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2013年4月19日(金) 今年2回目の製造

●本日は今年2回目の製造。やはり2ホイロ。茶芽の状態は色々であるが、やはり乾いているのか、という感じ。こんな場合に、どの時点で加減をして、次の段階につなぐかが重要となって来るが、それを探りつつ、色々と試してしまう。個人的な表現としては、茶芽の水のある場所、という感覚的認識で、外水、中水、内水、というような形でそれらを順番に乾燥に供しし、上乾きさせずに揉み込みしていくかが、自分の役割、というか考え方、というか方針というか、やり方。お茶を揉む、揉み込む、お茶はどこまで揉めるのか、そんな事を繰り返し頭で心で思いながら、お茶さわって、製造を続ける。
●2ホイロ目は若い技術員に任せて、揉んでもらう。若い子達は感性がいいので、こちらが感覚的に言う事を理解するのが早い。何にしても経験を積む事が理解の早道。お茶を揉もう。
●本日の1ホイロ目。一枚茶園のため、芽揃いよく、細くよれました(粗揉と中揉の揉み込み)。色がややブチなのは露地園のため。このクラスのお茶は揉んでいて本当に楽しい。
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●16日に被覆した釜炒り茶用の茶芽の状態を確認。畑で同一圃場の被覆のあるなしで比べても、もう色が違う感じがするが。実際に芽を摘んで来て比較すると、すでに明らかに色が異なる。面白い。この変化を追ってみて、いつの段階で形態に、味に変化が起こるのか。そんな事を、仕事に余裕があれば。
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●茶におけるモデル式構築の話は、統計飲み会でいつも話題になること。しかし、なかなかフィッティング主義の私とモデル式現象説明派のN村氏では、私の理解が足りず、いつも呑みもありうやむやに。しかし、そこをきっちりやらないと茶研究の明日はなし、という事で頑張らないと。しかし、今はそこへ気を回す余裕なし<(_ _)>。
●今日の一冊。デヴィッド・バージェス&モラグ・ボリー[著]&垣田高夫&大町比佐栄[訳]『微分方程式で数学モデルを作ろう』【1990年,㈱日本評論社,¥3,500+税】。第22版(2012年)を購入という事で語り継がれる名著という事でしょうか。これも前述のN村さんお薦めの数学勉強しなきゃ、という強い意志を受け取りながら、著書購入でストップしている勉強が恥ずかしい(>_<)。この第四章3項で「美術品の贋作」について、フェルメールの作品を贋作者ファン・メーヘレンが贋作したという話は、この以下にも感覚の世界である美術においても数学の関わりから判明できる事がある、と意識づけてくれる良い事例で。でも、自然界の法則そのものが数学的思考で説明されるのであるから、やはり数学勉強しなくては。
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[ 2013/04/19 ] 数学 | TB(0) | CM(0)