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2014年5月11日(日) 眠って書けなかった昨日の続きから、・・・、そして今日は釜炒り

●昨日5月10日の品評会普通煎茶製造のファイナル。(農)中川根はちなか園とつちや農園。私自身にとっても、もうこんなお茶を揉む機会はおそらくこの先ないだろう、という中で感慨深く、3つのホイロの下揉み(葉打ち⇒粗揉)をやらせてもらいましたが。水。今年の水は本当に始末が悪く、葉打ちでの乾きたがりに対しての粗揉でのもたれ感。その嫌な感じを一枚一枚ベールをはぐように1時間の葉打ち⇒粗揉のお茶との語らいを続け。語らいと言うより説得か。しかし、その結果として、ツルンと素直な素顔をどのホイロも見せてくれて良かった。外観は細よれに、内質はちょうど味ののってくる時期にはまり、という感じで、ラスト製造として良い形で終えれたと。
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□精揉機に集う男達。形ができるから面白いんだろうなぁ。しかし、下揉み係の私は既に言う事を聞かないお茶達との会話で、この時点で疲労困憊のため、ちょっと見る位。
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□精揉途中の状態。今年のお茶は伸びるなぁ。仕掛け成功なり。
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□そして夜の時間には天空から園主とその孫まで参加。若すぎる茶師である。
●3ホイロのお茶を並べて比較審査。香気、山のお茶独特の清涼感を醸し出している。そして味はのってきている。九州大会へ向けて、これで駒が出そろった、という事かな。
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□左が、はちなか園。右がつちや農園№1。はちなか、細いなぁ。16で抜いたら全部抜けてしまいそう。つちや、力強い味わいでした。若木が効いたかな。
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□左がつちや農園№2。こちらは№1と同等の形状に。川根のお茶は細くなりたがる。3つ並べて審査しました。
●ラスト製造。niceです。川根のお茶は、製造が専門でない私に多大な技術情報を供給してくれました。お茶の理解が一段階あがった、て思います。ありがとう、です。
●そして、本日は、全品出品釜炒り茶の製造。瀬沢共同がここ2年「香駿」という静岡県奨励品種の香りに特徴のある茶葉で全品釜炒り茶の部へ出品してくれていて。昨年は2等[12位]に入賞する快挙。今年は更にその上を目指しています。
●川根の釜炒り茶製造については、JA職員のY道君が主体的やってくれるので、私はサポート。製茶機の都合で、煎茶ラインの工場の方で仕事をします。そうしたら、今日は「つゆひかり」を揉んで欲しいという依頼があり、釜炒りやりながら、煎茶の「つゆひかり」を揉む、という作業を並行で実施。
●「つゆひかり」、もう少し蒸かしても良かったかな、と思いながら、私の下揉み後のお茶は、精揉機の鬼の、これもJAのN島君がきっちり仕上げてくれました。摘みがやや荒く白棒が見えますが、細よれの尺のある良いお茶になっています。
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□普通蒸し、つゆひかり。白棒入っちゃってます(>_<)。
●「香駿」は香気に特徴があり、品評会的にはあまり向いてない(審査員が評価できない)と思っていますが、商品的価値を含めた釜炒り向き品種だとは判断しています。既に品評会出品茶に付随してつくる香駿釜炒り茶商品は、JAで販売されていて。そんな意味での取り組みでもあります。香駿、良い品種だ。
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□左が№1、右が№2。№1は合葉の具合もありやや大きめに見える。№2の方が絞まっているかな。
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□№3。形状的には№1と2の間くらいかな。同じ茶葉を使ってつくってもなかなか同じものができないのが釜炒り。
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□必ず最後に審査をして製造者で反省点について意見交換し、それを明日につなげる、を行ってきました。
●本日、本当に本当の平成26年度全国茶品評会出品茶の製造が終了。出品は普通煎茶4kgの部へ7点、釜炒り茶の部へ2or3点を出品します。今年は宮崎県、どんな話をてくれるのかな。
●今日は午前様になる事もなく帰宅。しかし、既にこれを打っている段階でフラフラしています。
●しかし、明日から月曜日で通常勤務。役場へもちろん出席です。でも、一方で町農林業センターに写真のような茶葉が待っていてくれるので、気合を入れていかなくてh。
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□カレイに茶葉を並べて。
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□摘採がミルい。茶葉もこの時間でしっとりです。いいお茶だ。
●明日は何を? 萎凋釜炒り茶by香駿。いいお茶になるぞ、きっと、多分(>_<)。
●今日の一冊。喜国雅彦[著]『本棚名探偵の冒険』【2005年,㈱双葉社,¥762+税】。著者は漫画家なのだが、本については莫大な蔵書なり、を持っているのだろう。この本も、本自体の事ではなく、本の周辺の人であったり、物であったりそして、やっぱり本好きは世の中にゴマンといるんだなぁ、と。もっともっと本を読みたいな、読み返したいな、と思います。
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[ 2014/05/11 ] エッセイ | TB(0) | CM(0)