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2013年8月31日(土) 8月もおしまい。最終日。5ヶ月経過。

●今朝の新聞。審査結果に一喜一憂する事はよろしくないけど、生産者の努力、産地としての取り組みの努力を見ているだけに、結果が形となり、一般にアピールできる事は素直に嬉しい。
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□産地賞受賞。何だかんだ言っても新聞の一面に産地の名前が載る広告力の大きさは違います
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●昨日の結果に思う事。冷静になって、審査結果表を見ながら、審査員の審査の流れを分析すると。審査項目の順番で。
●外観:満点20点が17点、19点が10点。県品と異なり、この間口を狭めない外観点の付け方で救われた川根本町だと思う。何だかんだ言っても外観傾向は、拝見盆における揃いであり、一方で色目が浅いものははかなり厳しく落とした感はあるが。それでも被覆の濃緑という傾向は上位茶の絶対数から変える事はできないのだろう。
●水色:かなり厳し目に落としている。満点30点は8点。外観点が高くても5点落ち等もあり、見える審査だけに赤みを気にした感が大きい。
●香気:面白過ぎる。上位4点以外の75,74,73点ついてるのが京都、京都、滋賀。そんなにして拾いたいの、て感じ。それに下げ方が露骨で。外観、水色、と満点で来たものを極端に2グループに分けている。よほど、お気にめさないのでしょう。ようするに香気で「さわる」感が強くあるものは否定しているのだろう。しかし、普通煎茶という点でみたら、本来評価されるべきものがマイナス評価になっていると、個人的には判断している。まぁ、前述のように関西系を拾おうと思ったらその評価もしょうがないのだろうが。概評である「新鮮香のある」はどの鼻で判断しているのだろう。「ミル芽香」との違い、審査員は分かっているのだろうか。
●滋味:これも珍しい審査。最後に絞り込まれた上位数点の順番決めではなく、そこに香気で落としたものも点数を満点に持っていこうとしている。味の評価としては適切なのかもしれないが、それがカブセ系のものが並んでいるのみると、どうなんだろう、て思う。
●県品よりはまし、と昨日は書きましたが、内容審査でのブレは何にしてもしょうがない。しかし、やはり、これではどんなお茶を目指すべきなのか、その指針が立てられるものではなかなかない。しかし、県品普通煎茶の外観で一気に間口を狭める方法は完全に???であるが。
●川根茶としての大道、本道。そして、審査対応における技術。今後もこの矛盾は抱えていくしかないのだろう。今年の結果は、接戦の末のギリギリでの産地賞。それが前述の矛盾下での勝負での仕方がない事なのだろうけど。
●そんな中での釜炒り茶の二等入賞は、これは完全な技術反映であることが明確であるため、素直に嬉しい。外観20点を取るための中揉機の使い方、そして仕上調整の努力。釜香付加のための仕上乾燥の工夫、それによる「香駿」の独特の香りのマスキング。三大産地、佐賀、熊本、宮崎、に今回は産地賞という形での割り込みはならなかったが、来年は更に上を目指す事で、技術としての釜炒り茶産地「川根本町」として今後確立がされるだろう。また、これらマニュアル化された技術は、更なるお茶づくりに発展していくと期待しているが。
●何にしても、町へ来させて頂いて、好きにお茶時期過ごさせて頂いた、その結果として、一つの形になった事がありがたいです。結果に少しでも寄与で来た事が朗報です。さて、次は何を目指す。
●そして、8月もおしまい。明日から9月。5ヶ月経過し、あと7ヶ月のカウントダウン。残りの日々でやるべき事をやっていかなくては来た意味がないので。
●今月のJOJO⑧。ワムウと決着、そしてカーズとの闘い。そしてアルティメットシング・カーズは⑨に持ち越し。
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●今日は長男の誕生日。リクエストに応えて「焼肉喰い放題」へ行ってきました。よく食べるわ、子供達は。
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●今日の一冊。日本植物生理学会[編]『これでナットク!植物の謎part2』【2013年,㈱講談社,¥980+税】。最新の知見も踏まえて、でも素人にもわかり易く。素人としては大変ありがたいし、自分の仕事のネタになりそうな話もチラホラ。嬉しいなぁ、こんな本をどこの学会でも出してくれると嬉しいのですが。
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[ 2013/08/31 ] 植物 | TB(0) | CM(0)

2013年8月30日(金) 雪辱を誓い、屈辱の県品、そして今日全品で産地賞を

●今年の全国茶品評会の審査結果が出ました。
●昨年の全品静岡大会での雪辱を誓い、積み上げてきたものは、先日の静岡県茶品評会の審査結果、はっきり言えば惨敗、を受けて無残にも粉々に。屈辱の日々を過ごし、そして、今日審査結果が発表されて(>_<)。
●普通煎茶4kgの部。一等1席(1位)は逃しましたが、一等2席(2位)に相藤令治さんのお茶が入り、二等1席(7位)に土屋鉄郎さん、二等2席(8位)に高田智祥さん、二等4席(10位)に川崎好和さん、と続いた結果、産地賞日本一は川根本町に(^O^)/。二年ぶりの日本一の産地奪還です。
●トップがない中でのギリギリの産地賞ですが、素直に嬉しいです。審査結果の分析はこれからですが、ちょっと見た感じでは審査内容について言いたい事は県品同様あります。ただ、全品の方がまだまし、という感じです。そう考えると、やはり来年以降は、県品と全品を方向性を違えたお茶づくりが必要になる、という事なのですが、それは、また報告の形で別に。
●また、釜炒り茶の部では、二等3席(8位)に川根本町茶振協の「やぶきた釜炒り」が、二等7席(12位)二等8席(13位)に瀬沢共同製茶の「香駿釜炒り」が入賞しました(ただし、13位のお茶は参考出品)。今までの最高位が三等1席(8位)だった事を考えると快挙。というか、九州が本産地で、佐賀県、熊本県、宮崎県の釜炒り産地の牙城に6年前はダントツの最下位でしかなかった川根の釜炒りが、それらと肩を並べて評価されているという事実は本当に素晴らしい事だと思います。しかも、独特の香気を持つ静岡県奨励品種「香駿」で評価されるという成果。その根本は、釜炒りというものを技術体系化し、品評会出品茶の分析を徹底して行い、釜香を含めた研究に努めた川根本町、そしてのその中心となったJAのY道先生と地名農林センターのK平場長の努力以外の何物でない、と。
●嬉しい、本当に嬉しいです。来年は、更に上を目指すよ、釜炒りは。
●今年の結果、けっして、2年前の鹿児島大会の1位2位3位の表彰台独占の時の様な圧勝でもないし、ギリギリの結果だと思っています。でも、一昨年の鹿児島大会での名誉から奈落の底へ落とされた昨年の県品、全品。そして今年の県品。何を目指すべきなのか、それさえも分からなくなってきたところですが、今回の全品を一つの切り替えの妙として考えたいと思います。
●これらの結果を受けて、自分としては、責任を果たした感もあり、また、この先の事については、残り7ヶ月の中でやるべき事をやっていかなくてはいけないと思っていますが、それはバトンタッチ的なものであるのかもとも思うところです。
●何にしても、今夜は久しぶりに気持ち良く眠れそうです。よかった、そして川根本町、おめでとうです。
●今日の一冊。大場秀章[著]『はじめての植物学』【2013年,㈱筑摩書房,¥820+税】。やはり、基礎がない、と感じる場面が多々あって。自分の専門は?と聞かれると困ってしまう。お茶、土壌肥料、栽培、製造、でも、本当にそれが専門なのか、と言われると。色々な場面を場所を渡り歩いている自身の職歴が結局、その散漫な状態を招いているのか、それともやはり、基本がなってないのか。植物の勉強します。
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[ 2013/08/30 ] 植物 | TB(0) | CM(0)

2013年8月28日(水) 平日に怠業モード

●今日も事務屋さん。昔から事務屋さんだったような気になって来てしまった。気持ちが後退。
●技術屋ってなんだろう、本当に技術を持っているのか、いや持ってません。
●頭の中がグルんグルん。何か外部刺激を受けないとアカンって。
●今日の一冊。日本植物生理学会[編]『これでナットク!植物の謎』【2007年,㈱講談社,¥940+税】。確か、植物生理学会のHPにQAのコーナーがあって、かなり専門的な質問と答えが飛び交っているが、これは、その中から素人向けに抽出したものなんだろうか。書き方が微妙に専門性を持っていて、これくらいは知っているよね、という入りがあったりして、それはそれで楽しいのだが。植物、面白いです。まだまだ謎は多し。
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[ 2013/08/28 ] 植物 | TB(0) | CM(0)

2013年8月27日(火) まだまだ

●今日も事務仕事に専念。向いているちゃ向いているのかもしれないけど長続きしない、気持ちが。今週もこんな感じで過ごしてしまうとやばいのですが。
●週末には一つの結果が待っている。その結果次第でまた考える事があるのだが。
●先日、通勤途中の道でイノシシの交通事故被害を発見。タヌキの事故は月に2-3回は見掛けるのだが、イノシシは川根に通い始めて6年目だけど始めて。なかなか凄惨なものでした。ぶつかった車がどうなったのかも気になるところですが。
●気持ちを落ち込ませていてもしょうがないので、グラフをつくる。年間施肥において、時期別肥料を削減したらどうなるか、という試験区組んでやってみたもの。調査はリーフパンチにおける窒素濃度。秋肥から処理を開始したのだけど、N濃度はきっちり、施肥削減効果が秋整枝株面葉の葉片サンプルに出ている。
時期別削減LP
□無施肥処理、No-fertilizerは明確で好き。やはり、施肥をしない、という選択肢は重要である。でも、これが葉片重量とN量で見るとちょっと違うんだな。処理開始時の処理区間における茶樹状態の差があるのかな。連年試験の結果も併せて後ほど、また。
●今日の一冊。四手井綱英[著]『森の生態学』【1976年,㈱講談社,¥780税込】。林業室が隣りにあるから、ではなく、やはり、群落としての植物の捉え方を考える場合は、森林という一つの極相が考え方の基本を示してくれる。この本も35年程前の本となるが、基本的な事は全てカバーしてくれている。そう考えると、新たな発見とか、知見というのは何十年経とうとそうおおきくはないという事なのか。お茶の事もしかり。根本はどうなの、という事に答えを出していくようにしなくてはいけない。
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[ 2013/08/27 ] 植物 | TB(0) | CM(0)

2013年6月14日(金) 天気に右往左往\(゜ロ\)(/ロ゜)/

●今日は二番茶の一般製造が入る予定だったのが、天気が不安定なため、明日に延期。の予定が、昼から製造となり、2ホイロ。並行して、品種園混合の発酵茶づくりのための萎凋作業と赤芽白芽を採取した在来園の刈りならし作業と\(゜ロ\)(/ロ゜)/。品種園の品混茶葉は、明日、釜炒りと紅茶づくりを予定。
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□品種混合萎凋葉。簡易萎凋後、これで30%重量減。明日には40%かな。
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□赤芽白芽を採取した在来園の茶葉。明日処理予定。
●二番茶の一般製造はNさんのレール茶園だったのですが、二番茶らしくなくとっても力強い茶葉で。二番茶という意識で揉み始めてしまったため、1ホイロ目は中揉で時間は掛かるわ、精揉は引いてこれないわ、で大変でした。2ホイロ目には修正が利いて通常時間で処理できましたが。自分も成長したわ。
●明日も明後日もしばらくは発酵茶づくりが続く。萎凋釜炒りも処理判断のための試験製造しとかないと。
●と、いう訳で相変わらず休めない日々。しかし、倒れない丈夫な身体だ。メタボ、関係ないね、健康には。
●明日は地名泊の予定のため、ブログは明後日追加記入します。
●今日の一冊。瀧本敦[著]『ヒマワリはなぜ東を向くか』【1986年,中央公論社,¥680税込】。時代を感じ内容ではあるが、時節のトピックを取り上げ、でも、まだ分からない事がある、という〆は嫌いではない。色々な研究がなされても、確実にこうだから、という結論にはなかなか至らないもの。それでも、何かのヒントや次につながるような結果を求めて、日々、自然摂理の探求を図るのが研究者である、と思う。最近、横道へ行き過ぎ。もう少し王道の研究を探求しないといけない、と思う。
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[ 2013/06/14 ] 植物 | TB(0) | CM(0)