています。摘んでもらった芽。印象は硬い葉、という感じ。特に最初の2-3畝は、やや刈りが深く(とはいえ、3-4㎝上げ)、茎が硬いなぁ、と感じていました。その上で、葉を籠の中でさわっていても、パリパリ感のある印象。失敗かな、とちょっとよぎる不安。
●3ホイロのうち、第1ホイロを担当。あとの2ホイロは、農林業センターの職員の方々が担当しての製造。私のホイロが一番大きめの芽合なんだよな、と思いつつ、最近清水で試している揉むお茶づくりを粗揉、中揉で実行。蒸しは普通蒸し(30秒程度)でやったのですが香気がよく分からない? 何と言うか籠った感じの香りの印象? そして、粗揉では、葉打ち⇒粗揉の流れの中で、粗揉の第1⇒第2工程で内水が浮くのですが(粗揉は5段階制御)、その内水が近年あまり経験した事がない、ベタベタした感じの水で。通常は、この段階は水だ、と判る感じなのですが、それが異なっている上に、さわっている手や腕の辺りの香りが?という。ただ、粗揉の第5工程の揉み込みでは、品評会のような粘りがガンッとくるような感じではなく、出し度ではこんな感じかな、と。それでも、最後は熱風温度落として粘って揉みこみました。揉捻はインバーターによる回転制御付きに変わっていたので、18回転で加重は真ん中までしか引かない形で実施。それでも、十分茎が揉みこめた感あり。というか、自分のホイロは結構茶芽大きく、確かに白茎が揉捻の揉盤なんかで見えていたのだけど、その量が生葉のサイズイメージ以上に少ない感じが。中揉はやはり、普通茶ほど揉まないと大きなところが細くならない、という妄想の下、回転は最低(15回転)まで持ち込み、熱風制御しながら、最後ギリギリまで揉みましたが、それでも、揉みきれてないなぁ、という印象。まだ揉める?
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□粗揉を揉む農林業センター職員のH谷君。右は、揉捻の状態。茎が見えますが、揉めちゃいました。
●精揉。試させてもらいます、と言い切り自由にやらせてもらいましたが、このカワサキの精揉機、川根時代の7年間、茶工場製造の役割分担の関係で使用はほぼ皆無。そのため、加圧かけないように、とやりながらも、何となく伸ばしきれずに終わっちゃいました。そして、やはり、平打ちはあるし、棚乾燥したら、精揉不足なのか、尺の長いのが曲がったりして、ちょっぴり残念な結果に。妄想理論間違っているのかな。
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□こんな長いのがピンと細く。そして精揉途中。大きいけど細いよ。
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□そして棚乾燥で、平打ちが見えちゃうなぁ。ちぃっぴり悲しい(T_T)。
●そして、乾燥後、製造茶をS室長と一緒に確認したのですが、これが\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?という具合の驚きで。詳細は明日。[ここまで書いて完全に眠気にやられました]
●今日の一冊。週刊朝日風俗リサーチ特別局[編著]『デキゴトロジー⑨【ホントだからやってらんねえ!の巻】』【1993年,㈱新潮社】。このような下らないコラム、本当?と思わせるコラムを読むのが好きだ。週刊誌を毎週買うのでは大変なので、このような形で文庫化されるとありがたい、と20年位前によく読んでいた。表紙が「いしかわじゅん」が描いているの好きである。また、古本屋回って集めなおそうかな。
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[ 2015/05/05 ] エッセイ | TB(0) | CM(2)

2015年5月4日(月・祝) 清水・両河内へ向かいます。品種茶も品評会出品茶も揉みます。

●昨日、H好園さんで手摘み茶を揉ませてもらい、相変わらずその中で色々と自分勝手な試しをしているのですが、一つは、粗揉出しの判断。インバーターで回転が限りなく落とせるため、20回転台(多分25回転位まで)へ最後持ち込んで揉んでいるのですが、そうすると最後の状態で、全体の均一度が高まるような気がしている。縒り手(揉み手)の部分での観察をしていると、きっちりお茶揉んでいる感が見えて。ただ、60分レンジのイメージで揉むと早く工程を進ませ過ぎてしまうため、70分イメージ、75分出し位なのか。単体粗揉と葉打ちがある粗揉工程はやっぱり事なっている感じがする。その後の揉捻は加重を掛け過ぎないように、そして、中揉はふんわりと柔らかくなるまで揉んで、これまた回転がインバーターで落とせるため、15回転位まで落として見たりして。ただ、どちらかというと排気温度を29度以下にすると揉めない感じと乾かない感じが強くなるため、最低30度キープが必要かな。それでも33度を超えるのはまずい。最後の精揉はそんな状態まで持ち込んだお茶は、引きでモタモタしている必要は全くなく、ドンドン持って来れてしまうのだけど、加重をガッチッと掛ける必要があるのか、悩む。既に細く縒れ、あとは真っすぐ伸ばして固めるだけ(乾燥)。整え機、じゃないのかなぁ、と思っているのですが。しかし、精揉機についてはあまりに経験値が低いため、今後も中揉の出し度状態に沿って色々と検討したいなぁ、と思っています。そんな事を考えながら揉んで揉んで、中揉まで関わらせてもらったお茶が下の画像。
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□昨日のH好園、カブセ手摘み茶。片平次郎氏のFBから画像使用させて頂きました。
●これもお茶も場もなく、更に一人で妄想していていも何の解決にもならないのだけど、そんな妄想を実際にお茶と場を示して、一緒に考えてくれる現場がある、というのはありがたい事です。それにしても、試験場で製茶を専門にした訳でもない奴(土壌肥料やっていました)の話を聞いてもらえるのも、川根茶というトップブランドの産地で品評会製造に7年間携わらせてもらったからなんだな、と。その間に、全品で4本、県品で3本の農林大臣賞、全品で3回の産地賞、釜炒り茶初出品から入賞3回の結果が、対外的には結構評価につながっていて。実態は、川根茶産地という良質茶生産環境、素の茶葉の良さ、品評会への対応のシステム化等の総合的な結果で、ほぼ葉打ち⇒粗揉しかやっていない一茶師がどうこう、結果が出ている訳ではないのですが、それでも、その結果が新たな場面で有利に利用できるのであれば使わない手はないんだろうなぁ、と思っています。ずるい奴。
●もう一つ、最近思っていて、粗揉で揉むためにも、以前は品評会製造等では、写真で示す縒り手(揉み手)のバネ圧をかなり強めに設定して、それで細く揉むんだ、というような思考でやっているのですが、本当にそうなのかな?と思うところが、川根での経験もそうですが、疑問符持ちになっていて。最近、揉捻の回転をインバーターでコントロールして、従来回転より落とす方法を取る場面があったりして、そちらの方が加重が掛る気がしているのですが、それと同じで回転をゆっくりにする事で縒り手がお茶を揉む時間レンジが延びるとともに、より加重が掛るような気がします。そうすると強すぎる圧は乾燥してきた茶葉を切る方にいくのかな、と。これも妄想ですが、バネ圧ペランの方がお茶が揉める、細くなるような気もしています。妄想ですが。
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□粗樹の縒り手(揉み手)。昔、玉露の自園自製の茶工場見学させてもらった時に、粗揉の縒り手がペランペランだった記憶があります。これでお茶揉めるの?と当時は思ったのですが。さて妄想は実態を反映できるのか。
●理想は細ヨレ、丸ヨレ、尺あり。きっちりと蒸した芽を丁寧にやさしく揉んで、見た目も美味しさもあるお茶をつくる、技術構築が出来れば(そんなお茶をつくりたい、ではなく、あくまで技術構築。それの言葉化)。そのためには、場と経験ですな。
●朝から、また頂きもののお茶を淹れてみます。一煎パックで試飲を、という意味合いで。初摘み・S水園(静岡市葵区栃沢)、U野K己氏。既に販売用、仕上げ調整されています。100g3,240円。形状は細ヨレ。色は棚カブセでしょうか。5日位?摘みタイミングまでの天候がどんなんだったのか。水色は金色、カブセの青がもう少し出ててもいいかな。味わい、強いなぁ。U野さんのお茶、お付き合いも20年以上、昔から地なりの強い味わいがあります。近年、それらが底味的になり、丸みを帯びた味わいを醸し出していたのですが、今年のお茶は強さが前に出てくる感じ。やはり4月上旬の天候が影響してそうです。蒸し、揉み、お付き合いは長いのに、U野さんが揉んでいる時にお邪魔した事がない、という事実。どう理想し、どうイメージ揉んでいるのか、一度揉んでいる時にお伺いしないと。
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□このクラスの方々になると揉みに対する姿勢がお茶の顔として出て来ます。
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□水色は金色。でも、味の強さが水色に顔を出しています。
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□硬く揉んだんでしょう。1分半程度浸出したのですが、茶葉の開きもこんな感じ。
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□二煎目の水色も大きくは変わらず。四煎位でこんな感じに茶葉開きました。
●さて、牧之原では既に雨降り出したとのFB情報。今日の、S声園さんの品評会製造、どうなるかな。待機中。[6:30]
●「やってるぞ」との連絡を頂き、出発。[8:50]
●まずは、H好園の品種茶「さえあかり」の製造から。ハサミ摘みの大きな芽でしたが、強い芽の茎は柔らかかった。それでも、かなり白棒出しましたが。しかし、出来たお茶を飲ませて頂きましたが、甘いお茶でした。香りも独特な甘さありました。ちょっともらってきました。
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□製造に供した「さえあかり」の芽です。
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□12号篩下です。7kg⇒5.5kgとの事。頭多かった。大きかったんだなぁ、やっぱり。
●とはいえ、この製造、次のS声園さんの品評会製造の露払い的役割となったのですが、製造上のポイントも一つ仮説ができて、それを試しながらの品評会製造。第1ホイロはJAの茶研修センターで先に製造。2ホイロ目が、H好園の35K機を使用しての製造となります。S声園の園主の息子、D君と一緒に揉みましたが、こんな考えがあるんだよなぁ、とか、もっと揉みたいなぁ、とか言いながら、粗揉、中揉、そして精揉までかなり試行的な製造をさせて頂きました。色々と試してしまい申し訳ありません<(_ _)>。でも、何となく、仮説を証明する妄想段階までには辿り着いたような気がします。写真は上手く撮れませんでしたが、出来上がりのお茶は、勿論摘みの芽合も良かったのですが、細ヨレだけど伸びたお茶になった、ような気がします。乾燥途中で私は退散。明日の地名での「おくひかり」製造に備えます。
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□一心二葉の小さい芽。このままお茶になりました。揉捻もしっかり掛っています。
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□写真左が、精揉の途中。写真右が、棚式乾燥機に入った時の状態。絶対細ヨレだよ、いいお茶だ。
●今日の製造で思ったこと。中揉の出し以上のお茶にはならない。精揉で平を打つのは中揉のせい、という妄想を確信してしまいました。どこまで揉みましょう。まだ追求したい。
●明日は、1ヶ月ぶりの川根本町。地名農林業センターで、点滴施肥処理の「おくひかり」の一般製造を行います。久しぶりの川根の製茶機械、動かせるかな( 一一)。
●明日は早起きしなくては。
●今日の一冊。細野不二彦[作]『商人道①②』【2014年&2015年,(株)小学館,\552+税】。作者の書く物語、人を描く物語が好きである。今回も、こんなテーマで人を描くか、と思う内容なのだが。しかし、描くものが実に多彩。多数のブレインを抱えているのか、それとも本当に天才なのか。30年以上、多様な作品でやっていける実力は本当のクリエーター(創造者)だと思う。
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[ 2015/05/04 ] コミック | TB(0) | CM(0)

2015年5月3日(日・祝) 品評会製造、だぁぁぁぁっぁぁょ。GW二日目。

●昨日も書きましたが、外部の全く異なる方が関わる事により発生する新たな形。トップランナーだからこそ考えなければならない責任と義務。是非、それを実行してもらいたいし、実現してもらいたい。そして、山のお茶のトップモデルに。
●昨日の製造でも思いましたが、まだまだ先へ行ける、と。まだまだやる事あるじゃん、と。見えないところ、誰もが当たり前だと思っているところ。停まっている人を尻目に疑問を解決し、先へ進もうと思う。お茶に終わりなし。
●一昨日、川根時代にお世話になった茶商さんから「今年の新茶を送りますので」と初揉みを含めて複数のお茶が届けられました、試飲用として(これは答えを返して下さいの意味と受け取ります)。とりあえず、4月25日地名製造を試飲。露地物手摘み茶ですが、きっちり揉まれている。さすが農林業センターの茶師面々。淹れてみる。湯温を低めに設定しての一煎目の味わいは、4月25日摘み・製造のため、口をつけた瞬間は、うま味弱いかな、と感じるのですが、その後に川根茶特有の甘味が前へ出てきて、香味が口中を包む。やさしい味わい。二煎目以降は高めの湯温で淹れたのですが、渋味が口を走り去った後、甘さが残る川根茶らしい味わいは、煎を重ねても変わらず。口中での香味は新茶らしい香りも醸し出して。さすがです。茶碗に残る香気も甘い。このお茶をつくるには、どうすればいいのだろう。やはり、土壌、そして気象、それらをどう理解し、どう技術的に解釈し、そして対応策を構築するのか。甘味とは、甘い渋味とは。色々考えさせてくれる川根茶です。S本園、I社長、ありがとうございます<(_ _)>。
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□露地物手摘み。でも、ピシッとお茶つくっているのは、農林業センターの茶師の腕。
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□尺のあるお茶が、急須の中で茶葉開いていくのを見ているのは楽しいものです。
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□水色は濁りなく、金色。言葉でいえば旨いお茶ではなく、甘いお茶。
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□そして二煎目は湯温上げて出した水色は黄色。この色から、渋い、と想像しての口中は、渋味が通り過ぎて、残るのは甘さ。これが川根茶だ。そして、香味は新茶。
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□茶殻もいい感じで揉めています。切れ葉も少なく。ある意味、ちょっと悔しいですが。
●さて、この味わいをまた記憶に刻み込みながら、今日も、品評会製造へ出発です。今日は清水布沢・H好園、カブセ揉みです。今日も車の運転が危ないぞ、ワクワクし過ぎて( 一一)。
●本当に危ない運転をしながら、清水布沢、H好園へ到着。品評会出品茶製造前に、覆い下やぶきたのハサミ摘みを1ホイロ揉み、その後、品評会出品用手摘み茶を2ホイロ、最後に玉露を1ホイロと、今日は盛りだくさん。お茶を揉む際は、誰がメインでやるか(取り出し等判断を誰が責任を持ってするのか≒製造者)という事なのですが、園主J君はTV取材等色々あり、Yさんと一緒に結構メインで、勝手な事をやらせて頂きました。
●粗揉で揉む。当たり前の事ですが、揉む過程ではなく、出す判断をどのレベルでやるのか。水を切る、そしてネバリを出す。その違いを認識する。そして、どこまで揉んでいいのか。そんな事を風量・回転を制御しながらやってみて、色々と思うところありました。楽しいなぁ。
●途中から、明日品評会製造を行う、S声園のM親子も参加して、お茶談議しながら製造やっていました。楽しい。
●私は、4ホイロ目の玉露を粗揉から出したところで退却。明日は、S声園の品評会製造2ホイロ目を手伝う予定。ただ天気がどうなるのか天気予報のサイトによって異なり不安です。やるのか、やらないのか。明日の朝決定。
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□今日揉んだH好園の茶芽。撮影場所が暗くよく分かりませんが、いい芽です。
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□揉捻途中で確認。色目よし。あとはこの茎をしっかり揉んでしまえばOK。
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□明日の茶業を担う若者達が粗揉機のお茶をさわりながら、感覚の確認。いい事です。そして、4ホイロに関わったおじさんの手はこんなに茶渋が付いてしましました。でも、このお陰で、手が綺麗なんだなぁ、手だけは。よいお茶さわると美肌になります。これホント。
●明日は、S声園の品評会製造。1ホイロ目は、JA研修施設きらりで製造予定ですが、2ホイロ目はH好園の35K機で揉む予定のため、そちらへ助っ人に。ただし、怪しい雨予報のため、朝の様子で。
●明後日5日は、川根本町地名にある農林業センターで、おくひかりの製造。点滴施肥処理を3月からやってもらっていて、その製造だけは参加したいとK平場長に前から無理を言っていたのですが、日程が決定したとの事で。5日は晴れ予報なんだよな。今年初めての川根茶揉み。それは又楽しです。
●明日、朝から雨だったら休んじゃうんだよな、と考えたりすると気持ちが切れるので、やる事前提で就寝しないと。
●今日の一冊。阿部潤[作]『忘却のサチコ②』【2015年,㈱小学館,\552+税】。これは待っていた。美味しいし、面白い。いいなぁ、この一途な主人公が、真っすぐで、真剣に向かい合うという事を教えてくれる。いいなぁ。
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[ 2015/05/03 ] 食・酒 | TB(0) | CM(0)

2015年5月2日(土) 今日から三連続で品評会製造に関わる、なり。

●今日からゴールデンウィーク、スタート。とはいえ、お茶を職業としている人間には関係ない、というか、お茶揉み本番という感じ。今日から三連続で声掛けして頂いた品評会出品茶製造現場へ。とはいえ、今日は自ら揉む出番はなさそうですが。
●朝から、昨日頂いたSきり園さんの品評会出品茶を淹れてみる。写真は下手だけど、形状は伸び。葉切れはほとんどないし、湯で開いた茶葉も形状を残している。水色も、審査用語では黄緑色。個人的には青が映える色、というイメージ。これで仕上げ調整で雑粉を抜けば、かなり澄んだ感じになるんだろうなぁ、と。滋味、何と言うのだろう、地の味わい。土壌の味わい。素が見える感じ。肥培管理を含めた味わいが反映されている、感じ。やはり、川根での7年間の経験値はそれを分からせてくれるんだなぁ、と嘆息。やはり、お茶というものには地が、産地が反映されるんだなぁ、と。仕上げ調整で、揃いをキッチリして、底香をきっちり抜いてあげれば、あと二格は上がるお茶。また、Wちゃんと話をしよう。
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□再度外観を取り直しましたが、ピン伸びの良いお茶です。究極の丸ヨレを目指した精揉の引き方は今後の課題。
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□茶葉の開き加減、この仕上げ前でしか感じられないお茶の開き方、いいです。
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□水色。黄緑色。雑抜きで、これは、青が強調されるかな、と感じています。
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□この状態で茶葉の葉切れがほぼ見えない。芽のまま開いている感じも確認できる。調整抜きでいい感じなるだろう。ただ、抜けた後の長さをどう調整するのか、しないのか。それも課題。
●経験して、それが次の段階で分かる、というのは楽しく、嬉しいモノです。
●さて、勝負の場へ行くか。お茶を揉みに行く時はテンションがあがる。そのため、車の運転が(>_<)。ハンドル持たせちゃいけない人間になってしまうのがいかん。前の車どいてぇぇぇ。
●今日は課のH班長と一緒にJA静岡市の内牧にある茶研修センターへ。来ていいよ、との声掛けをして頂いたので、そこで、○○S園の品評会製造を見学。機械が変れば揉み方も変わる。それを自分の中に感覚として消化あるいは昇華していく作業。お茶葉も甘く美味しい。含水状態も安定。揉みも素直に。ただ、やや晴れが続いたせいか、やや外側が乾きたがる傾向があるため、それに対応した制御を実施している。さすが。人の揉み方、揉みに対する考え方、そして、お茶の変化、全てが勉強になり楽しい一日でした。2ホイロ目が精揉機を出て乾燥機に入ったところで、ここで失礼させて頂きます、と退散させてもらいました。身体への感覚も含めて勉強になったなぁ。これを明日の製造に活かそう。
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□蒸しの様子から、蒸し葉、そしてうちの先輩が働いている様子を一連で。蒸し葉が甘くて美味しかった。
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□たくさんの技術員が製造に関わっています。JA静岡市の面々。若い。
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□中揉出から精揉の途中、そして最終段階への変化を追ってみました。
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□精揉出のお茶。いい感じです。濃緑、ですなぁ。
●JA静岡市の技術員の方にも色々と教えて頂き、勉強になりました。これをどう活かすかは、自分の問題ですが。良いお茶にさわっている時間は幸せ。幸せ時間は、明日、明後日も続きます。4日の天気だけが心配ですが。
●と、ほぼ通常時間に終了し、明日に備えます。清水では白葉茶の製造をやっていたようで、そちらも行きたかった、残念(>_<)。川根の時から、上手く揉めなくて悩んでいたので是非見たかったのですが。
●とりあえずは、明日のH好園のカブセ品評会出品茶製造に集中です。
●川根で新しい波が起ころうとしている。そのアイドリングに関わったので、その先の成り行きを見続けて行こうと思っている。やはり一流の方の言葉には重みがある。成功につなげるためのシステム、仕組みづくり。大事です。繋げてくれた友人とアーティストに感謝。そして全てが今から、です。
●今日の一冊。板戸佐兵衛[原作]旅井とり[作画]『めしばな刑事タチバナ⑰』【2015年,㈱徳間書店,\560+税】。このコミックの蘊蓄量はすごい。前から読んではいたのだが、いつの間にか⑰まで出ているとは。主人公が刑事かどうか何てどうでもよくなっているが、それでも成り立つ内容なのだから凄い。まだまだ続くんだろうなぁ。
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[ 2015/05/02 ] 食・酒 | TB(0) | CM(0)

2015年5月1日(金) 明日からゴールデンウィークみたい、全く関係ないけど。お茶揉みが楽しみです。

●今日から五月です。明日からゴールデンウィークです。世間様は5連休のようです。全く関係ありません。しかし、純粋に仕事なのか、と言えば、申請しなければ、それはお茶に関わっていても仕事ではない、という事で。品評会製造等へ色々と顔出しさせて頂く予定。個人農家回りもしたいんです。
●とはいえ、今日は仕事。事務所でジムをした後、現場茶工場回ります。
●とりあえず、ジムミスでSきり園へ顔を出したら、昨日、製造した品評会茶を見せてもらいました。伸びているから、仕上げればよくなりますね。イイお茶。香りが良かったなぁ。やっぱり晴れが続くと違うのかな。昨日もお茶が粗揉で暴れる事なく素直に揉ませてくれたし。しかし、写真が下手で。その場で撮らせてもらったけど上手に撮れず。再度、少量頂いた荒茶を自宅撮りに。伸びてるなぁ。
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□左が現場撮り。そして右が自宅撮り。本当にお茶の写真は難しい。
●その後、共同茶工場のGuへ。役員のSさんとOさんがいて、今から市長が来るんだよ、と言う事で、私は茶工場の中を見せて頂いて。180Kラインなのに上手に揉んでるな、という印象。そんな話をSさんにしたら、茶師が専属で機械を分かっているから、俺達が工場入っても手出せないもん、との事。そうなんだよなぁ、それが大事。
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□写真左が手摘みで、右がハサミ摘みとの事。形状的にはどちらもイイ感じで。ただ香気がやはり、手摘みの方が、らしい感じでした。
●その後、明後日3日に品評会製造をするH好園さんへ。カブセのハサミ摘みを揉んでいると情報をFBで知っていたのですが、もう2ホイロ目が精揉機に入っていました。早い。細く伸びそうなお茶。これもハサミ摘みには見えないなぁ。
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□芽合いも確保されていて、茎もほとんど目立ちません。イイお茶つくっています。
●その後、3日の製造茶園をJ君とYさんと一緒に見て。2ホイロ、良い芽で揉めそうです。
●そして、和田島のG8に寄って、販売の様子等を。芽合い、製造茶はイイ感じなんですが、との事。厳しい市況のようで。
●良いものをつくったら、それが適正に評価される消費形態でないといけないのだけど。逆に、違いのあるものをつくり、それをしっかりと受け止めてくれる人、評価してくれる人に売る流れを構築しないといけない、と思う。そんな意味で、より良い、そして他の産地ではつくれないものを徹底していく、という姿勢が大事だと。
●とはいえ、それにはどうしたらいいのか、という事に答えを持たない自分。まずは最高のお茶をつくる技術を構築、説明できるようにしないといけない。
●そんな意味で明日から3日間、最高の茶芽をさわって試行できる場がありそうなのが嬉しい。邪魔はしません。邪魔はしませんが、手と口は出ちゃうなぁ、と思います。ゴールデンウィークって何?という生活を人生の半分過ごしてきてますので、みんなが当たり前に休んでいる時くらい楽しんで仕事、お茶づくりをやらないといけないなぁ。頑張ろう。
●明日以降の予定は、4-5日が天候が怪しいので、明確な仕事予定(事前申請の)は入れず、明日、明後日のみ対応にしておこうかな、と思っています。
●今日の一冊。カラスヤサトシ[作]『カラスヤサトシの世界スパイス紀行』【2015年,㈱新書館,\590+税】。昨日に引き続き?なのか今日はスパイス。香辛料という分類。食を前提とした紹介なのだが、作者がシュール漫画家のため、スパイスを紹介しつつ、結局漫画的なオチに向かっていくストーリー。これはこれで面白いのだけど。食に関わる世界は本当に楽しい。そして世界を紹介しながら、回るのは限定された国内のお店であるところが、また作者の味である。
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[ 2015/05/01 ] 食・酒 | TB(0) | CM(0)