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2013年4月30日(火) 雨による合間

●本日は雨のため、休暇、とはいかず。平日だし、手揉み保存会の練習用の中火出し茶を2ホイロ、そして、「つゆひかり被覆」を用いた紅茶づくりを1本やりました。紅茶は昨日摘採してもらったものを一晩静置萎凋して、それを川根式簡易紅茶製造法で半日で製造。最後の乾燥の時には、桃の香気に似た甘い香りが漂い、これがお茶に出てくれれば、と思うばかりですが。審査は一番茶終了後に予定。まずは目の前の品評会製造等に集中。しかし、発酵茶づくりは面白い。
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●萎凋、発酵、誰か技術と理論をきっちり説明してもらいたい。相変わらず、よく分からないお茶の技術世界。
●今日の一冊。上田政文[著]『湿度と蒸発-基礎から計測技術まで-』【2000年,㈱コロナ社,¥2,400+税】。乾物であるお茶づくりにおいて、湿度と蒸発、蒸散は重要。お茶を揉むのは完全に自己内の感覚を茶温等数字とリンクさせ、判断、乾燥を行っているだが、やはり、このような専門書で湿度とは?蒸発とは?という事を理解しないといけない。しかし、結局、お茶は大前提である茶芽の含水分が一定値でない、という事が問題なのだろう。そんな意味で自分では手センサーと5年間川根で揉んだ品評会出品茶の経験が一番活躍するのである。それを補足する意味での専門書である、という事。理屈だけではダメ。
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[ 2013/04/30 ] 科学 | TB(0) | CM(0)

2013年4月29日(月・祝) 香駿釜炒り茶

●連続勤務記録更新中。とはいえ、今日はかなり気持ちは楽な「つゆひかり」揉みと「香駿釜炒り茶」製造。「つゆひかり」では、深蒸し、って何?という命題の下、製造試験。「香駿釜炒り茶」については、今年の全品で勝つためにやるべき事を確認し実行、で実施。
●深蒸し茶、難しい。本当に深蒸しにしたら、お茶は黄→赤くなるし、水色を青くしたければ、細げるしかないし。とりあえず、蒸しをしっかりやって、しっかり揉んだつもりでしたが、・・・、香りは甘く、水色も青みがさしましたが、普通のお茶になってしまいました。難しい。目指すは飲んで甘く美味しく、水色が青いお茶。次回こそ。
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●釜炒り茶。昨年は戦略のもと、戦術として「香駿」という品種を釜炒りにしたらどう審査で評価されるか、という命題の下チャレンジ。結果は「萎凋臭」という香気慨評をはさんだ入賞まであと3点足りない、という結果に。審査員が「香駿」の香気は判断できないんだ、という狙い通りの結果に、今年は、被覆期間を長くした上で、釜香を強くつける製造法で「香駿」の香気を弱める製法にチャレンジ。100kg生葉から3荒茶製造しましたが、狙い通りに作れたものがあり、今年は入賞、に一歩近づいた、と。更に調整で最終的に整えをして、今年の全品に挑戦です。
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●明日は4月最終日。雨予報だけど、手揉みのための中火出し茶づくりのお手伝いと被覆紅茶づくりで地名で作業。結局、今月は27/30出勤でした。来月は連休中の品評会製造予定は1出品者だけだけど、意識と感覚は維持しておかないと。集中。とはいえ、少し休みたい、身体が辛い(>_<)。
●今日の一冊。玉村豊男[著]『森羅万食たべものがたり』【1994年,中央公論社,¥600税込】。著者の食、素材へのこだわり、ついには自分で野菜をつくり、葡萄をつくり、ワインをつくり、のこだわり、と文筆家としての文章の上手さには系統し、文庫本では(単行本で買わない点が弱い(+o+))おおかたの揃い。食を仕事とするものとしては、勉強になります。
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[ 2013/04/29 ] 食・酒 | TB(0) | CM(0)

2013年4月28日(日) 品評会製造四日目

●今日は朝から調子が悪く、茶工場へ入っても半分眠っているような状態。今思えば低血糖状態だったのか。品評会製造の最中は物を食べられない状態となるため、それが災い? しかし、そんな状態でもお茶は揉まなくてはならない。今日のお茶は、本当に素直に水を揚げていて。葉打ちでも粗揉でも、設定に素直に従っていく。乾燥とはこんな事なんだよな、とぼやっとした頭で思いながら、揉んでいました。今日の品評会製造はT田農園。良いお茶です。毎日同じ事を繰り返しているようだが、本当に一級品、いや特級品のお茶をつくるのに携わさせてもらっているのは幸せな時間である
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●しかし、そんな状態で帰宅は午前様(+o+)[1:40]。明日もあるのになぁ。
●jojo4が到着。今回から第2部「戦闘潮流」に。Dioは出てこないが、それでも見てしまう。シュトロハイムの「我がドイツの、医薬薬学世界一ぃぃぃぃ」が早速、いぃぃぃぃぃぃ・・・・。
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●今日の一冊。西村しのぶ[作・画]『砂とアイリス』【2013年,㈱集英社,¥762+税】。男前、そして凛とした女子が出てくる著者の最新刊。jojoと一緒に届いたので早速、と思うのだが、帰りが午前様で朝は平常通勤でいつ読むんだ(DVDは車で)。男前の女子好きです。その上、立ち姿が凛々しくて、と来れば、言う事無し。
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[ 2013/04/28 ] コミック | TB(0) | CM(0)

2013年4月27日(土) 品評会製造三日目

●品評会製造三日目。本日は、T山TSの2ホイロ、あと釜炒りもやりました。雨降り後、三日目、揚げた水が活躍して、茶芽も良い状態に。葉打ち、粗揉において、水の変化を追いながら揉み込む、それを身体の記憶と照らし合わせて時系列変化へ対応させる。毎日、1ホイロ1ホイロが顔が違うので、それをどう思うような方向へ誘導するのか、それは楽しい仕事なのかしもれないし、気持ちは辛いのかもしれない。でも、やはり、良いお茶を揉むと幸せになれます。
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●釜炒りも。釜炒りはJAの営農担当のY道君と役場農林業センターのK平さんが製造。私は中揉のあたりをちょっと手伝う感じ。この5年で全品釜炒り製玉緑茶部門で2度の3等入賞を踏まえて、今年は更に上を狙う。さて、どうか。ちなみに釜炒りは品評会へ出品する場合、この荒茶の状態からかなり仕上ます。
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●今日の一冊。高橋由佳利[作・画]『トルコで私も考えた-トルコ料理屋編-』【2013年,㈱集英社,¥857+税】。この本も20年近く続くロングセラー。作者はトルコ人と結婚した漫画家。初めて、このシリーズを手にした時にはトルコに対する知識は0であったが、色々な事をこのコミックエッセイから教わった。情報量がすごく、またそれを楽しく見せる読ませる才能。トルコへ行く旅人がこの本を手にしているのを作者が見て、これは旅行書でない、とおののいたとか。楽しい本です。
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[ 2013/04/27 ] コミック | TB(0) | CM(0)

2013年4月26日(金) 品評会普通煎茶製造二日目

●品評会普通煎茶製造二日目。今日のお茶も良かった。相変わらず、葉打ち、粗揉での水の居所が今一つ安定性なく不明な上、本日は外気が午後からかなり下がったため、思うように熱風温度のコントロールがいかなくて、苦労。しかし、香り高く、粘りあるお茶を体験、やはり品評会出品茶は違うと実感。良いお茶を揉ませてもらうと寿命が10年は伸びるわ(そうすると5年間で100点以上揉んでいるので、1000年寿命が伸びて。鶴か\(゜ロ\)(/ロ゜)/)。
F1000729.jpg F1000731.jpg K崎氏出品茶、乾燥後
●ちなみに昨日のお茶も掲載。この時期は帰宅が夜の十二時を回ってしまうため、なかなかブログへの対応が怠業(>_<)。
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F1000718.jpg 精揉機途中のお茶の状態
●今日の一冊。北大路魯山人[著]『魯山人の食卓』【2004年,㈱角川春樹事務所,¥520+税】。書画、陶芸を始め稀代の芸術家であるとともに美食家。おそらく、漫画「美味しんぼ」で著者を知った日本人が大半であろう。私もそうであるが。この本も、食というものへのこだわり、追求、それらが文章として迫って来る勢いがある。食は人の原点、また、そこに芸術とつながるものがある、との認識は自分も共感できる部分である。お茶もやはり美味しく、美しく。美しいお茶はやはり美味しいものである。なぜなら、・・・・、それはまたの機会に。
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[ 2013/04/26 ] 食・酒 | TB(0) | CM(0)

2013年4月25日(木) 品評会開始

●今年の普通煎茶品評会製造開始。気持ちをMAXに、そして落ち着いて、お茶を見ながら、感じながら、そして一番お茶が望む乾燥状態にもっていく事だけを考えて、ただ純粋に。
●初日からドタバタ\(゜ロ\)(/ロ゜)/。そして初日から疲れがピーク。それが月末まで連続。耐えれるだろうか(>_<)。
●今日の一冊。平野雅章[著]『たべもの歳時記』【1978年,㈱文藝春秋,¥280】。季節の素材の紹介、と書いてしまえば単なる知識本なのだが、著者が北大路魯山人の直弟子だった人、と聞くと料理とは素材である、という言葉を思い出してしまう。ただ、多分この本を購入したのは、裏ページに150円の鉛筆書きがあるので、おそらく古本屋で古書として、そして、仕事柄の知識を得るために購入したのだろう、と思う。本は本当に色々な事を教えてくれる。更にそれがまた時期を変えて新たな情報を提供してくれる。本を発明したの人は本当に素晴らしい。
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[ 2013/04/25 ] 食・酒 | TB(0) | CM(0)

2013年4月24日(水) 雨のため、山の息吹の仕上

●明日から、今年の品評会茶製造が開始。丁寧にそして大胆に、また全身の感覚を使い、茶芽の姿を捉える。真剣です、この時は。それ位の気持ちにならないとお茶に負けてしまう。気持ちが折れたらおしまい。色々なハプニングが当たり前に起こるので、それらを上手く抑え込みながら、ただひたすら生葉の質を落とさないだけの製造に徹して。明日からです。頑張ります。そう自分に言い聞かせて。
●今日は、昨日製造した山の息吹の仕上調整。13号で抜いて、35号で雑粉抜き。それに弱く火入れ。青臭みはぬけたが、まだ荒茶風。火をどこまで入れるか、それが課題。しかし、山の息吹も良いお茶です。しかし、その後、明日から月末まで品評会毎日のため、事務仕事をその前に、と今帰宅。[22:35]
●今日の一冊。寺門ジモン[監修]『ジモンのステーキ本』【2011年,㈱枻出版社,¥950+税】。肉の神である著者の肉本シリーズの「ステーキ」。多分、本当にこのようなお店に行って食べたら身体が食べきれずに受け付けられないとおもうのだが、目は脳は、こんな写真を楽しんでしまう。本当にこんなお店で、こんなお肉を堪能したいと思ってしまう。さすが、寺門ジモン。
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[ 2013/04/24 ] 食・酒 | TB(0) | CM(0)

2013年4月23日(火) 揉んで感じて分かること

●今年の茶葉は、ある意味難しく、ある意味素直。水の影響が大きいのは揉んで四日目の今日、再確認。水うちは重要ですね。あとは量と、併せて何か、という事かな。揉んでいて揉みがいのあるお茶づくり。雨もただ降ればいいのではなく、その後の温度、あるいは時間降水量、強度等等、色々な要因解析の必要性。
●今日揉んだ山の息吹、水うちをしていた茶園だけに、甘味が前に出ていて飲んで美味しかった。明日、仕上げて、これは28日のグリーンツー参加者への配布となる?ようである。同じ課内の行事をよく把握していない。いかん。
●明日は雨予報。そのため、釜炒り茶製造は日程を変更して実施。明後日からは川根本町品評会製造の本番。気持ちを入れて集中して頑張らないと。
●●今日の一冊。堀内三佳[著]『味すごろく』【2013年,㈱祥伝社,¥838+税】。家族日記、というのか、家族エッセイというのか。著者の前著『夫すごろく』時代からのファンであるのだが。何年も書き続けられるという意志も含めて、また、今回食を前に出しての話という事で、味わい深い内容となっている。
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[ 2013/04/23 ] エッセイ | TB(0) | CM(0)

2013年4月22日(月) 緊張感

●お茶を揉む事に対する敬意と緊張感。そして癒し、やすらぎ。仕事としてこんな事をしていて良いのだろうかと思う事がもあるが。今日も一つ揉ませて頂いた。雨後で内在水分の感覚がだいぶ変化。とはいえ、ついていけないレベルではない。ただ、もっと水を茶芽が活用して自分づくりをしたような芽を揉んでみたい。
●通勤帰りにK園製茶共同に寄り、製造中のお茶をさわらしてもらう。深蒸しだが形もありのお茶。色目はよし。ただやや原葉にばらつき感が。人様の機械機械をさわりながら、さわったお茶の感覚を記憶。次のお茶揉みに反映させるために。
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●被覆も中5日となると明らかに下位葉から上位葉まで色が濃緑に。これを揉めば、良い色のお茶になるなぁ。でも、この茶芽は釜炒り用。
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●今日の一冊。野村泰三[著]『茶碗のみかたⅠ』【1977年,㈱保育社,¥620税込】。お茶にたずさわる仕事をしていると、やはり、茶碗に対する興味が出、更にそれを理解する知識が必要となる。また、それらの良いもの、貴重なもの、やはり、お茶に合う器、というもの。そんな意味で購入。これらの本は基本知識として古びる事はほとんどないため、逆に昔の本が貴重なものだったりするのである。
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[ 2013/04/22 ] 一般 | TB(0) | CM(0)

2013年4月21日(日) 初取引

●今日は、川根茶の初取引がJAおおいがわ川根茶業センターで行われ、20点を超える出荷茶が取引に供されました。川根地域の生産者も茶商も関係者も一同に会して、今年の川根茶の隆盛を確認するとともに、活発な取引が行われました。良いお茶が出ていたなぁ。本日の最高値は2万5800円のカブセ茶でした。
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●お昼からは、町内茶園巡回。今日は旧本川根町で一番標高が高い茶園(700m位)の所まで連れ行ってもらいました。また、マチュピチュのような天空の茶園も併せて。川根にも、まだまだ凄い場所があるんだなぁ、と。
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●明日は今日摘めなかった試験揉み1ホイロ。自由度高く製造していい、と言われると本当に色々と自分の中で疑問に思っていること(例えば、葉打ちの工程の落とし方、とか粗揉の揉み込み限界とか、中揉の最低可能回転数とか)を黙って、試してしまうのだが。そんな経験が次のお茶を揉む時の糧に。頼む方もそれを前提でよろしくお願いします。
●今日の一冊。小泉武夫[著]『食いたい!男の漬け物』【2004年,㈱角川書店,¥838+税】。漬物好きである。多分、味の記憶。浸かり過ぎのぬか漬けの古漬け。また、梅干しも塩っからいおばあちゃんの梅干し。今の時代は洗練されているけど、そんな郷愁の味わいはない。富士・富士宮で仕事をしている時、女性生活改善グループの担当となり、漬物持ち寄り評価会等をやって、こんな多様なものがあるんだ、と知った。その上で、尊敬する著者の発酵食品視点のこの本を購入。色々な事が化学であり、また郷愁でもある。美味しい漬物を食べたい。
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[ 2013/04/21 ] 食・酒 | TB(0) | CM(0)

2013年4月20日(土) 献茶式

●本日は川根本町の献茶式。川根茶業関係者出席の下、式典は厳かに行われ、雨もなく無事終了。kencha1.jpg
●しかし、その舞台裏はあたふた\(゜ロ\)(/ロ゜)/。
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●通勤途中の懸念だった、まだ摘まないの?茶園が本日摘んでありました。良かった。
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●献茶式終了後の午後からJA担当と茶園巡回し、その後、製造中の個人工場へ行き、製造の話をしながら、揉んでいるお茶を確かめたり。茶園巡回途中に、コモがけ&すだれ棚の栽培をしている茶園を発見。川根でも玉露をつくるのか。
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●今日の一冊。玉村豊男[著]『世界の野菜を旅する』【2010年,㈱講談社,¥760+税】。お茶ばかりの仕事をしていても、農業という視点での関わりのため、多様な植物知識が必要となる。そんな意味で浅く広く他の作物関係の知識を得る、また、流通、販売の情報を得る。作家である著者であるが、野菜を作り、葡萄を作り、ワインを作る、実際家である著者の本は知識蘊蓄を含めて、自分にとっての情報収集にとっても役に立つ。技術知識だけでなく、感じるという点を文章で語ってくれるため、感覚から始まる技術への応用という視点で役に立つ。やはり、感覚を言葉にし、それを伝えるのが技術者であり、普及員であると思っている。
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[ 2013/04/20 ] 植物 | TB(0) | CM(0)

2013年4月19日(金) 今年2回目の製造

●本日は今年2回目の製造。やはり2ホイロ。茶芽の状態は色々であるが、やはり乾いているのか、という感じ。こんな場合に、どの時点で加減をして、次の段階につなぐかが重要となって来るが、それを探りつつ、色々と試してしまう。個人的な表現としては、茶芽の水のある場所、という感覚的認識で、外水、中水、内水、というような形でそれらを順番に乾燥に供しし、上乾きさせずに揉み込みしていくかが、自分の役割、というか考え方、というか方針というか、やり方。お茶を揉む、揉み込む、お茶はどこまで揉めるのか、そんな事を繰り返し頭で心で思いながら、お茶さわって、製造を続ける。
●2ホイロ目は若い技術員に任せて、揉んでもらう。若い子達は感性がいいので、こちらが感覚的に言う事を理解するのが早い。何にしても経験を積む事が理解の早道。お茶を揉もう。
●本日の1ホイロ目。一枚茶園のため、芽揃いよく、細くよれました(粗揉と中揉の揉み込み)。色がややブチなのは露地園のため。このクラスのお茶は揉んでいて本当に楽しい。
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●16日に被覆した釜炒り茶用の茶芽の状態を確認。畑で同一圃場の被覆のあるなしで比べても、もう色が違う感じがするが。実際に芽を摘んで来て比較すると、すでに明らかに色が異なる。面白い。この変化を追ってみて、いつの段階で形態に、味に変化が起こるのか。そんな事を、仕事に余裕があれば。
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●茶におけるモデル式構築の話は、統計飲み会でいつも話題になること。しかし、なかなかフィッティング主義の私とモデル式現象説明派のN村氏では、私の理解が足りず、いつも呑みもありうやむやに。しかし、そこをきっちりやらないと茶研究の明日はなし、という事で頑張らないと。しかし、今はそこへ気を回す余裕なし<(_ _)>。
●今日の一冊。デヴィッド・バージェス&モラグ・ボリー[著]&垣田高夫&大町比佐栄[訳]『微分方程式で数学モデルを作ろう』【1990年,㈱日本評論社,¥3,500+税】。第22版(2012年)を購入という事で語り継がれる名著という事でしょうか。これも前述のN村さんお薦めの数学勉強しなきゃ、という強い意志を受け取りながら、著書購入でストップしている勉強が恥ずかしい(>_<)。この第四章3項で「美術品の贋作」について、フェルメールの作品を贋作者ファン・メーヘレンが贋作したという話は、この以下にも感覚の世界である美術においても数学の関わりから判明できる事がある、と意識づけてくれる良い事例で。でも、自然界の法則そのものが数学的思考で説明されるのであるから、やはり数学勉強しなくては。
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[ 2013/04/19 ] 数学 | TB(0) | CM(0)

2013年4月18日(木) 事務仕事

●本日は温度が上がる中、事務仕事。お茶を揉んでいると身体は辛いけど、心は楽しい。事務仕事は、やはり向いてないのだろうか。心が痛い。更にやはり前向きな話が聞けないのがつらい。前を見て進んでいきたいし、それに協力できたら、と思う。
●朝、点滴処理をしている茶園を観察。茶芽に触れるとみずみずしい感覚があり、やはり水は違うと思う。これからの開葉に期待感が高まる。
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●一方、いつもの通勤経路の進んだ茶芽。いや、進み過ぎだろう。いつ摘採するのか。それとも量を計算しているのか。お茶の良い時期はやはり揉んで楽しい感覚がある時だと思うのだが。できるなら、もう摘んでほしい。
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●今日の一冊。相川司他[執筆者]『静かなる謎-北村薫-』【2004年,㈱宝島社,¥1,000税込】。北村薫氏の何と言えばいいのだろう、ムック本?コンプリートブック? 作家「北村薫」とその作品について語られる本。これを読むと「言葉」というものを北村薫氏がどれだけ丁寧に、そして見事な形で語りの中に散りばめているのかが分かる。言葉は単語、共通言語でありながら、それが使い手により受け手に対する意味合いが違う。喋るという行為ならばそれはその抑揚等で判断されるものであるが、本、小説、物語という手法でそれが成し得られるのはやはり、総合的な組み立てと作家の思いがそこに反映されるからであろう。そんな意味で北村薫氏を知るための、本でもある。まだまだ北村薫氏が紡ぎだす言葉の調べを感じたいと思う。そして、絵師高野文子が描く主人公「わたし」の立ち姿は成長であり、そして思い出でもある。
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[ 2013/04/18 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2013年4月17日(水) 今年のお茶は

●今年のお茶は、降水量の割に茶園も茶樹も乾いていて、伸びている芽もやや乾燥気味の感じを受けていて。実際に揉んでみると、蒸しの段階での香気や葉打ちでの外部水分の乾燥感覚、粗揉での揉み込み時の内部水分の広がり等が素直でない部分も見られたりして、難しさを感じます。
●そんな意味で、会う農家さんには、可能なら茶園に水を撒いて、と話をします。やはり植物、水が大事なんです。それと、風が強いと乾燥がひどくなる、という事実。湿度の重要性とでもいうのでしょうか。毎年、色々な意味でお茶、面白い。
●そんな話を書いていたら、本日の午後からの雨予報がすっかり裏切りに。雨を期待して待っているだけでは、ただただ茶園が乾いていくだけ。
●今日の茶園。ますます伸びている茶芽。いいなぁ、早く揉みたい。
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●そして、遅れていた芽も着実に大きくなっていく。お茶の樹は強い、本当に強い。
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●そして、今年の釜炒り茶の茶園。被覆期間の仕込み、そして釜香発揚の仕込み、細い形状を作るための仕込み、全てが計算通り、になるかなぁ。
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●今日の一冊。寺島令子[著]『墜落日誌-社会科見学編-』【2008年,㈱エンターブレイン,¥780+税】。最近、乱視がひどくなり、また遠視も強化されて、細かい字がよく見えない。そんな中で今回の本は、本当に無茶苦茶な情報量が見開きA41枚の中に突っ込まれていて。情報好き屋なので、こんな本は大好き。でもそれについていけなくなっていく身体が怖い今日この頃。この著者も書かない人なので、何年かに1回(下手すれば10年単位で)新刊本に会えればいいのだけど、そんな時間を感じさせない本です。
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[ 2013/04/17 ] エッセイ | TB(0) | CM(0)

2013年4月16日(火) 揉んだ、今年のお茶を

●今年の初揉みは、・・・。だって、これが掲載される頃には帰って来てない可能性が大なので。感想は翌日後ほど。しかし、多分お茶を揉みながら色々考えてしまうんだろうなぁ。
●と、書いていたが意外なほどに順調に製造が進み、3ホイロ揉みました。1ホイロ目、粗揉の一番大事な時に何故か熱風調整が出来ずに、更に電話も掛かってきて上乾きに(>_<)(原因は、茶温制御のスイッチが入っていたため。自分は熱風制御で茶温変化を考慮しながらお茶を揉むため、手法が異なる)。2ホイロ目、3ホイロ目は、粗揉の出し度に向けて、うま~く落とせたなぁ、と満足。ただ、今年のお茶は乾燥気味で水不足。葉打ちでの外乾燥と内乾燥のバランスをうまく取るのが難しいかと。風をくわせてもいけない、グシャついてもいけない。毎年の事ですがお茶揉み難しいです。でも、身体は覚えている、というのが嬉しい。やはりお茶を揉むと癒されるし、気持ちが楽しくなるし。さて、こんな調子で品評会製造を迎えたいものです。[22:30]
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●お茶製造期間中は色々と考えるチャンスではあるのだが、それに対応した手が入らず怠業モードになるであろう。実際は。
●今日の一冊。西村しのぶ[著]『神戸・元町”下山手ドレス”2nd』【2011年,㈱角川書店,¥1,000+税】。神戸在住の著者の1p情報満載コミックエッセイの2ndシーズン。これ1冊出すのに10年という月日が経っているが凄い。内容は、本当にオシャレ番長の著者がある意味コミカルに日々を綴ったものだが、嫌という程情報が満載されている。その上でオールカラー、毎ページに綺麗な姉さんのイラスト載っけ。角川書店、これで採算とれるのか、と思ってしまうが。だいたい掲載されている雑誌が「NewType」なんだから(アニメ情報誌)。男女を問わず読む価値ありです。
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[ 2013/04/16 ] エッセイ | TB(0) | CM(0)

2013年4月15日(月) 何で(>_<)

●さあ、本格的になってきた、色々な事が。今週にはお茶揉みが始まるぞ。と、気合いを入れた月曜でしたが、先週末の色々で、今日は朝からドタバタ\(゜ロ\)(/ロ゜)/。この立場に移行したのに、二月と変わらない対応、って何? 相変わらずの対応力の悪さを示すkuni。結局、明日の初揉みに向けての気持ちの整えはできないまま、帰宅が現在で怠業。[23:10]
●しかし、通勤経路途中の茶園は相変わらず生育は順調に進み、まさに今日採らなくていつ摘む、という感じ。
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●一方、先週末の冷え込みで被害にあった茶芽はすでに茶色に褐変し、カリカリ状態に。やはり、冷気の抜けない吹き溜まりの場所が悪い。
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●今日の一冊。平松洋子[著]『わたしの沖縄食紀行』【2005年,㈱集英社,¥743+税】。ここ数年、市内の沖縄酒場にハマり呑んだくれの日々をおくっていた時期もあるが、泡盛呑みながら食べる沖縄食が本当に美味しくて。その上で、サトウキビの話を聞いたりすると(TPPで大変なようですが)、その生産体系、加工状況等お茶と通じるところがあると、行った事がない南国の地に思いを馳せてしまうのだが。著者が足を運んだ沖縄の地の生産、素材、加工の数々。紹介が中心のため、著者の美味しい文体はやや影を潜めているが、それでも、沖縄への思いが募るばかりである。一度、行きたい\(゜ロ\)(/ロ゜)/。
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[ 2013/04/15 ] 食・酒 | TB(0) | CM(0)

2013年4月14日(日) 気持ちの修正を

●日曜日。今朝のアメダス[川根本町am6:00]では、『+2.1℃・無風』。降霜はない模様(薄曇り?)を電話で確認。ただでさえ、品評会を迎えると神経戦となりストレスがたまるのだが、今年は今の段階から厳しい神経戦状態。心が痛む。でも、こんな光を浴びて輝く茶芽を大事にしたい。
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●昨日のお昼は『あけぼの』食堂で、大根ラーメンとミニ丼セット。ラーメンと丼もの、て日本人の食の欲望的組み合わせだな、と食べながら思った(ちなみにミニ丼は、ねぎチャーシュー丼)。
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●と、いう事で今日は怠業。
●今日の一冊。小道迷子[漫画・文]&渡辺豊沢[監修・文]『台湾てんこもり』【2010年,㈲まどか出版,¥1,500+税】。漫画家の著者は何故か台湾にハマっていて。その上で紹介してくれるのが「素食」。日本でいう意味とは異なり「ベジタリアン食」を指すのが台湾。色々な意味で文化の違いや多様な情報が提供される、またそれが漫画家ならではのコミカルなストーリを伴っての点が嬉しい。楽しい本です。
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[ 2013/04/14 ] エッセイ | TB(0) | CM(0)

2013年4月13日(土) 茶園巡回

●今日は町内早場所の共同摘採組織の茶園巡回。今回の調査項目をポイント化し、生葉出荷金額への還元ポイントとして対応する。生長は本当に早い。写真は傾斜地の「やぶきた」、そして平地の「山の息吹」だが、息吹の方は、手摘みならもう収穫可能状態。それを踏まえて、早い工場操業開始による製造対応を、との話を。
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●しかし、昨日と今朝の寒さの影響はどうか。新芽は耐えている。早い早いと少し浮かれ気味な我々に対する警告なんだろうか。しかし、それでも、素直に素晴らしいチャ芽を丁寧な加工に供しし、それをお茶にしたいものである。神様、と祈りたくなるのは人間の小ささゆえ。
●と、書いていた寒さであるが、やはり天は常に試練を与えるものである。冷え込みは育った新芽を無残な状態にもしてしまう。午後から町内全体を巡回調査をしたところ、霜溜まりになりやすく、防霜施設(防霜ファンや被覆棚、スプリンクラー等)がない場所で霜害が確認されて。気持ちは(>_<)。でも、一番茶はこれからなんだから、頑張らないと。[22:30]
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●今日の一冊。向笠千恵子著『日本人が食べたいほんもの』【2004年,㈱新潮社,¥667+税】。全国各地の素材、原料と加工品、それに関わる人たちの物語。悪くないし、本当に素晴らしいものなんだろうけど、帯の「安全で安心な本物を食べていたい!」のあおりや無農薬有機栽培絶対主義的な文脈、昔回顧主義的な技術否定、については基本賛同はできない。安全とは、安心とは、そんな点ではなく、やはり、生産者とそれを享受する消費者の強い心のつながりなんだろう、と個人的には思っている。著者と生産者の間のその関係も見えるから、余計に、もっとメディアは正確な本当に正確な事を平等に情報として提供してもらいたいと思う。
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[ 2013/04/13 ] 食・酒 | TB(0) | CM(0)

2013年4月12日(金) 今夜も夜会議(>_<)

●今夜も夜会議。嫌という事ではなく、慌ただしさに準備が整わない自分の状態が嫌。段取り悪すぎるなぁ、と感じる。話題はもう直前のお茶話で盛り上がる。生産者、茶商、関係機関、一同に会して色々な取り組みを検討し、また情報交換をする。それをH21から4年続けて5年目になる。茶業情勢もあり大きな成果にはつながらないが、この連携が良い形になるよう今後も継続してもらいたい。そして帰宅。明日はまた冷え込むようで、気温変化を追いながら、風吹け、降霜になるな、と祈るばかりである。[22:20]
ぬくり園会合
●昨日の施肥話。時間もなく新ネタ、データの入れ込みがほとんど出来なかった。それを詐術で時間を伸ばす奴、だったのだが。本当は肥料資材一つ一つ掘り下げて話をしたい位だし、グラフも。今年の一番茶期における栽培関連調査も間に合わない状況であるので、ネタづくり本当にどうしよう、と思い悩むこの頃である(>_<)。茶園で枠摘みしたい、というかしないといけない、自分のためにも。
●今日の一冊。ティム・ドフェイ[著]『究極の紅茶をいれるために』【2009年,ソフトバンク・クリエイティブ㈱,¥1,429+税】。何度も書くが、本当に美味しい紅茶に出会った事がない。これは、美味しいという意味合いが、自分の中の物差しで納得できるかどうかの問題で、感動があるかどうか、という点に集約されるのだが。一方で、緑茶と半発酵茶(岩茶をそう分類するなら)では、その感動を得た事がある。でも、それが最高峰かどうかは、今後の経験によるのだが。そんな意味で「究極」を謳うこの本、はっきり言えば期待外れ。この程度の内容はすでに既知。更に言えば王道ではなく応用。しかし、そんな中に新たなものが生まれる素地がある事は否定しない。しかし、やはり紅茶は「なぜ、紅茶になったのか」という点を追求した上で、そこを一本のラインとして組み立てをしていく必要があると感じている。なぜ、紅茶になってしまったのか、という事か。
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[ 2013/04/12 ] お茶 | TB(0) | CM(0)

2013年4月11日(木) 施肥の話を少し

●今日は川根本町共同製茶連絡協議会と自園自製部会の総会が行われ、その後、合同研修会という事で1時間30分程時間をもらい「まだ間に合う一番茶に向けた肥培管理(仮)」と題して少しお話をさせてもらいました。好き勝手な事を喋っていい、と言われると本当に好き勝手に喋ってしまう自分。でもそれをどう受け止めてもらえるのか、という点については真剣に考えています。笑いも入れながら。講演の場では、芸人に徹しないと。
●とはいえ、その後の懇親会もあり、今夜も帰れないので、この文章も前日書き。故に怠業。
●[結果]結局与えられたら時間を10分程オーバーするわ、最後ははしょりになるわ、脇道ズレまくりで主旨がよくわからない、と後の懇親会で言われるわ、でした(>_<)。そのため、次の高座(三中さん表現)にお声が掛かるか分かりませんが、自分なりには喋れて満足もあるし、もうちょっと、具体性を、と考える新しい立場でのネタ披露でした。そして今日も地名で就寝。寒い、明日の朝、大丈夫かな。それだけが心配。
●今日の一冊。山内章[編]『植物根系の理想型』【1996年,㈱友博社,¥2,000税込】。土壌肥料をやっていると、やはりその前提としての見えない地下系、根圏の在り方について考えないといけない場面が多々出てくる。しかし、根は本当に見えない、調査しきれない等難しい。そんな意味で根に特化した本も少ないのが現状ではあるが、そんな一冊。果樹、林木、草本等調査法を含めた事例が掲載され、その効果等について記載されている。お茶については、根の適正生育を確保出来る土壌構造の構築については言える場面があるが、本当の適正吸収における根の在り方、あるいは目的品質確保のための根の在り方については、まだまだ追求していかなくてはいけないと思っている。まだ、やる事は山のようにあり、そしてその入り口にも到達してない、と感じる。
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[ 2013/04/11 ] 植物 | TB(0) | CM(0)

2013年4月10日(水) 日々一歩一歩

●一番茶に向けてソロリ、ソロリ。天候だけが毎日不安。早く始まってくれよ。嫌がらせかぁ\(゜ロ\)(/ロ゜)/。
●本日は2回目の品評会出品茶園の巡回調査。全体に順調で、前回調査結果をほぼ踏襲。今のままで行けば連休中には全ての出品園が終了予定。被覆作業日程等も詰まって来る。そして、なぜかこんな時期に茶花が咲いていた、why?
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●明日の研修会用スライドをPPで作成。色々考えるのだが、結局、ここかしこで笑いを取ろうと無理をするのがいけない。N野先生から5枚1枚笑いがない講演はダメ、という指導を受けたトラウマか。しかし、自分が喋っていて面白くない事は、多分聞いている方もつまらないだろう。そんな意味でお笑い芸人に徹する気持ち。
●今日の一冊。菊地和男[写真&文]『中国茶巡礼』【2011年,㈱小学館,¥2,520税込】。帯に書いてある「中国茶の奥義を極める」のあおり。しかし、この写真にはその迫力は確かにある。そして知るのは、中国茶は言葉でなく感覚で掴まなくてはいけない、という事。しかし、それは技術ではなく職人芸でしかないのだが。技術者としては、その感覚を普遍化出来る技術に変換していかないといけないと思っている。そんな意味で逆にお茶を創る前に見る事により気持ちを高めてくれる本である。謝謝。
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[ 2013/04/10 ] お茶 | TB(0) | CM(0)

2013年4月9日(火) 歓迎会

●迫りくる一番茶に向けた各種準備を進める。
●今夜は課の歓迎会。そのため、やはり夜は地名泊まりとなる。ゆえに怠業。
●また十分呑んで色々な話が聞けて(おそらく明日の朝の記憶率一割以下(>_<))そして、地名の寝床にぶっ倒れ(*´д`*)。布団があるだけでありがたい[23:00]。
●今日の一冊。篠田達明著『闘う医魂-小説・北里柴三郎-』【1997年,㈱文藝春秋,¥467+税】。学問とは政治でもある。自分の思い、信念を貫こうとするためにも、組織の中で生き抜くすべが必要となる。それを超えての思いは、外へ出てもつぶれないだけの能力と意思がないと達せられない。幼い頃に読んだ伝記では、北里柴三郎は、研究者、医療者の面だけが取りざたされていたが、実際はドロドロした政治を潜り抜け、そして看破し、自身の研究を続けて来たという足跡。自分の思い、そして知りたい事を手に入れるためには、やはりそのドロドロした部分に飛び込まなくてはいけないのか、と思うが。多分、それをするだけの気持ちの強さは、・・・。色々と思わせてくれる物語である。
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[ 2013/04/09 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2013年4月8日(月) 川根地域の茶園巡回

●今日は川根地域(旧3川根町)の一番茶生育調査をJAと農林事務所担当と一緒に。早い早いと言っているが本当にどれだけ早いのか。また、収量性等はどうなのか。品質については早くお茶を揉んで身体で感じたい。一方通勤途中の道路脇の茶園は既にこんな状態\(゜ロ\)(/ロ゜)/。
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●巡回結果は、4月2日の品評会茶園巡回をなぞる形で、やはり同様に順調。早い。昨年比では10-14日、平年をとらえても一週間程度は早い、という結果に。今週の冷え込みさえ回避出来れば、来週から手摘み等でお茶が始まる地区がちらほらしてきそうな感じです。20日過ぎれば、ガンガン、て感じですか。あー、慌ただし過ぎる[21:00]。
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●朝の通勤の関係で、フジのめざましTVでやっている『紙うさぎロペ』が見れなくなってしまったので、ついDVDを購入してしまった。あきら先輩(紙リス)の皮肉の利いた発言がいいなぁ。映画もやっていたんだ。
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●今日は夕方から11日の研修会の話のストーリーを自分の中で整理。そして、次へつなげるオチにどう持っていくのか、というつなぎ。さて、1時間30分で終わらない(横道ズ過ぎ)と思うが、さてさて。次は土壌と根の話でもしたいなぁ。
●今日の一冊。戸塚真弓著『パリからの紅茶の話』【2011年,中央公論新社,¥590+税】。お茶、紅茶、フランス人にとってのお茶とは。決して、専門家でない視点からの話はどっぷり浸かっている人間には見えない点を現わしてくれる。お茶を基軸にものを考える癖がついている人間にとって、そうではない多様な視点を考える場面が必要。そんな意味でこのような本は大事だと思う。本が好きで良かった。
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[ 2013/04/08 ] お茶 | TB(0) | CM(0)

2013年4月7日(日) 骨ごと休めモード

●4月最後の日曜日だから朝から温泉へ。とはいえ、本当に近所の「天神の湯」。朝タイム(6:00~9:00)は半額で入れるとの事でGO。炭酸温泉、死海の湯、川根茶の湯、等楽しめました。しかし、川根茶の湯で、あの緑の湯色はないだろう。複数の茶葉をブレンドし粉末にして、とあったが、どこのお茶を使っているのか。そして、お風呂に入った後は、やはりビン牛乳でしょう、と自動販売機が(さすが森永)。ただ、フルーツ牛乳がなかったのが残念。
F1000670.jpg男湯には、死海風呂があって、傷口にピリピリしました。 
F1000671.jpgコーヒー牛乳に心が揺れましたが、牛乳直接だとお腹がゴロゴロしてくるので(>_<)。
●しかし、1時間強お風呂に入っているもう一日何もやるのが嫌になる。やはり、朝寝、朝酒、朝湯は身上をつぶす、は間違いない。
●今日も11日の資料づくり。植物活性剤的な資材の活用が現場であり、その効果を聞かれる場面もあるが、昔、O化学の系列会社から出る食品残渣成分?から造った葉面散布剤を現地試験したところ、芽数に影響が出た事がある。その頃の担当との話の中ででは、第2側芽が伸びているようだ、との感じで、おそらくホルモン作用(植物ホルモン的)か何かが成分的に影響したのでは、という話になっていたのだが。ジベレリンなんかの効果については、複数の研究結果もあり、茶芽の節間伸長等効果も明らかなのだが。昔の資料を引っ張りだして、少しそんな話も盛り込んでみようかと思う。
●今日の一冊。大田垣晴子著『ぐう~の音』【2011年,㈱文藝春秋,¥457+税】。漫画家の著者が食に関する色々な体験レポート? 単なる紹介ではなく、著者の視点がひねりが利いていて面白く、またこれは、という発見があり、嬉しい。こんな情報満載本は大好きだなぁ。
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[ 2013/04/07 ] エッセイ | TB(0) | CM(0)

2013年4月6日(土) 土曜日だぁー

●年度初めの一週間長かった。やっと土曜日。しかし、今月の普通休みは今日と明日でおしまい。あとはお天気任せの毎日仕事が始まる。
●昨日は静岡県農業経営士の一番茶前意見交換会に参加。今年はどの産地も早いとの報告。スライドの写真も新芽様相を呈した茶園の様子が次々。その後の茶商さんのお話は、個人的にはそんな評論家話、誰でもできるなぁ、ここで言う話、と思ってしまう。生産-販売連携を言いながら、本当にどこまでそれを意識的にやっているのか、という点でも、・・・。講演は吉村紙業の橋本社長さんのお話で、これは女性視点、購買層嗜好等聞くべきポイント、そしてその活かし方ヒントが散見され、聞く価値はあったと。歳をとったせいか、何というか出来るだけプラスにならないいるだけ話みたいなのは回避したいのだが。
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●夜は統計飲み会。最近、ハマってしまった清水のお店へ今回も(連続3回目)。美味しい肴と美味しいお酒、そして、話をするのはディープな茶樹の生理生態の統計解析について、こんな手法でやるのが茶芽の空間構成を適切に表す事ができるんでないか、というような。何というか、なぜこんな生育、こんな成分、こんな推移をするのか、説明したい、という欲求だけ。こんな話を出来る人ははっきり言っていないので(茶園施肥の話だけでも、聞く耳もたん人ばかりの茶業の世界)、本当に充実した飲み会時間となる。美味しい肴の紹介。毎回美味過ぎて、ただただ食べてしまうのだが。
F1000160.jpg先付けは、ホタルイカと春野菜の酢味噌和え
F1000163.jpgお刺身は、黒ムツと太刀魚を炙りで
F1000166.jpgスルメの天ぷら、本当に旨味溢れる酒の肴
F1000168.jpgバチマグロのハラモの炙り。蕩ける。
F1000170.jpg生ハムとアボカドのコンビネーション。この組み合わせは良い。
F1000173.jpgウオッカに合うチーズとドライフルーツ。この店ではウオッカです。
F1000175.jpg旬の筍の天ぷら。地元清水の両河内の筍は有名。勧められてメニューになかったのに天ぷら作ってもらいました。
F1000176.jpg筍とワカメの煮もの。これはメニューにあり。出汁がいい、そして筍も柔らかく、さらにワカメがうまい。
F1000177.jpgチンゲン菜海老あんかけ。〆にパスタを頼むつもりでしたが、これが雑炊みたいな素敵な味わいで十分満足してしまい、今回もパスタにたどり着けませんでした(>_<)。新メニュー魚介とトマトのスープパスタ、食べたかった。
F1000178.jpgアブソリュートブルー・ウオッカトニック。ウオッカ、ロックでやっていましたがウオッカカクテルも最高\(゜ロ\)(/ロ゜)/
●とりあえずメニュー表を今回も載せてしまえ。
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●季節に合わせて桜の香り立つウオッカもお薦めで呑みました。次回は清水の桜葉の香り立つ「まちこ」をお土産にお店に来なければ。
●やはり、生育のばらつきをどう捉えるかが重要で。それをどう表現していくか。どう判断するか。
●今日は、来週11日に「好きに話して下さい」と与えられた1時間30分の茶樹生理、施肥話のパワーポイントづくりに励まないと。好きに喋れるっていいなぁ。
●今日の一冊。西原理恵子&吾妻ひでお著『実録!あるこーる白書』【2013年,㈱徳間書店,¥1,200+税】。好きな漫画家2名による真面目?な話。一人は旦那をアルコール依存症から亡くし、一人はアル中で入院という、まさに放埓なアルコール絡みの酒人生をおくってきたそんな話。かなりシビアにきつい話が載っている。そんなのを読むとお酒こわい、と思ってしまうのだが。もともと呑めない体質なので、呑んでも肴を中心に楽しむタイプなのだが、先日の飲み会でお酒が美味しいと思ってしまう場面があり、あ、やばいかも、と最近思っている。
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[ 2013/04/06 ] エッセイ | TB(0) | CM(0)

2013年4月5日(金) やっと金曜日だ

●今年は4月1日が月曜日のため、新しい職場での一週間は長かった。それでもまだ経験現場だからいいのか、と。よく考えてもまだ一週間しか経っていないのには、・・・、びっくりだ。
●今日は統計飲み会。一番茶前は最後でしょう、さすがに。詳しくは多分明日掲載かな。
●今日の一冊。藤原俊六郎&安西徹郎&小川吉雄&加藤哲郎編『土壌肥料用語事典-第2版-』【2010年,(社)農山漁村文化協会,¥2,800+税】。昨日の用語事典の第2版、とはいえ、完全に新版。中身の書き方、スタイル、用語説明から全く異なるもので、前版に入れ込み過ぎている私としては、ちょっと肌に合わない感じ。それでも購入したのは前版が完全に本として物理的に崩壊しつつあるので(ページがバラバラになるのをテープで固定している)。今から購入する人はこれしかないぞ、とはいえ、これしかなければ、受け入れるんだろうなぁ。これもボロボロになるまで読み込めばいいのだが、内容的には記載が違っても理解している分だけ頭には入ってこない。歳を取ると頭が近似事項の追加記憶を拒否する傾向が、そんなものか。
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[ 2013/04/05 ] 土壌 | TB(0) | CM(0)

2013年4月4日(木) 朝から晩まで会議色々

●今日は朝から白葉茶に始まり、品評会品評会関係の会議、そして夜は懇親会と。一日が長い。
●本日は家へ帰れないので、これは昨日中に記載、掲載。従って、怠業。
地名農林業センターの布団にお邪魔させて頂いて、まさに寝に落ちるばかり。しかし、お茶の話ばかりが出来る飲み会というのも本当に貴重だな、と感じる。まさに微力、しかも自分勝手な自分を使って頂けるありがたさは、既存の組織ではない部分で。やるしかないだろう、と。でも、今日は寝ます(*´д`*)。
●今日の一冊。三好洋&嶋田永生&石川昌男&伊達昇編『土壌肥料用語事典』【?,(社)農山漁村文化協会,?】。元々は土壌肥料屋ではなく、大学では植物ホルモンの分析。働き始めてお茶をやり、それに関わる部分で土壌肥料に興味を持ち、実質的には独学。特に15年位前に空港対策の代替農地(造成地)の後始末の際に、やむにやまれぬ事情もあり(というか、何でうちの部署に後始末が回ってくるのがよく分からない。結局、その後始末を押し付けた方は出世し偉そうに退職していったのだが)、特に土壌関連の勉強を追いつめられるようにした。その際に用いた本がこの用語事典。現在はこの版での販売はない(別形態の新版ではあるのだが)。ほぼ素人だった自分にとっては大変勉強になったし、また幾度となく読み返した結果、写真のように表紙も裏も取れ、索引もボロボロ。でも本当に役に立ちました。勉強させてもらいました。そのおかげで、現場でそれなりに分かった口がきけるようになりました。感謝。
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[ 2013/04/04 ] 土壌 | TB(0) | CM(0)

2013年4月3日(水) 茶園は楽しい

●今日は朝から、通勤経路脇の茶園を観察したり、地名農林業センターのハウス茶園の様子を見たり。やはり、チャの芽を見ているだけで楽しい。午前中は天空の茶産地関連の打ち合わせ。お茶が早い中、どう生産工場と茶商間で連携を取っていくのか、また共同工場の今後の在り方等について意見交換。午後は、役場の共有ネットワークシステムの使用について、新採職員とともにパソコン研修。何度か眠りに落ちそうに、というかガクガクと落ちかけていました。やはり外仕事がいい。今日の茶園の様子を掲載。
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●道路脇の早い茶園。やぶきたなのに既に1枚半位かな。
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●ハウス茶園。どうしても芽が薄いため、遅れ感が茶園全体では見える。一芽一芽はそこそこ伸びているのだが。水をもう少し小まめにコントロールする方がいいのか。
●なかなか通勤疲れもなくはなく、今日は怠業。もう少し、施肥の話をしたい。来週は1時間半時間をもらっていた。資料づくりを急がないと。
●今日の一冊。脇田英治著『数値解析のはなし』【1999年,技報堂出版㈱,¥2,000+税】。何と言うか、表紙に羅列された単語にフラフラ惹かれて(こんなんばっか)購入。実際、の問題解決のための技術手法ですよ、というスタンス。だからモデルとかではなく、数値解析という標題。これはこれで勉強になる本です。でも多くの実例が土木関連のため、植物系の自分としては今ひとつ実感が湧かないのはしょうがない事。
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[ 2013/04/03 ] 統計 | TB(0) | CM(0)

2013年4月2日(火) 品評会出品茶園巡回

●今日は品評会出品予定茶園の巡回調査。今年の茶園の状態はどんなんか関係者でグルグル。やはり、芽の動きは早い。いや、驚くくらい早い。5年間川根本町の全国茶品評会に関わってきて、一番早い。6年目にして職場も異動しての対応が、まだ4月2日なのに、何だかもうギリギリとやらないと間に合わないじゃん、て気持ち。その芽の一部を掲載。4月下旬には懸命にお茶揉みしているんだろうなぁ。
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●あと、巡回途中に天空で屋久島の新茶を御馳走になりました。もう少し新茶らしさを大事にしても、と思わなくはないですが、お茶としては、きっちり呑みやすく商品になっている、という感想。
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●夜はN園に呼ばれて、品評会出品対策について少しお話をさせてもらって。専門は製茶でないので、自分が品評会茶を揉んでいる感覚を言葉にしたり、整理したものをベースに、基本上乾きをさせない、という点を死守しながら、そのために機械をどう使うか、という説明。今の機械は進歩しているけど、それを昔の機械の感覚で使っているからダメなんではないの、という話。なぜ中揉で揉まずに上乾きさせるのか。なぜ、葉打ちで真剣に茶葉の水分状態を確認しようとしないのか。製造技術いまだに感覚を超えず。最後には専門は土壌肥料なので、施肥の話で呼んで下さいでまとめて、1時間30分でした。でも、こんな勝手な話を聞いてくれるだけありがたいと思うのでありんす。
●今日の一冊。竹村彰通著『統計-第2版-』【2007年,共立出版㈱,¥2,700+税】。ちなみに第1版は1997年初版。本当に統計の基本的な意味合いを理解する上で、このような基礎的書物は欠かせないものである。一方で第2版になった事で、図の例示等における使用ソフトは「R」が使われている。やはり、時代ですね。統計モデル、尤度関数、という章の立て方も時代に通じているのだろう。しかし、この基礎的書物さえも十分理解したか、といえば、・・・。まぁ、統計を講義する訳ではないのだから良いのだろう。
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[ 2013/04/02 ] 統計 | TB(0) | CM(0)

2013年4月1日(月) 今日から「川根茶ん」です

●川根本町へ初登庁。大人なので何かやらかす事無く、上手に溶け込んで、てらしくない。しかし、やはり色々な事が初めての事ばかり。周りの方にも気を遣わせてしまい申し訳ない、という感じです。通勤は、ボッ~と運転していて着いた、帰ってきた、という感じ。朝の出発時間をどこまで寝坊できるのか今後調整予定。
●せっかくなので、川根本町農林業センター(川根本町地名)の茶芽の生育状況をアップ。ハウスだけど枝条が荒いためか芽数が少なく、芽重型の茶芽状態で、こんな感じ。露地の道際とそんなに差がないなぁ。やはりハウスでも加温処理をしないとそんなには早くはならないんだなぁ。それでもここは中旬に製造を予定します。
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●今日の一冊。丹後俊郎&Taeko Becque著『統計解析の英語表現』【2009年,㈱朝倉書店,¥3,400+税】。英語が苦手である。よく読めないし書けない、喋れないの三重苦。それはひとえに努力が足りないから。努力って難しいですよね。そんな一方で、統計解析ソフトにPrismという英語版ソフトを使用してグラフ等を作ったりしている。いいのかそれで、と前々から思ってはいるので、せめて統計分析英語だけでも理解しようと購入。しかし、寝た本になってしまっているので心機一転、今年はこの本を必ず毎日目を通そうと。頑張ります、カツオと一緒で三日坊主かもしれませんが、頑張ります(>_<)。
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[ 2013/04/01 ] 統計 | TB(0) | CM(0)