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2014年5月8日(木) 釜炒り茶製造

●本日は全国茶品評会出品のための「釜炒り茶」製造。釜炒り茶といえば、ほぼ100%九州(佐賀、熊本、宮崎が主産地)。なぜ、川根で釜炒り茶なのか。煎茶では全国トップクラスの産地であるが、釜炒り茶については赤ん坊のようなもの、それが9年前。それからの苦難の積み重ねで、全品でも九州三大産地に肩を並べて入賞するようになった。なぜなら、考えてお茶づくりをしているから。なぜ釜炒りなのか、釜炒りとは何なのか、釜炒りの意味合いは、そんな事を関係機関の技術員で話し合い、より良いモノづくりに挑戦、そして失敗も成功もその時限りにせず、記録として残し、次へつなげる。その繰り返しを続けてきて(私が来てからは7年目になるのかな)。
●技術を構築するには、疑問?を持たなければいけないと思う。なぜ?を追及して、そこに理屈と理論を設定し、技術に昇華する、それが大事では。
●そんな話は置いておいて、今日釜炒り茶つくりました。朝から摘採、そして製造工場へ運び込み、製造。そして出来上がったものを審査。3ホイロ製造しましたが、3つとも違いがある、これも大事。試行錯誤しているから。しかし、今年も一つの新たな形を得たのかな、と。調整の上、今年の全品へ出品されます。
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□地名農林業センターの茶園。朝の露払いをしてもらっています。そしてレール式摘採機での摘採。
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□工場に持ち込まれた生葉。この炒り葉機で製造します。
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□炒り葉後に揉捻機へ。揉捻されている途中の茶葉。
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□4ホイロ製造しました。4つとも同じにならないのが釜炒り。
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□左上⇒右上⇒左下⇒右下の順番で製造。写真もうまく撮れず比較が難しいですが外観的には3ホイロ目、釜香の香気的には1ホイロ目。味わいは3ホイロ目かな。それでも、作る上でどうしたらいいのか、が見えてくるのが嬉しい。
●そんな形で、釜炒り1品目が終了。次回は香駿の釜炒り製造を行います。
●今日はそんな釜炒りの日だったのですが、天空の茶工場((農)あすなろ)から地名農林業センターへ手摘みの生葉が持ち込まれ2ホイロ製造。私は釜炒りの一部製造担当だったため、こちらの煎茶製造にはほとんど携われませんでした。釜炒り揉んでいる方が新しい?が出て楽しかったりするのだが。
●そんな2ホイロでしたが、山のお茶らしい香りが出ていて良かったです。
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□どちらもよい出来栄え。香気、味わいともに良かったです。どちらも良品ですが、どっちかと比べれば2ホイロ目がいいかな。
●身体的にはそろそろ限界感がありますが、全品出品茶、煎茶があと3出品、釜炒りが1出品、それに対応するまでは倒れる訳にもいきません。まぁ、心は弱いが、身体丈夫なのだけが取り柄です。
●という訳で、明日は全品出品茶製造。高田農園のお茶を揉みます。
●今日の一冊。福本伸行[作]『賭博破戒録カイジ①』【2014年,kindle,¥0】。絵もどうしようもない、主人公は社会性はないクズ。でも、一度読みだすとグイグイと引き込まれてしまう思考の強さを持った作者なんだと思わされてしまう。この系統の全てが力強い作者。賭け事等知らなくても話として、面白い。既読本であるが、読み返したくてkindle無料本として購入しました。何度読んでも面白い、という言葉になってしまう。
カイジ


[ 2014/05/08 ] コミック | TB(0) | CM(0)