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2014年12月4日(木) 贅沢な口福

●今朝は雨。そのため、気温は高く、地名でも10℃でした。ただ、雨は冷たい。
●一日、降り続いていました。事務仕事、そそくさと、とはいきませんが、ボチボチ片付けて。
●夕方から、来週月曜日に、藤枝の高校生43名が茶茗舘に川根茶の学習に来るため、相藤園の相藤令治さんと一緒に、講師役をやる事となり、その打ち合わせに、相藤園へ。
●茶茗舘では、来週12月8日から300人限定で、今年の全国茶品評会入賞茶の呈茶が行われます(一席、お菓子付き500円)。そのお茶が、今年に二等入賞の相藤園、相藤令治さんのお茶と、今年の三等入賞のつちや農園、土屋鉄郎さんのお茶。月曜日には、高校生も呈茶席に入って、相藤さんのお茶を飲む、という事で。
●私も呈茶形式では、今年のお茶を飲んでないため(先日の川根時間の極みの間で呈茶されましたが、とても行っている余裕はなし。ただ、製造に携わっているので荒茶審査の形では頂いています)、相藤さんが「今年のと、去年を飲んでみようか」と2種を淹れて下さいました。
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□絞りの急須の中に。左が、昨年の入賞茶。そして右が今年の入賞茶。
●味わいは、昨年のお茶、一年の熟成期間もあったためか、全てが整った旨味、甘味の完全な球のような味わい。この至高の味わいは、言葉なし。そして、今年のお茶、清涼感、一番茶新芽の香り、舌の上を走る爽快感、そしてその後に来る甘味、旨味。全く嫌みはない珠玉の味わい。同じ畑、同じ生産者のお茶なのに、全く違うタイプのお茶となっている。でも、どちらも、後口がすっっと抜けるように素直な、いわゆる川根茶、である。こんな飲み方をさせて頂ける自分、まさに口福である。
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□左が去年、右が今年のお茶。こんなお茶飲める人、世の中にどれだけいるの、て思う。
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□茶殻もきれいである。やはり、姿が美しいモノは美味しい。
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□相藤さん御夫妻。御馳走になってしまい、本当に申し訳ございませんでした。
●今年の品評会製造は、本番の品評会製造に入る前に、相藤さんの自然仕立ての手摘みの茶を1ホイロ揉ませて頂いて。いつも、自然仕立て・手摘みのお茶は品評会出品茶がぶっつけ本番となるため、第1ホイロ、限りなく神経戦の状態で迷い悩み試行錯誤をするのだが、それを今年は、事前にやらせて頂く事ができ、本番一発目が大変楽になって。そのお茶は相藤さんの販売用のものとなったのですが、それも飲ませて頂きました。一発目のため、やや蒸しが品評会より一歩入った感じはしましたが、当たり前に美味いお茶です。これが作れるのが川根茶。だから、これを飲んで理解してもらえる方にどう売るかが課題なんです。
b9_20141204205957a2e.jpg□自然仕立ての手摘みのお茶。品評会入賞茶に準ずる。
●そして、この後、茶茗舘へ行って、来週から始まる品評会入賞茶呈茶に向けた情報提供を行ってきました。是非、茶茗舘へ足を運んでもらって。500円はバカ安です。私が、こんな風に気軽に飲んでいるように(みえる)ので、価値を感じないのかもしれませんが、一年に一度、4kg弱の量しかできないものですから。はっきりいって、日本の中で、これだけ価値のあるお茶をこんな飲み方しているのは多分、私だけ。だって、つくった生産家の本人達でさえ、飲めるか飲めないか、というモノですから。やはり、そんな意味で価値を理解してもらう努力、必要だと思います。
●職場へ戻ってS室長に「口福でした」報告をさせてもらったら、それはズルイ、を連発されました。まさに役得です。
●熟成の話は絶対的にあるので、そのような仕組みづくりを真面目に検討する必要があると考えています。とはいえ、色々考えても、・・・。
●明日は施肥研究会。久々に点滴施肥関係の話が聞けるのが楽しみです。
●今日の一冊。金丸隆志[著]『Raspberry Piで学ぶ電子工作』【2014年,㈱講談社,\1,080+税】。茶樹の生態データ取りを考えたいなぁ、と思っていて。15年以上前、富士分場にいる時に、熱電対で、葉裏の温度を計測したのだが、吸水反応性等が比較計測の中で見えて、やり方でリアルデータ取れそうだな、と思っていたのだが、異動。リーフパンチも面白くなってきたなぁ、と思ったら異動。多分、そんな星の下に生まれているのであきらめはするのだが、コンピュータの進歩から、本当に簡易に情報収集やプログラミング制御ができるようになっているみたいで。この本で勉強して、とりあえず「Raspberry Pi」買ってみようか、と思っています。点滴施肥と吸収動態変化とリーフパンチとのデータを構造解析で。あー、楽しそう。
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[ 2014/12/04 ] 科学 | TB(0) | CM(0)