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2013年1月19日(土) お休み嬉し

●寒い朝です。昨夜も帰りが寒かった。静岡人は寒さに全く弱い。二日連続で夜現場仕事でその他色々外的圧迫要因が日常でも連続したので疲れはピーク。ただ明日も山まで夜仕事へ行かなくてはいけないので、今日だけ全てを忘れてのんびり。まずは図書館へ借りっぱなしの本を返しに行かないと。
●行ってきました図書館。良いですね、図書館はやはりいい。ただであれだけの本が読める環境、素晴らしいものです。人類の一番の発明。お昼は近所のお肉屋さんで、各種揚げものを購入。その場で揚げてくれるので美味しい。今日は、イカとジャガイモとハムサンドとヒレカツ。もちろん、一人では食べない。お店のおばさんが良い人で、イカの小さいのおまけしたから、と追加してくれた。こんな近所づきあいのできるお店があるとありがたい。スーパー、コンビニ、確かに便利だけれど。最近、お魚屋さんも開拓した。それまた美味し、なのである。
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●樹体充足と新芽の品質的プラトーへの施肥窒素量の影響は異なるのか。収穫芽について、収量及び含有窒素成分等を調べると、一番茶においては上限投入窒素量30kg-40/10a程度(春肥12kg/10a+秋肥12kg/10aと調整肥としての夏肥9kg/10a×1~2)で十分プラトーに達すると複数の処理区を枠摘み調査した結果から個人的には判断しているのだが(摘採面の枝条構成の違いによる新芽の空間構成状況が、面的な収穫性に及ぼす影響差の発生はありえるが)。
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●一方で樹体、例えば茶株面古葉における窒素含有率、あるいは窒素含量は、端的に投入窒素量でプラトーという形にはならない感じをしている。グラフは茶株面古葉のリーフパンチ調査における秋期~春期の全窒素含量を時系列に示したものだが、投入窒素量との連動が高く、みえる。前原らの調査では上限4.0%、下限1.7%というデータがあるが(あくまで濃度データ)、これも明確に施肥窒素量と関係性をしめしたものではない。樹体充足の在り方については、今後、もっと検討を加えて知見を得たいと思っている。
Smooth of Data 1 nitrogen weight75
●今日の一冊。飯田辰彦著『日本茶の「勘所」』【2012年,鉱脈社,¥2100税込】。知り合いの茶農家さんがお二人取り上げられているので購入。土屋鉄郎氏、益井悦郎氏。土屋氏は煎茶の、益井氏は発酵茶の、川根本町、いや全国的にも第一人者である。土屋氏がこの本の中で語る「全品茶の製造工程中における花香系の継続」については自分が感じたことを土屋氏と会話した事で、今でも土屋氏に会う度に言われる事である。川根茶の凄さを初めて感じたお茶づくりの体験であったが。今でも川根茶はなぜあれだけのものとなるのか、他産地での経験を踏まえて自問自答する毎日である。著者の語る「萎凋」については、本来的な技術的視点での「萎凋」の意味合いではなく、お茶の持つ、あるいは発する「香り」というものを前提とした「萎凋」という捉え方をしていると理解しているが、おそらくその分けを本人は認識されていないのだろうと文章からは読み取れる。しかし、日本茶を語る上で特一級の方々が取り上げられているのでその紹介を読むだけでも、身になるものがあると感じる。この文章で語られる土屋氏と自分の経験を重ね合わせて今年も品評会製造に臨まなくてはいけない。
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[ 2013/01/19 ] お茶 | TB(0) | CM(0)